• 2021/03/26
  • 情報
  • キャリア

ビズヒッツ、「夫の転職に関する意識調査」を発表(2021/3/26)〜既婚男性は見ておきたい調査〜

  • マーキャリ 編集部
article-image

株式会社ビズヒッツは、転職経験のある夫をもつ既婚女性500人を対象に「夫の転職に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化し2021年3月26日に発表しました。 (参考:夫が転職して困ったことランキング!既婚女性500人アンケート調査

転職を考えている既婚男性にとって参考になるアンケートです。今回の調査では、転職における妻の意識が垣間見える結果となっています。夫が転職して困ったこと1位に「収入の減少」は納得の結果で、既婚男性が転職する際の条件として真っ先に年収は考えなければならないでしょう。意外にも「夫が転職してよかった人は85.4%」とポジティブに捉えている方も多いようです。

今回のプレスリリースの詳細は下記に記載します。

定年まで同じ会社に勤める男性は、3人に1人だとご存知でしたか。

転職は珍しいことではありません。

けれど、夫が転職する場合に「妻や家族にはどんな影響があるのか」は意外に知られていないのではないでしょうか。

そこで今回、株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )が運営するビジネス上の問題解決を考えるメディアBiz Hits( https://media.bizhits.co.jp/ )は、転職経験のある夫をもつ既婚女性500人に「夫の転職」についてアンケート調査を実施。

その結果をランキング形式でまとめました。

 
  • 調査概要
調査対象:転職経験のある夫をもつ既婚女性500人
調査日:2021年2月26日~3月5日
調査方法:インターネットによる任意回答

 
  • 回答者の属性

 
  • 調査結果サマリー
・夫が転職して困ったこと1位は「収入の減少」
・夫に転職を告げられたタイミングは「転職を考え始めたとき」が半数以上
・夫が転職してよかった人は85.4%
 
  • 夫が転職して困ったこと1位は「収入の減少」
転職経験のある夫をもつ既婚女性500人に「夫が転職して困ったことはなんですか?」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。
 

ダントツの1位は「収入の減少」でした。

2位以下にも「無収入の期間ができた」「収入が不安定になった」がランクインしており、夫の転職にともなって、お金の面で苦労をした人が多いようです。

「生活リズムの変化」「引っ越し」など、転職による生活環境の変化を困ったことに挙げた人も多くなりました。

なお「困ったことはない」と回答した人は24人でした。


【1位 収入の減少】
・収入がリアルに半減しました(30代、専業主婦)
・都内の大手勤務から、地元の僻地で義父が経営する事業の跡継ぎになり、想像以上の収入減(40代、パート・アルバイト)
・転職先では、1年程度見習い扱いで、給与が安かった(50代、会社員)

夫の転職により「収入が減って困った」という人が1位でした。

基本給やボーナスの減少のほか、「住宅手当」など各種手当がなくなって困ったという回答も。

収入減少によって「趣味にかけていたお金も生活費に回すようになった」「外食を減らした」など、生活スタイルを変化させざるを得なかった人もいました。

【2位 生活リズムの変化】
・家を出てから帰宅までの時間が長くなったので、ワンオペの時間も延びた(20代、会社員)
・ライフサイクルが変わり、自分の働く時間なども調整しなくてはならなくなった(30代、パート・アルバイト)
・勤務先が遠くなり、通勤の時間がかかるようになって、朝食やお弁当の準備の時間が早くなった(40代、専業主婦)

2位は「生活リズムが変わって大変だった」という回答でした。

具体的には「配偶者の勤務時間や通勤時間が変わり、自分も合わせないといけない」「休日を一緒に過ごせなくなった」など。

子育てに関して「配偶者が子育てに関わる時間が減ってしまった」「ワンオペになって困る」といった声も寄せられました。

【3位 無収入の期間ができた】
・退職から転職までの2か月、少額の退職金と貯金を切り崩しての生活で、子ども達もわたしも疲弊(20代、パート・アルバイト)
・転職した月の給料が、タイミングが悪くしばらく貰えないことがあった(30代、専業主婦)
・退職して失業保険を受給するまでの間、収入がなく、預貯金を切り崩した(50代、パート・アルバイト)

