パーソルキャリア株式会社は2020年10月の転職求人倍率をまとめた「doda 転職求人倍率レポート」を2020年11月16日に発表しました。(参考:転職サービス「doda(デューダ)」2020年10月 転職求人倍率 1.65倍(前月比+0.04ポイント) ~求人数は緩やかに増加。来期を見据えて事業拡大のための採用を始める動きも~)
今回の発表では、転職時における有効求人倍率が1.65倍で、前月より増加していることもわかるかと思います。ですが、2019年の10月と比較すると3,0以上あった求人倍率が半分近くに下がっているのも事実です。
当然、転職のハードルが上がっている状況ですので、自身の市場価値をどのように高めるかを考えておくべきでしょう。マーキャリではマーケティングの考え方をキャリアに活かすためのコンテンツも用意しているので、是非、見てみてください。
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また、今回のプレスリリースの詳細は、下記プレスリリースより引用します。
■2020年10月の概況
2020年10月の転職求人倍率は、前月比+0.04ポイントの1.65倍となりました。求人数は前月比106.2%、前年同月比70.4%となりました。転職希望者数は前月比103.8%、前年同月比107.4%でした。
業種別では、すべての業種で求人数が前月より増加しました。求人の増加率が特に高かったのは、「メディア」(前月比117.6%)、次いで「金融」(前月比114.5%)でした。職種別でも、11職種すべてで求人数が前月より増加しました。求人の増加率が特に高かったのは、「営業系」(前月比113.9%)、次いで「事務・アシスタント系」(前月比111.4%)でした。
■解説 ~経済の回復とともに求人数は緩やかに増加。転職希望者数は例年どおり年末にかけて減少見込み~
10月は、9月に引き続き経験者や即戦力を積極的に採用する企業や、来期を見据えて事業拡大のための採用を始めた企業が増え、求人数は増加しました。転職希望者数は、例年通り1月入社を目標に転職活動を始める人が多く増加しましたが、求人数の増加幅が転職希望者数のそれを上回ったため、求人倍率は前月より上昇しました。 11月以降も、経済の回復とともに求人数は緩やかに増加が続く見込みです。一方転職希望者数は、例年年末に向けて減少する傾向にあり、今年も同様の動きになると予想されます。新型コロナウイルス感染拡大以降、選考方法としてWeb面接が急速に普及しましたが、企業や転職希望者の中には、すべてWeb面接ではなく一度は直接会って話をしたいというニーズも生まれています。そのため、今後は対面での面接とWeb面接を合わせたハイブリッド型の選考が増えると予想されます。(doda編集長 喜多 恭子)
※ dodaサイトでご覧いただける「doda転職求人倍率レポート」では、詳細なデータや考察を掲載しています。
https://doda.jp/guide/kyujin_bairitsu/
※ 調査は2008年から行っています。過去のデータをご覧になりたい場合は、広報部までお問い合わせください。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000417.000022215.html