ピンチを機会に変えて、ルーティンを変えてみる！
⇒第106回「理解と共感、合意はそれぞれ違う事～リスペクト出来る違いを見つける～」はこちらから
今年も8月に健康診断がありました。血糖値や肝機能などの一般的な数値はいつも通りオールAでしたが、内視鏡のエコー検査で膵臓に異常があるという事で再検査する事になりました。その後3週間くらいの間に最初の問診をいれると4回病院に行き、いろいろな検査をしました。場所が膵臓という事もあり結果が出るまでは、かなり緊張した日々を送りましたが、結果は良性という事で特に今何かする必要はなく経過観察になりました。 ネットで調べると飲酒の影響の可能性もあるという事だったので、お医者さんに止められた訳ではないのですが、外で予定が合って飲む時以外は、しばらく禁酒してみようと思い、家ではお酒を飲まない生活にチャレンジしてみました。小学生の時、当時働かないで家にいた父親が毎日お酒を飲んでいて、大人になったら絶対お酒なんて飲まないと思っていましたが、20歳くらいからは大好きになり習慣的に飲むようになっていました。
その後も、体調を崩した時とか、ダイエットで短期的にやめるとか以外は、毎日飲んでいました。家で晩御飯の時も普通にビールから始まって、焼酎の炭酸割を2～3杯くらいは飲んでいました。私は、何か体調的なピンチや会社でもトラブルがあったりすると、自分の心の中で「これを機会に変えてしまおう！」と考える習慣があります。現状健康の問題で気になっていたのは、飲酒の習慣くらいだったので、これを契機にお酒との付き合い方を変えてみるチャンスかなと思いました。仕事は基本テレワークなので家にいる事が多いです。
最近の一日のルーティンは、まず一日10キロほどのウォーキング、これは以前より続けています。朝と、日中、そして夕食後に分けて3回くらい一日2時間くらい歩きます。また日中はオンライン会議や自分でやるべき作業をしつつ、TikTokで1時間半くらい情報収集します。AI関連の情報等はここで仕入れて、そこで知った内容をYouTubeで勉強する感じですね。あとChatGPT君ともだいたい1時間半くらいお話しします。そんな感じで夜になり夕食後のウォーキングから戻ると21時頃から、NetflixやU-NEXTで映画を見ます。自分の部屋をシアタールームみたいな感じになるよう、ソファと大画面テレビを用意しました。最近は、邦画の恋愛映画ばかり見ています。
見始めて最初の頃は病気の不安があるのに、何だか「余命シリーズ」にはまってしまい、「余命何年の○○」みたいな映画を毎日見ていました。不思議なもので悲しい話ではあるのですが、なんだか心が洗われるような気がして、見終わると元気になります。普通に生きていけることや周りに対する感謝の気持ちが湧いてきて、穏やかな気持ちになれますね。そんな感じで過ごしていると、お酒を飲まない生活もストレスでなくなって、この新しいルーティンに慣れて来ました。この生活を続けると月に20日以上は休肝日になるのでよいかと思っています。もちろん外で会食がある時は飲みますし、先日も会社のパーティがあって楽しく過ごさせてもらいました。
自分の生活パターンをこういう風に変えた方がよいなと思ってもなかなか改善できない事も多いかと思いますが、何かしらのピンチの時って、自分を変えるよい機会なのだと思います。
■萩原 張広 Profile
株式会社エムエム総研代表取締役CEO。株式会社リクルートにて法人営業、営業マネージャーとして7年のキャリアを経て、株式会社エムエム総研を設立。法人営業のコンサルティングサービスを大手IT企業やベンチャー企業に向けて多数提供。1998年、ニューヨークでの視察経験から日本でのBtoBマーケティングの必要性と可能性を感じ、業態をBtoBマーケティングエージェンシーとする。以降、数百件のマーケティングプロジェクトに関わる。