夫の転職活動中に「無収入の期間ができて困った」という人が3位でした。

退職後に転職活動する場合はしばらく無収入になりますし、切れ目なく転職した場合でも、給料日の関係で無収入期間ができることもあります。

夫の転職当時に専業主婦だった人からは「自分が急いで働きに出ることになった」、共働きだった人からも「自分が働いていたとはいえ、夫の収入がなくなって苦しかった」といった回答が寄せられました。

【4位 引っ越し】
・子どもの幼稚園を選び直さないといけなかった(30代、専業主婦)
・転勤が伴う転職だったので、自分も仕事を辞めたり、住居を探したりと大変でした(40代、専業主婦)

「転職にともなう引っ越しが大変だった」と回答した人が4位。

荷物をまとめたりなど引っ越しの作業そのものも、知らない土地に馴染んでいくのも大変ですよね。

「国境を超えて転居した人」や「転居のため、自身も転職した人」もいました。

【5位 夫の精神状態が悪化した】
・転職した先で馴染めずに塞ぎ込んでしまった(20代、会社員)
・仕事と職場環境に慣れるまでピリピリして神経質になっていたこと。家の中でも空気が張り詰めているようで、精神的に疲れました(30代、会社員)

「夫の精神状態が悪化したことに困った」という人が5位となりました。

希望に満ちた転職や、やりたい業種・職種へのチャレンジであっても、新しい職場や仕事内容に馴染むまでは、誰でも気を張ってしまうもの。

「ストレスを感じ疲れている夫への接し方に困った」という人が多くいました。

【6位 保険や税金の手続きが面倒】
・国民健康保険への切り替え手続きなど、旦那があまり詳しくないので、かなり困りました(30代、専業主婦)
・会社の団体で加入していた保険などの手続きが大変でした(40代、パート・アルバイト)

6位は「保険や税金の手続きが面倒」でした。

「国保への切り替えが面倒だった」「保険証について、病院での手続きが面倒だった」など、健康保険に関する回答が多数。

また「会社員から自営業に転職したので、保険や税金のことをすべて自分たちでやることになり、大変」という声もありました。

【7位 収入が不安定になった】
・給料が月給から歩合制に変わり、休みの多い月になると給料が大幅ダウンに(20代、専業主婦)
・転職してから給料が毎月違い、月のお金がいくら入るかがいつも不安だった(30代、専業主婦)

困ったこととして「収入が不安定になった」を挙げた人が7位。

固定給から歩合制の会社に転職したり、会社員・公務員から自営業に転職したりすると、毎月の収入が不安定になりがちです。

お給料が少ない月でも、支出は簡単にはおさえられないので、日常のやりくりに困りますよね。

 
  • 夫に転職を告げられたタイミングは「転職を考え始めたとき」が半数以上
次に「夫から転職すると聞いたタイミング」について質問しました。
 
実は4位には「こちらから転職をすすめた・夫婦で相談しながら決めた」が入っており、多くの人が「本格的に転職活動する前から、夫の転職について知っていた」という結果に。

けれど中には「転職先が決まってから」、寝耳に水で聞かされたという人もいました。

具体的な回答をご紹介します。

【1位 転職を考え始めたとき】
・前の職場ではやっていけないと夫が判断したとき(20代、専業主婦)
・転職する前に、転職してもいいかと相談されました(30代、専業主婦)

半数以上の人が、夫が「転職を考え始めたとき」に相談を受けていました。

「会社が嫌で、転職したいと前々から聞いてはいた」など、夫が具体的に転職を計画しはじめる前から、なんとなくの雰囲気を感じていた人も。

急に「転職先が決まった」「1ヶ月後に転職する」などと言われると驚くので、「結果的に転職しようがしまいが『転職したい』と思っているなら、早めに教えてほしい」というのが妻の本音ではないでしょうか。

【2位 転職先が決まってから】
・転職先が決まったあとに「来月から違う会社で働く」と告げられた(30代、会社員)
・「建築関係の仕事がしたいから、弟子入りのような生活になる」と聞いたのはもう決めてからで、愕然としました(50代、パート・アルバイト)

