• 2020/05/01
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ポストコロナ・アフターコロナの世界とは? 現在の変化から読み取る

  • マーキャリ 編集部
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響はまだまだ続く見込みですが、昨今の大きな変化を目の当たりにしていると収束後(ポストコロナ・アフターコロナ)についても考える必要があると感じます。なぜなら、たとえ新型コロナウイルスが完全に収束したとしても確実にその影響は残ることになるだけでなく、今回の大きな変化で人々の考え方も変わってきているからです。


今回の記事ではそんなポストコロナ・アフターコロナと言われるであろう世界についてみていきます。現在の変化からポストコロナ・アフターコロナの世界が一体どうなるのかなども解説しますので、ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。

新型コロナウイルスの影響で変化したこと

そもそも、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で全国への緊急事態宣言の発令や不要不急の外出の自粛などの取り組みが行われている中で、私たちがもっとも警戒するべきなのが3つの「密」だと言われています。下記がその警戒するべき3つの「密」です。


①換気の悪い密閉空間

②多数が集まる密集場所

③間近で会話や発声をする密接場面


引用:首相官邸ホームページ(https://www.kantei.go.jp/jp/content/000061868.pdf


上記の3つをまとめて「三密」と呼んでおりますが、これらの条件が揃っている場所(ライブハウスやカラオケボックス等)ではクラスター(集団)感染のリスクが高いとされています。上記のような背景があり、新型コロナウイルスの影響で変化したことについて解説をしていきます。

様々な企業の事業やサービスが大きな打撃を受けた

新型コロナウイルスの影響で外出自粛ムードが強まる中、ほとんどの事業やサービスがダメージを負っています。下記がその一部となります。


小売り業

生鮮品を扱うスーパーマーケット、医療衛生品を扱う薬局などを除いて、営業時間の短縮や休業といった選択を強いられているため、売り上げが半減したり、最悪の場合には廃業をしたりするケースも見られています。

外食産業

外出自粛ムードの影響を受けてこちらも営業時間の短縮や休業などの選択をせざるを得ない状況の中、テイクアウトなどのサービスを始めるというところも多く存在します。

イベント業

多くの人が集まることが予想されるイベント業では、先ほどご紹介した「三密」の回避はもちろん、緊急事態宣言の発令後に自粛の要請等もあり、ビジネスやエンタメ問わず、ほぼ全てのイベントでの延期や中止が相次ぎ大きなダメージを負っています。


上記以外にも多くの事業やサービスが同様にダメージを受けておりますが、外出自粛ムードの中で最も影響を受けているものをご紹介しました。

企業がリモートワーク(テレワーク)を積極的に導入

新型コロナウイルスの影響で変化したことといえばリモートワーク(テレワーク)の導入が大きいのではないでしょうか。リモートワークとは読んで字のごとく遠隔(remote)と働く(work)を繋げた言葉で、そのまま遠隔で働くということを意味となっています。上記でご説明をした「三密」についてですが、普段仕事をしている会社オフィスはもちろん、通勤電車なども条件に当てはまっている場合も多いです。そのため、このような状況の中で三密を回避するために、遠隔で働くことができるリモートワークを導入する企業が増えております。


以上が新型コロナウイルスの影響を受けて変化したものではないでしょうか。

ポストコロナ・アフターコロナの世界とは

ここからは新型コロナウイルスが完全に収束をした後のポストコロナ・アフターコロナの世界について解説をしていきます。まず結論からいうと、以前のような生活には戻らないのではないかと予想します。なぜなら、記事の冒頭でもご説明をしたように、新型コロナウイルスの影響を受けて私たちの生活だけでなく考え方にも大きな変化が見られたからです。


これまで東京のような人々が集まる都市=魅力的な場所という考えだったものが、人々が集まる都市=三密で危ない場所という認識に変わっている方も多くいるのではないでしょうか。そのため、いくら新型コロナウイルスが完全に収束したとしても、今回の影響で変化したものに関してはこれからの常識となっていくのではないかと予想します。

