この記事は「スペシャリストとゼネラリストはどう違う?2つの職種の働き方や役割を比較」の後編になります。 前編をご覧になりたい方はこちらをクリックしてください。
スペシャリストとゼネラリストの転職事情
スペシャリストとゼネラリストの違いを確認したところで、次は2つの職種の転職事情についてみていきましょう。転職や独立を目指す場合に有利・不利があるのかを知ることでキャリアプランを考える参考になるかもしれません。スペシャリストは転職・独立しやすい
スペシャリストは、特定の分野において突出したスキルが身についており、いわゆる「手に職がある」状態といってもよいでしょう。特定の分野について深い知識やスキルがあることは、転職の面接などでもアピールしやすく、また客観的にも伝えやすいという特徴があります。また、独立を目指す場合もスペシャリストはメリットがあります。独立したてのころは、人材が足りず、代表がさまざまな仕事を兼務するのが通常です。そのような場合にもスペシャリストとしての経験が活きるでしょう。また、会社を興す場合に限らずフリーランスとして活動していく際にも、経験やスキルをそのまま活かすことができます。
ゼネラリストが転職する際の注意点
さまざまな部署にまたがってマネジメントを行うゼネラリスト。しかし、転職市場ではスムーズな転職は難しいと考えられます。なぜなら、マネジメント経験というのは、客観的な評価がしにくいというのが1つ。実績として提出することも難しいです。さらには、転職を志望する企業にも、ゼネラリストはすでに在籍していることが多いでしょう。そのため、ゼネラリストからゼネラリストへの転職ではなく、一旦は各部署でその企業を経験するところから始まるのが一般的だと言えます。独立を考えた場合には、フリーランスとしてではなく経営者として起業をした方が、会社で培った広い知識や経験を活かせるでしょう。
スペシャリストとゼネラリストは、会社にとってはどちらも必要不可欠な人材でどちらが優れているというものではありません。ゼネラリストは一般的に管理職であることが多いので、ライバルはたくさんいるのが通常です。専門的な知識やスキルを身に付けることが苦手だからゼネラリストを目指すといった姿勢では、ゼネラリストとして抜擢されるのは難しいでしょう。
何よりもゼネラリストは、単なる経験だけでは身に付けづらい管理能力なども問われる仕事です。自分のキャリアプランを考えた際に、どちらで生きていきていきたいのか、それをもとに後悔のない判断をすることが重要です。