2位は「転職先が決まってから告げられた」でした。

「実際に内定が出たあと」や「ほぼ転職先のめどがついたタイミング」で夫の転職について知った人も多いとわかります。

中には「転職が決まって1ヶ月後」に事後報告を受けた人もいました。

【3位 転職活動中】
・書類選考に通り、面談の日程が決まったタイミングで聞きました(30代、会社員)
・転職活動中に、今の仕事にやり甲斐が持てないから転職活動をしていると言われました(40代、専業主婦)

夫が「転職活動中」に聞いたという人が3位。

「気になる募集を見つけた」「面接の日程が決まった」「転職エージェントと面談する」など、転職が現実味を帯びてきたタイミングで妻に打ち明ける男性も多いようです。
 
  • 夫が転職してよかった人は85.4%
最後に「結果的に、夫が転職してよかったと思いますか?」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。

「思う(42.4%)」「まあ思う(43.0%)」を合わせ、85.4%の妻が、「夫が転職してよかった」と答えました。

「夫の転職に際して困ったことがあった」と答えた人も、84.9%が「よかったと思う」「まあ思う」と回答。

困ったことを上回るメリットがあり「結果的には転職してよかった」と満足していることがわかりました。

【夫が転職してよかった理由】
・仕事のストレスから家でずっと暗い顔をしていて、こどもに八つ当たりすることなどもあったので、それが改善されて良かった(30代、専業主婦)
・収入は下がってしまったが、前職はシフト勤務で肉体的にかなり辛そうだったので、心身共に安定して働ける方が良かったと思う(40代、専業主婦)
・慣れるまでは大変でしたが、前職より残業は大幅に減ったしお給料は増えて夫も元気になった(50代、パート・アルバイト)

「お給料が増えた」「前よりも楽しそうに働いている」「残業が減り、家族の時間が増えた」などを「よかった」理由に挙げた人が多数。

転職したことで家庭内の雰囲気もよくなったことを伺わせる回答が多く見られました。

【夫が転職して悪かった理由】
・収入は上がったけど人間関係がきつく、環境が良くなさそう(20代、会社員)
・稼げる時には稼げるが、繁忙期の激務がひどく、いつか身体を壊しそうで心配(30代、会社員)
・給料減ったし、愚痴も多い。それだったら、前の会社で給料あって愚痴が多いほうがいい(40代、パート・アルバイト)

夫が転職してよかったと思わない理由としては「収入が下がった」「新しい職場が本人に合っていないようだ」「健康が心配」などが目立ちました。

また「自営業をはじめ、24時間一緒なので息が詰まる」「自分の家事負担が増えたことが原因で、ケンカが増えた」「転職について事前相談がなく、夫に不信感を抱くようになった」など、転職が「夫婦の不和」や「ギクシャクした関係」につながったという回答も。

「転職を繰り返している」「また転職しようと考えているようだ」と、職場に定着しない夫に不安を感じている人もいました。
 
  • まとめ
「転職経験のある夫」をもつ既婚女性500人にアンケート調査したところ、夫が転職して困ったこと第1位は「収入の減少」でした。

また「夫から転職について聞いたタイミング」は、「転職を考え始めたとき」が圧倒的多数で1位。

「転職活動について逐一報告を受けていた」「夫婦で相談して転職先を決めた」など、夫の転職に積極的に関わっていた人もいました。

「夫の転職に満足しているか」という質問には、85.4%の人が「満足している」と回答。

転職には「転職にともなう困ったこと」を上回るメリットがあると感じさせられる結果となりました。


■株式会社ビズヒッツについて
当社は、派遣・パート・アルバイト求人情報サイト「Biz Hits Work( https://work.bizhits.co.jp/ )」、ビジネスの問題解決を考えるメディア「Biz Hits( https://media.bizhits.co.jp/ )」を運営しています。

また、上記メディア運営の中で得た知識と経験を元に、業務効率化サポート・リモートワークとクラウドソーシング導入コンサルティングも行っております。


■会社概要
社名   : 株式会社ビズヒッツ
所在地  : 〒510-0208 三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21
代表者  : 代表取締役 伊藤 陽介
設立   : 2009年1月19日
資本金  : 300万円
事業内容 : WEBメディアの運営・コンサルティング
URL   : https://bizhits.co.jp/
 
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000041309.html

600px

「マーキャリNEXT CAREER」無料キャリア相談実施中

マーケタースキル診断公開中!!

関連記事

検索条件を変更する

フリーワード

記事カテゴリ
タグ