【2022年最新版】インサイドセールスの求人トレンドを分析してみた

【2022年最新版】インサイドセールスの求人トレンドを分析してみた

目次
 

増加傾向にあるインサイドセールスの求人。とりわけSaaS/IT系ベンチャーにて求人ニーズが高まっています。本記事では、インサイドセールスがなぜ注目されているのか、どのような人物が求められているか、など求人トレンドを解説します。

1. インサイドセールスとは

インサイドセールスとは、Web会議ツールやメール、電話などを利用し非対面で行う営業手法のことを指します。The Model型と呼ばれる分業型の営業組織においては、マーケティングが獲得してきた新規リードをターゲット別などで振り分け、リードの精査や育成を行いながら、優良な見込み顧客とのアポイントを獲得しフィールドセールスにパスする、というのがインサイドセールスの役割です。

分業型の営業組織は営業効率や生産性を向上を目的にSaaS/IT系企業、国内大手企業による導入が進んでいます。 詳しい仕事内容や必要なスキルなどは下記の記事でもご紹介していますので参考にしてみてください。



2. インサイドセールスのニーズが高まっている理由

  • 分業型組織の導入が進むSaaS/IT系企業自体が、増加しているため
  • 営業組織変革として、分業化で生産性、効率化を目指す企業の増加
  • デジタル化が進む顧客の購買行動への対応として分業化
  • コロナによって訪問型の営業が難しくなった

転職エージェントdodaの「”新しい時代に求められる営業職”に関する調査」(2021/8/23)によると、「インサイドセールス」「カスタマーサクセス」職の求人が2年半で約7.4倍に増加していることがわかりました。営業職全体はほぼ横ばいの中で、これらの職種が特に増えているため企業側のニーズが集中していることがわかります。

3. インサイドセールスへの転職が注目されている理由

3-1. 未経験からキャリア形成を図りやすい職種

  • インサイドセールス未経験からの転職が可能
  • 接客・飲食、販売、対面営業職など、BtoC営業からの転職も可能
  • 他の営業職種と比較して失敗が許容されやすい
  • 必要な専門技術スキルが限定的

未経験であっても転職は可能です。BtoC営業の経験しかなくても、エムエム総研が運営するエムエム デジタルセールス・アカデミー(150名以上の人材輩出実績あり)などの講座を受講すれば転職の可能性も高くなるでしょう。

また、インサイドセールスは、未取引の顧客へのアプローチが多く、受注を左右するフィールドセールスや既存顧客との継続をミッションとするカスタマーサクセスと比較して失敗が許容されやすい業務内容です。加えて専門技術も限定的なため、未経験からスタートしやすい職種です


下記の記事で詳細を解説していますので、未経験からインサイドセールスを目指したい方は、ぜひ、ご覧ください。



エムエム デジタルセールス・アカデミー未経験者コース講師 米田氏へのインタビュー
「営業経験ゼロでも目指せるインサイドセールス! 〜いまチャレンジすべき理由とは?〜」



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国産認知度ナンバーワンMAツール「SATORI」のインサイドセールス求人。2022年1月に総額約20億円の資金調達を実施し、営業組織の強化を図っています。

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4. インサイドセールスは働き方・キャリアの選択肢が広い



  • 内勤型営業
  • 在宅勤務(フルリモート、リモートワーク)も可能
  • 営業時間内に顧客へ営業するため、時間が限定的でメリハリのついた働き方が可能
  • マネージャーになれば年収1,000万以上も目指せる
  • 地方在住者、子供を持つ女性、障がいのある方でも働くことができる

5. インサイドセールスの組織での役割・業務

  • 見込み顧客(リード)の育成や精査を通じて商談化を生み出す
  • 分業型組織ではマーケティングとフィールドセールスとのハブとなる
  • 企業によってはアポイント獲得だけでなく、オンラインで商談する場合もあり
  • 顧客の課題・ニーズを発見する
  • 中長期的な顧客との関係維持の役割も持つ

基本的に、顧客へのアプローチによる成果の創出が短期的目標であり日々の業務となるため、アプローチの質・量をうまくコントロールする必要があります。 顧客の情報を調べようと情報収集することも大事ですが、その分、架電の件数が減る可能性がありますので、数値・時間管理などセルフマネジメントも業務では重要になります

6. インサイドセールスに必要な経験・スキル

下記は、インサイドセールス職の募集要項例です。企業によって仕事内容も異なるため必須条件に若干の違いはありますが、活躍するために必要な要件や歓迎条件は類似している傾向にあります。

6-1. <必須要件>

  • 社会人経験3年以上
  • 新規法人営業1〜2年以上(無形商材)
  • アウトバウンド実務経験
  • 自身で架電し、商談に結び付けた経験があると望ましいです。

6-2. <歓迎スキル>

  • インサイドセールスの経験
  • オンラインセールスの経験がある
  • BtoBマーケティングの経験がある
  • ITツール(コミュニケーションやタスク管理ツール等)の利用経験

7. インサイドセールスになった人の経歴

  • 法人営業経験者
  • 接客・飲食、販売、対面営業職

基本的に、企業は法人営業経験者でBtoBのビジネスを理解している人材を求めています。またSaaS顧客の成功(カスタマーサクセス)を前提にした営業アプローチのため、有形商材より無形商材の営業経験が評価される傾向があります。

8. 企業が求める人物像

  • 企業のミッションやバリューに共感する方
  • インサイドセールスとしてキャリアを積みたいマインドがある
  • チームワークを大切にする
  • 論理的思考力を持つ方

といった人材が採用されるでしょう。



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エンタープライズインサイドセールスとして、個社ごとに戦略を立てながら最適なアプローチを探る、ハイレベルなインサイドセールスにチャレンジできる求人です。

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まとめ

インサイドセールスの求人トレンドをご紹介しました。求人を見ても、実際の業務イメージやカルチャー、働いている人の傾向などはわかりづらい場合もあるでしょう。 転職エージェント「マーキャリ NEXT CAREER」ではSaaS/IT系ベンチャーに特化した転職サポートを行っており、本記事での2社はもちろん、非公開求人の紹介や、企業毎の特色をお伝えすることが可能です。転職をお考えの方であれば、ぜひ、一度ご相談ください。



マーキャリ 編集部

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