ポストコロナ・アフターコロナで成長を続けるもの

具体的には下記のようなものがポストコロナ・アフターコロナでも成長を続けると考えております。

リモートワーク(テレワーク)が当たり前となる

新型コロナウイルスの影響を受けて、リモートワーク(テレワーク)を導入した企業も多いです。また、リモートワークを導入する際に必要となった下記のようなツールですが、


・円滑なコミュニケーションが取れる「チャットツール」

・業務で使用するデータを簡単に共有できる 「ファイル共有ツール」

・社員一人ひとりの勤怠を確認できる「勤怠管理ツール」

・直接顔を見て業務の相談や共有などができる「ビデオ(音声)通話ツール」


これらを駆使することで、自宅にいながらも会社のオフィスと遜色ない業務をこなすことが可能となりました。そのため、今後は会社のオフィスと同様の生産性を出すことができるのであれば通勤時間や交通費等の費用削減だけでなく、従業員一人ひとりのストレス軽減にも繋がるリモートワーク(テレワーク)という働き方がより根付いていくのではないかと予想できます。

オンラインビジネスの成長と多様化

新型コロナウイルスの不況の中でも着実に売り上げを伸ばしている事業やサービスがいくつも存在します。 下記がその一例です。

オンライン学習サービス事業

仕事に関することだけでなく副業など知識を得るという目的のために、勉強会やセミナーなどに参加をするという方も少なくないはずです。ただ、現在それらの勉強会やセミナーが開催されていない状態だけでなく、たとえ開催されていたとしても不要不急の外出自粛ムードの中で参加することができないのではないでしょうか。


そういった方に需要が高まっているのが「オンライン学習サービス事業」です。 オンライン学習サービスとは、その名の通りインターネットを利用してオンラインで学習ができるサービスとなり、動画配信などによって様々な講座を受講することができます。下記が代表的なオンライン学習サービスとなります。


・Udemy

https://www.udemy.com/ja/


・グロービス学び放題

https://hodai.globis.co.jp/・Schoohttps://schoo.jp/

ネットスーパー事業

不要不急の外出自粛ムードを受けて、生鮮食品を含む買い物などに出掛けることを控えたり、回数を減らしたりする方も多いはずです。そういった方に需要が高まっているのは「ネットスーパー事業」です。ネットスーパーとは、インターネットを利用して毎日の生活に必要な食料品や日用品、衣料品までも気軽に購入することができるだけでなく、最短で当日に自宅まで届けてくれるサービスとなります。


大勢の人が集まる店舗に直接足を運ぶ必要がなく、自宅から利用できるので利用者が増えております。下記が代表的なネットスーパーとなります。


・イトーヨーカドーのネットスーパーhttps://www.iy-net.jp/


・イオンネットスーパーhttps://shop.aeon.com/netsuper/


・楽天西友ネットスーパーhttps://sm.rakuten.co.jp/

フィットネス事業

不要不急の外出が長引き、自宅で過ごす時間が増えたので運動不足に悩まされる方が多いのではないでしょうか。そのような問題を解決できるため需要が高まっているのが「フィットネス事業」です。新型コロナウイルスの感染者が出たことでスポーツジムやフィットネスクラブなどが休業する中、インターネットを利用してオンラインでフィットネスを行えるサービスの需要が高まっております。


また、過去に150万部の大ヒットを生み出したフィットネスプログラムビリーズブートキャンプがLEAN BODY で「令和版ビリーズブートキャンプ」として独占配信されるなどもあり注目されています。


・LEANBODY

https://lp.lean-body.jp/


・SOELU

https://www.soelu.com/


以上が新型コロナウイルスの影響の中でも需要が高まり続ける事業やサービスとなります。今後、ポストコロナ・アフターコロナの世界ではリモートワーク(テレワーク)の導入でオンライン化が進むビジネスシーンだけでなく、私たちの暮らしによりオンライン化の波が来るのではないかと予想します。

まとめ

今回の記事ではポストコロナ・アフターコロナと言われるであろう世界について解説をしました。最後に今回の記事を簡単におさらいします。まず、今回の新型コロナウイルスの影響で私たちの生活は様々な変化を強いられてきております。ただ、昨今の大きな変化を目の当たりにしていると新型コロナウイルスが完全に収束したとしても、今回の大きな変化で人々の考え方も変わってきているため、確実にこの影響は残り続けるのではないかと感じます。


また、今回の新型コロナウイルスの影響を受けてポストコロナ・アフターコロナの世界では、リモートワーク(テレワーク)の導入でオンライン化が進むビジネスシーンだけでなく、私たちの暮らしによりオンライン化の波が来るのではないかと予想をします。

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