七夕の願いと経営目的
～まるこの願い！～
⇒第101回「旅立った親友たち～いつかまた一緒に飲める日を楽しみに～」はこちらから
ちびまるこちゃんの七夕のお話が好きです！まるこのお友達はみんな「○○ちゃんと付き合えますように！」とか、「お腹いっぱい○○が食べたい！」と言った願いを七夕の短冊に書いていたけど、まるこは「みんなの願いがかないますように！」って書いていました。それを見たお母さんが、みんなの事を考えているまるこの優しい気持ちが嬉しくて、「まるこ、こないだ欲しいって言ってたもの買いに行こう！」と言って、一緒にいたおねーちゃんが「なんでまるこだけ？」って言うと、お母さん「おねーちゃんにはこないだ買ってあげたでしょ！」と言って、3人で片寄せながら買い物に行く感じで終わるシーンがほのぼのしてよい感じの記憶が残っています。 会社を始めてもう30年以上たちますが、いろんな夢や願いがあってうちの会社に入ってきた人たちがいます。社内結婚も多く、家族が出来て子育て休暇取っている人たちも結構いますね。新卒で入ってもう10数年という社員もいますし、創業の頃からいて人生の後半を迎えようとしている人もいます（私もその一人ですけど）。
仕事を通じてビジネスとして様々なお手伝いをしてきたお客様も、もちろんたくさんいますし、BtoB支援のビジネスなので会社としてもそうですが、直接接していただいた方々にも個人的な願いや夢があったかと思います。最近では転職紹介のビジネスもやっているので、私たちの仕組みを通じて新しい職場に出会い、そこで新しい夢や願いを実現しようとしている人たちや、エムエムを辞めて転職していって、新しい職場で頑張りながら、今でも懇意にさせていただいている人たち、またうちから独立して経営者になった人も十数人います。会社事業というのは、そういった仕事を通じて関わる人達の役に立ち続ける事が本来の目的なんだと、最近改めて思います。多くの人たちに貢献し続け会社を存続するため、影響できる範囲をよい意味で広げていく為に、事業の成長や業績としての利益が必要になるという事ですね。
私たちの会社の経営目的のひとつに、「アクティブグロース/意志ある人材へ機会と情報を提供する」というものがあります。これは私たちの会社で働く人たちはもちろん、エムエムのビジネスで関わる人々すべてに対して、そういった機会を提供していき、それぞれの人たちの夢や願いの実現に貢献すると言う事です。
有名な経営学者のドラッカーさんの著書に「利益は条件であって目的ではない」という言葉があって、以前著書であるマネジメントの本を読んだ時にすごく納得できたことを覚えています。
結婚する前の七夕の時に、かみさんを幸せにしたいと短冊に書いた記憶があります。
実現出来ているかどうかは解りませんが、まるこちゃんの様にみんなの願いが実現できるような考えを持って行動していきたいですね。
実現出来ているかどうかは解りませんが、まるこちゃんの様にみんなの願いが実現できるような考えを持って行動していきたいですね。
■萩原 張広 Profile
株式会社エムエム総研代表取締役CEO。株式会社リクルートにて法人営業、営業マネージャーとして7年のキャリアを経て、株式会社エムエム総研を設立。法人営業のコンサルティングサービスを大手IT企業やベンチャー企業に向けて多数提供。1998年、ニューヨークでの視察経験から日本でのBtoBマーケティングの必要性と可能性を感じ、業態をBtoBマーケティングエージェンシーとする。以降、数百件のマーケティングプロジェクトに関わる。
