【2024年版|営業職1,004名に調査】デジタルネイティブ世代の約6割が転職を考えている!?転職で最も重視するのは〇〇

【2024年版|営業職1,004名に調査】デジタルネイティブ世代の約6割が転職を考えている!?転職で最も重視するのは〇〇

「セールス、マーケティングのデジタルシフト」を支援するマーケティングカンパニー、株式会社エムエム総研(本社所在地:東京都新宿区、代表取締役CEO:萩原 張広 以下、「エムエム総研」)が運営するSaaSセールス特化型転職エージェント『マーキャリNEXT CAREER』は、営業職の20代~30代男女1,004名を対象に、「2024年に注目する転職のトレンド」に関する調査を実施しました。

<調査背景>

コロナウイルスによって国内企業のDX推進は加速し、今年は「物流の2024年問題」と言われるようにトラックドライバーの時間外労働時間の上限が年960時間に制限されるなど、各業界においてもますますDX化へ向けた取り組みが予想されています。

こうしたDX変革が進む中、デジタルネイティブ世代と呼ばれる現代の20代から30代の若手ビジネスパーソンは、現在就業する業界、そして今後のキャリアについてどのように考えているのでしょうか。転職の検討や注目する業界に傾向はあるのでしょうか。

そこで今回、『マーキャリNEXT CAREER』(https://next.mar-cari.jp/)を運営する株式会社エムエム総研は、営業職の20代から30代男女1,004名を対象に、「2024年に注目する転職のトレンド」に関する調査を実施しました。


<調査サマリー>

・約6割が転職を考えていることが明らかに。

・転職のきっかけ、最多理由は「給与の低さ」

・転職の軸は「働きやすさ」「給与水準の高さ」「ライフワークバランス」

・今後注目の業界は「IT/通信業界」「インターネット/広告業界/ゲーム」「医療/介護サービス」

<調査概要>
【調査概要】「2024年に注目する転職のトレンド」に関する調査
【調査期間】2024年2月1日(木)~2024年2月2日(金)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「PRIZMA」によるインターネット調査
【調査人数】1,004人
【調査対象】調査回答時に 営業職の20代~30代男女 であると回答したモニター
【調査元】株式会社エムエム総研(https://www.mmsouken.co.jp/)
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

デジタルネイティブ世代の営業(ビジネス)職の実態とは

「今回調査に協力してくださる方の現在就業している業界や勤務年数は以下の通りになります。
『金融/保険(18.2%)』『メーカー/製造業(15.4%)』『小売/運輸・物流/飲食(12.7%)』『商社(9.8%)』『不動産/建設業界(9.8%)』『IT/通信業界(9.2%)』『サービス業(8.7%)』『人材サービス(3.1%)』『医療/介護サービス(2.7%)』『インターネット/広告業界/ゲーム(2.2%)』『マスコミ・広告・デザイン(1.9%)』『教育・学校/エネルギー(1.9%)』『コンサルティングファーム/監査法人・事務所(0.9%)』『その他 (3.7%)』
『1年未満(2.0%)>』『1年以上~3年未満(13.8%)』『3年以上~6年未満(23.4%)』『6年以上~9年未満(20.3%)』『9年以上(40.5%)』

6年以上と回答した方が6割を超えることから、比較的、勤続年数が長い傾向にあることが読み取れます。

以前は終身雇用が当たり前の時代でしたが、近年では年金問題やNISAなどの投資、転職に対する価値観の変化など、社会的情勢が大きく変わりつつあります。

そのような中で、現在就業している業界について人気があると思う方はどのくらいいるのでしょうか。

現在就業中の業界は、人気があると思いますか?

「現在就業中の業界は、人気があると思いますか?」と質問したところ、『とてもそう思う(9.1%)』『ややそう思う(31.4%)』『あまりそう思わない(41.4%)』『まったくそう思わない(18.1%)』と回答しました。

「あまりそう思わない」「まったくそう思わない」と考えている方が6割以上と多いことから、社会の変化が影響している様子がうかがえます。

6割以上が転職を考えている!?その最大の理由は「給与が低いこと」

現在就業している業界について「人気があると思わない方が多い」ことが示されましたが、キャリアや成長機会の少なさに課題を感じている方もいるのではないでしょうか。

現在転職を考えていますか?

