• 2020/03/26
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インサイドセールスの特徴とは?メリット・注意点をふまえて解説します!【前編】

  • マーキャリ 編集部
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企業の営業手法の1つとして「インサイドセールス」に注目が集まっているのをご存じでしょうか。従来の外回りの営業とは異なる営業スタイルで、仕事の効率化を図れるなどの理由で導入する企業が増えてきています。


この記事では、従来の外回り営業とインサイドセールスの違いや、インサイドセールスのメリット・デメリットについて詳しく解説しています。インサイドセールスという働き方を知ることで、営業職へのイメージが変わるかもしれませんよ。すでに転職サイトなどで募集を実施している企業も多い職種です。  

インサイドセールスってどんな仕事?



インサイドセールスとは内勤営業と訳されることが多い職種です。従来の外回りの営業職は「フィールドセールス」または「アウトサイドセールス」と呼ばれています。対面型の営業ではなく、電話やメール、Web会議システムなどを使い顧客と直接対面する以外の方法で営業活動を行うのがインサイドセールスの特徴です。


近年アメリカで広まり、それが日本でも取り入れられました。アメリカではインサイドセールスが契約手続きまで行うことが多いですが、日本では訪問営業の担当に契約の取れやすいアポイントを渡すといったパス出しを行う役割を担うことが多いです。

日本で注目される理由

日本ではインサイドセールスのみで、営業活動を完結させている企業はまだまだ少数派です。アメリカとはインサイドセールスの役割が異なっているのにも関わらず、日本でもインサイドセールスが注目をされていることには以下のような理由があります。  

営業活動の効率化

インサイドセールスが注目される最大の理由は営業活動の効率化です。契約を取るのが仕事の営業職ですが、実は営業職の仕事内容はアポイントの取得、営業先への訪問、契約した顧客へのアフターフォローと多岐に渡ります。インサイドセールスでは、オフィスにいながら顧客対応が可能ですので、地理的な事情が関係なくなります。


従来であれば、遠方の顧客に会うために少ないアポで1日が終わっていたものが、移動時間がなくなるためたくさんの顧客に対応することや、優先順位の高い顧客に時間を割くことができます。 少子高齢化がすすむ日本では、すでに人口の減少が始まっています。人口の減少はそのまま労働人口の減少につながります。一般的に大変なイメージのある営業職は、人材がなかなか集まりづらいといった背景があります。


そのため生産性を高めるための手段として、インサイドセールスに力を入れる企業が増えてきているのです。また、外回りの営業職のメインの業務はアポ取りではなく、契約を締結して売上を上げることするならば、訪問営業職がアポイントに集中できる環境作りの一環として、インサイドセールスが重要視されてきていると言えます。 

コストを抑えられる

インサイドセールスが営業活動の全部または一部を担うことができれば、その分顧客に訪問する交通費がカットできます。費用だけでなく、移動時間やチケットの手配などといった時間も抑えられます。また、抑えられたコストを使って売り上げを伸ばすための広告などに使うこともできます。 

働き方改革の影響

企業の働き方改革の実施に合わせてインサイドセールスが導入される場合があります。客先に出向かずオフィスや場合によっては在宅でも仕事ができますので、たとえば訪問営業職だった人が、小さな子どもがいるなどの理由で一時的に時短勤務を行いたいといった場合にもインサイドセールスは有効でしょう。 

購買プロセスの変化

インターネットの普及に伴い、どこにいても商品が買える時代になりました。商品を購入する際には、似たようなものの中から比較して購入するというのが基本的なスタイルになっています。営業職が商品やサービスについて直接訪問して説明しなくても、ネット上で十分に情報が集められる時代に、インサイドセールスはマッチしていると言えます。



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