今年はどんな年?
~個人の目標と仕事の目標、複数シナリオの重要性~
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正月休みも終わり、仕事も始まってそろそろ通常運転に慣れてきた頃かと思います。
昨年の年始のコラムでは世の中の環境変化の可能性や仕事的にそれに対応する重要性を書いていました。1年が終わって見ると、一番変化したのは個人としての自分及び自分の周りでした。
毎年仕事とプライベートに分けて5個ずつ計10個の目標を年始に立てています。
プライベートの目標は、家族系や健康・運動系の目標を立てているのですが、昨年は想定していなかった状況がいくつか起り一つも目標達成できませんでした。
原因不明の右腕の痛みが2か月くらい続き、筋トレが出来なくなったり、腰痛の再発やサッカーする度に肉離れになったりですね。これは年齢的には仕方のない部分もありますし、目標設定時に自己客観性を高める事が必要かなと思っています。また友人や愛猫の旅立ちや、自分のがんの再発の疑いなどメンタル面でもベストなパフォーマンスが出しづらい状況もありました。
プライベートの目標は、責任は自分だけだし、前向きな気持ちで立てる事が多いのでどうしても高い目標を立ててしまいがちです。でもよく考えると年間を通じてベストなコンディションを維持し続けられる訳もなく、そこも含めて何かあった時のために複数のシナリオを想定しておくことの重要性を再度学んだ気がします。
一方ビジネスの目標は、周りへの責任もありますし、過去の経験もいろいろあって、ある意味ちゃんと予測してすぐに修正する事ができたかなと思いますし、5つのうち3つは達成する事が出来ました。
そして今年も正月休み中に昨年を振り返り、それを活かして新しい目標を10個設定しました。自分自身に過信せずに、それでいて多少はチャレンジフルで、それを達成する事が自分の価値感において幸せにつながっていく様に考えて作成しました。
1年後に今年はよい振り返りが出来るようにしたいと思います。
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■萩原 張広 Profile
株式会社エムエム総研代表取締役CEO。株式会社リクルートにて法人営業、営業マネージャーとして7年のキャリアを経て、株式会社エムエム総研を設立。法人営業のコンサルティングサービスを大手IT企業やベンチャー企業に向けて多数提供。1998年、ニューヨークでの視察経験から日本でのBtoBマーケティングの必要性と可能性を感じ、業態をBtoBマーケティングエージェンシーとする。以降、数百件のマーケティングプロジェクトに関わる。