• 2020/04/14
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「Webディレクションからマネジメント領域へ」新規事業開発ディレクター│浅瀬石 紘大さん

  • マーキャリ 編集部
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【新企画】

マーキャリの新機能キャリアアーカイブβ版リリースに伴い、マーキャリの運営元であるエムエム総研の社員に今までのビジネスキャリアや日々の業務内容、学生時代のことまで赤裸々に語って頂くインタビュー記事となっております。インタビュ―対象者の職種は全部で11職種、創業以来30年、BtoBマーケティング支援事業を続けてきた企業の実際に現場で働いている方たちの生の声をお届けしたいと思います。

【キャリアアーカイブとは】

社会人のキャリアの集合体としてWikipediaなどフリー辞典のように誰でも登録せずに閲覧することができるこれまでにないキャリアデザイン及びセルフブランディング特化型プラットフォームです。
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【今回のインタビュイー】


新規事業開発ディレクター│浅瀬石紘大さん
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――現在担当されている日々の業務について教えてください

今は自社のWebサイト「マーキャリ」のサービス開発とブランディング、およびWebサイトの制作と、開発チームのマネジメントをメインで担当しています。他にも自社コーポレートサイトの改修や、他部署からのデジタル領域の相談を受けたり、逆にこちら側から新しいWeb領域のサービスを連携して始めないかといった提案も行っています。

――新規事業の開発は大変なイメージがありますがいかがですか?

それはもう大変ですよ。0から1の仕事になるので、1から10とか1から100とかの業務とは違う、想像力も相当必要な業務だと感じます。また市場を読むといった制作やディレクションとは別の視点も必要になりますのでその部分は意識しています。あと最終的に結果がすべての世界なので数字周りとかは特に注意してみていますね。

――開発メンバーのマネジメントをされているとのことですが、マネジメント領域においてご自身が意識していることと、マネジメントならではの大変さや必要なスキルについてお伺いできますか?

大変なのはやっぱりコミュニケーションですね。結局何か作り上げるとか、数字出すとか、そういうところも分解していくと「コミュニケーションが円滑にとれているか」ということが根幹にあると思いますので、マネジメントはWebの世界でのディレクションと近しいです。デザイナーさんがいてエンジニアさんがいて他にもプロジェクトによって色々ですが、ディレクションってそれをリードして納品とか成果出すまで導く仕事なので、マネジメントに似ているといえば似ていますね。


とはいえチームマネジメントとディレクション業務でここは違うなと思うところもあって、それは開発チーム以外の他のメンバーとのコミュニケーションです。事業部全体では一つの目標に向かってはいるのですが、それぞれ役割やスキルが異なっているので、かみ合うのに時間がかかってしまって大変ですね。クライアントワークをやっていた時と決定的に違うところはその部分です。あと、意識していることに関しては、ある程度近しいところにいるメンバーは、割と近い距離感を作るようにしていますね。

――今の業務でやりがいを感じていることは?


開発の部分でいうと、成果物ができ上がった瞬間、中でもローンチした瞬間ですね。他にもメインはディレクションとかPM(プロジェクトマネージャー)っぽい動きをしているので、ワイヤーフレームとかデザインとか構築のテストやそれぞれで出できたもののクオリティーが想像通りのものだったときが一番うれしいし楽しいですね。一方で「クオリティーは上がり切ってないけどスケジュールにのせないといけない」といったこととの葛藤もありますが…

――今までのビジネスキャリアについて教えてください。

新卒で不動産業界に行き半年くらいでドロップアウトして、1度地元に帰り1年くらい自分を見つめなおす時間を作りました。その中でクリエイティブを仕事にしていきたいという考えにたどり着き、上京しました。

東京では初めはバイトしながらWebの勉強をして、そのあとインハウスのデザイナー職につき、1年ほどデザイナーの仕事をしていました。そこからディレクターにキャリアチェンジして、クライアントワークを中心にWeb制作を行う会社を3社ほど経験してからエムエム総研に入社し、今にいたります。

――今までのビジネスキャリアの変遷の詳細を教えてください。

もともと音楽や服、絵といったデザインやクリエイティブなどのカルチャーに属するものが好きで、作り手側に回りたいなと考えていました。ただ、一方でグラフィックの世界でデザイナーをするには少しハードルが高いと思っていて、他に手段はないかと考えた時に、Webはこれから伸びていくのがわかっていたし、新たなチャレンジとしておもしろそうだなと思ってWeb業界に飛び込みました。Webを面白いと思わなかったら別の形のデザイナーとかになっていたかもしれませんね。

――新たな挑戦の中で苦労してきたことは?