そこで「現在“転職”を考えていますか?」と質問したところ、『半年以内の転職を視野に考えている(10.2%)』『年内の転職を視野に考えている(13.1%)』『具体的な時期は未定だが転職を考えている(37.5%)』と回答しました。

具体的な時期は未定という方まで含めると、実に6割以上の方が転職を考えていることが明らかになりました。
なぜ、これほどまでに転職を考えている方が多いのでしょうか。

転職を考えている理由を教えてください(複数回答可)

前の質問で「転職を考えている」と回答した方に「転職を考えている理由を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『給与が低い(47.5%)』と回答した方が最も多く、『昇給や昇進が期待できない(29.0%)』『働き方・職場環境(勤務先、転勤の多さ、出社頻度など)(28.7%)』と続きました。

給与に関する項目が上位を占めていることから、仕事において、『お金』を重視する方が多いことがうかがえます。 では、実際に転職先を探す際にも、給与を重視して選んでいるのでしょうか。

もし、転職するとしたら何を重視しますか?(上位3つ迄)

「もし、転職するとしたら何を重視しますか?(上位3つ迄)」と質問したところ、『働きやすさ(労働環境・条件)(65.9%)』と回答した方が最も多く、『給与水準の高さ(49.3%)』『生活のしやすさ(ライフワークバランス)(41.5%)』と続きました。

給与ばかりを重視しているというわけではないようです。
どのような理由があるのか詳しくお聞きしました。


■給与が高いのに越したことはないけれど…転職はそればかりではダメ?

【働きやすさ(労働環境・条件)/市場の将来性(成長率)/給与水準の高さ】
・転職するということはかなりの覚悟がいる。そのため今と比較して少々給与面での条件が良いからといって転職しても、そんなにうまくいくものではないと思うから(30代/男性/メーカー・製造業/東京都)

【働きやすさ(労働環境・条件)/給与水準の高さ/人間関係(人との関わり方)】
・給料は多ければ多いほど良いですが、働きやすい環境や人間関係も大事だと思います(30代/男性/メーカー・製造業/埼玉県)

【給与水準の高さ/仕事のやりがい】】
・給与が高いことは重要。しかし、やりがいもなくてはならないかと(30代/男性/金融・保険/埼玉県)

【働きやすさ(労働環境・条件)/生活のしやすさ(ライフワークバランス)/人間関係(人との関わり方)】
・結婚して子供が産まれる為、子供がいても働きやすい環境が良いから(20代/女性/メーカー・製造業/東京都)

「給与が高いのは重要」なことは間違いないようですが、それ以外の働きやすさやライフワークといった要素も欠かせないと感じているようです。

デジタルネイティブ世代の営業(ビジネス職)が今後注目している人気の業界は?

ここでは今後についての回答をいただきました。

今後、伸びると思う注目の業界を教えてください(上位3つ迄)。その理由を教えてください(複数回答可)

「今後、伸びると思う注目の業界を教えてください(上位3つまで)」と質問したところ、『IT/通信業界(53.4%)』と回答した方が最も多く、『インターネット/広告業界/ゲーム(32.8%)』『医療/介護サービス(18.9%)』と続きました。

ITや通信業界、インターネット、広告業界、ゲーム、医療介護サービス業界に注目している方が多いようです。

それにはどのような理由があるのでしょうか?

「その理由を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『市場の将来性(成長率)(60.4%)』と回答した方が最も多く、『給与水準の高さ(26.0%)』『仕事のやりがい(18.7%)』と続きました。

6割以上の方が「市場の将来性」を感じているようです。
最後に、今後の抱負や今年の目標をお聞きしました。


■仕事に関することで、今年チャレンジしたいことは?

・今の仕事のことであれば、営業活動といった仕事の内容を充実させたいです。転職する場合は新しいジャンルの業界に挑戦してみたいですね。(20代/女性/サービス業/鹿児島県)

・自分にも社会に対しても、目に見えるくらい良い影響が出せるように成果をあげたい。(30代/男性/小売・運輸・物流・飲食/兵庫県)

・前年より成績を伸ばすこと、新たな知識や資格を獲得すること。(30代/男性/不動産・建設業界/京都府)

・新規の開拓活動においてトップの成績を残す。(30代/男性/金融・保険/東京都)

ご自身の成績向上から新しい知識や資格の習得、転職する場合は新しい業界にチャレンジしてみたい、といった声が寄せられました。

【まとめ】デジタルネイティブ世代だからといって、将来性のある業界で働いているとは限らない。しかし、転職を考えるも行動に移すには不安も?

今回の調査結果で、20代から30代のデジタルネイティブ世代が転職についてどのように考えているのかが判明しました。

働きやすさや年収水準は前提としつつ、将来性のある業界への意向が高いということで、今後は『IT/通信業界』『インターネット/広告業界/ゲーム』などに注目していることが分かりました。また、この結果は先月、人材業界で働く方を対象に実施した「おすすめの転職業界」に関する調査における「現在、転職先として特に人気があると感じる業種を教えてください(上位3つまで)」の回答結果、『IT/通信業界(45.9%)』『インターネット/広告業界/ゲーム(31.9%)』『コンサルティングファーム/監査法人・事務所(20.0%)』と一定リンクしていることが明らかになりました。

今後もこれからの日本経済を背負うデジタルネイティブ世代の仕事感や働き方に関するインサイトを深堀りしていくことで新たな発見につながるかもしれません。

マーキャリ NEXT CAREER

執筆者

マーキャリ NEXT CAREER

Other Category

その他のカテゴリー

  • Skill
  • Interview
  • Career
  • Template
  • Knowledge