クライアントワークはスケジュールがすごく大事な概念のひとつなのですが、同時にクオリティをどれくらい突き詰められるかということも同時に重要です。時にはクオリティを妥協しないといけないときもあり、納得できるものがなかなかできなかったときは悔しかったですね。

あとはディレクターになってからの方が歴が長いのですが、クライアントワークの場合は特にクライアントと作り手の間に入るケースが多く、限られたリソースの中で両者のやりたいことを受け取ってあげなきゃというプレッシャーもあります。一方で、事業会社で今やっている新規事業は同じWeb制作でもまたちょっと違っていて、やった分だけ成果で返ってきます。そういう意味で自分自身の進め方のコントロールはしやすいのですが、自由にやりすぎないようにという難しさはありますね。

――そういった難題を解決するコツなどはありますか?

一日の中での時間の使い方を切り替えることですね。ミーティングとかも多いのでコミュニケーションとか、指示だしやその準備とか、他の人が停滞しないようにする時間と自分でワイヤーフレームや企画書を作る時間の使い方は頭の中で考えています。時間割を1週間先くらいまではある程度決めていて、結局自分で出さないといけないものも締め切りはあるので、それに間に合うように、どの部分に、どれくらい時間を取っておくかをだいたい想定しておくよう意識しています。ただ、もちろんアクシデントや急に入ってくる仕事もあるのでその場合は場当たり的に対応します。

――学生時代に熱中していたものや交友関係、また大学生の時に流行っていたものについてお伺いできますか?

音楽と服とサッカーとお酒ですね。特に服と音楽はやたらお金を使っていました。改めて思うのが当時は音楽の存在が結構変わってきていた時期だったということですね。海外のクラブカルチャーとか日本に浸透してきていたと思いますし、ジャンルも細分化されていって、ハウスとか、ハウスの中でもディープハウスとかエレクトロとか、ダブステップとかノイズ系とかミニマルとか、言い方もジャンルの定義も一定じゃなかったりしていた気がしておもしろいと思っていました。

また、個人的にもCDを買う機会が少なくなっていっていて、iPodで聴くようになっていった時期でもありましたね。PCに入れてハードディスクで管理するっていう、音楽1つとりあげてもデジタルの方にシフトした時期でした。

――仕事上で一番大切にしていることは何でしょうか?

今はコミュニケーションです。ミーティングも、提案も、普段のワーク最中においても、意識するようにしています。次のステップとしてマネジメント領域にも入っていきたいので、色々な人に目配せをしているつもりです。常に周りを意識することがとにかく大事だなと改めて感じています。

――ビジネスキャリアに役立つ資格や免許はお持ちでしょうか?

Webプロフェッショナル認定試験 上級です。

――こちらの資格を取ろうと思ったきっかけを教えてください。


内容はWebの知識とコーディングの実地です。Webサイトが作れるかどうかスキルがあるかどうかの認定試験ですね。取った理由はカリキュラムの中に組み込まれていたからで、別に資格を取りたいと思ったからではないです。実際その資格を持っているからといってキャリアに役立ったかというと、全然役立っていないと思います。特殊かもしれませんが、クリエイティブの業界は実績や仕事として何をやってきたかがすべてで、「自分はこれができますよ」という自分の宣言だけだと何も起きません。

ですので、資格よりもポートフォリオとかの方が重要です。最初の入り口としては多少意味はあるかもしれませんが、一回飛び込んでしまえば、そのあとの転職やキャリアアップに、資格を有益な情報として使うことはなかったですね。

――今までのキャリアの中で自分が達成できたことを記載するアチーブメントの項目に「マーキャリ開発」とありますが、こちらについて詳細を教えてください。

メディアプラットフォームDivという部署に所属しているのですが、その事業部で「マーキャリ」というサービスを開発しました。マーケ業界を活性化させたりマーケティングで世の中をより良くするという思想をエムエム総研は持っているので、その中のステップとしてBtoBの企業に対して何が提供できるのかということを考えたときに、現在、マーケターだったりマーケティングの知見ってそれほど浸透しているわけではないので、「インターネット上でマーケターやノウハウが集まるプラットフォームを作ろう」となり、僕はそのタイミングで声をかけてもらって、プロジェクトにジョインし、ローンチするまでを行いました。

――今までの仕事で他にやり遂げたことは?

クライアントワークを通じての成功体験は色々あって、ただ、個人ではなくチームとして成果を出したのがほとんどです。そのため、自分の成果と言うつもりはないのですが、業界で世界的に有名なアワード系のサイトで、賞をもらったサイトのディレクションに携わったとかですね。それが3,4サイトくらいあります。あとはサイトを公開してクライアント側から高めの評価をもらって、「VI、CI、イベント系のプランニングなど、クリエイティブに関しては一括してお任せしたいです」となったものも成功体験の1つだったと感じています。しばらくはそこのメインのディレクターを担当していて、予算規模が最初は200~300万円くらいのところから通期予算で1000万円を超える予算をいただけるようになったことは嬉しかったです。これらの業務のおかげで自信はつきましたね。

――浅瀬石さん、お忙しい中ありがとうございました!

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