• 2020/03/06
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「あなたのキャリアを魅力的に見せる方法」第1回~なぜ、キャリアについて考える必要があるのか?~

  • マーキャリ 編集部
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株式会社Marketer's Brain 代表取締役
マーケティング組織構築コンサルタント デ・スーザ リッキー


Webディレクター経験を経てから3社計12年のマーケティング実務、および組織組成の経験を持ち、各事業者にて、前年比3倍、前月比700%などの数々の実績を成す。最終的には上場企業にてマーケティング部長に。その後、数々のマーケティングイベントに登壇を果たす。その際に感じたマーケティングに対する「人の課題」を解決すべく、商業出版(「ひと目でわかるマーケティング」)を経て、2019年に株式会社Marketer's Brainを設立。「マーケティングのプロ」としてのみでなく「マーケティングの組織を作るプロ」として国内・海外で活躍中。


みなさま、こんにちは。Marketer’s Brain、代表のデ・スーザ リッキーと申します。私は、40歳の現在、自分の事業として、複数の企業でマーケティング実務(コンサルタント)および、マーケティング部を組織するプロ(顧問)として活動しています。過去には大型イベントへの登壇、メディアへの露出、マーケティング書籍の商業出版など、さまざまな経験をさせて頂きました。

ただ、そんな私も、もちろん若いころは「制作会社のいちディレクター」だったり、「企業に所属するマーケター」だったりと言う、いわゆる「普通のサラリーマン会社員」としてのキャリアを歩んできました。

ただ、実は、その中で特にうまくいっていたことがあります。
それが、今日のお話のテーマになっている「キャリア形成」です。

たとえば、転職を経て年収を前職の2倍にした経験や、役職について成果を残した経験など、数回の「失敗しない転職」を繰り返し、今のキャリアの礎(いしづえ)としてきました。

そんな私が、マーケターとして、また、自らの経験から最近とくに思う事は「究極のマーケティング商材は自分自身である」という事です。つまり、たとえばマーキャリの読者であるマーケター(あるいはマーケター候補)の皆様が、普段仕事で行ったり、勉強されているもろもろの事象は、=究極最後は「自分自身」にも活用できる……という事実です。

こんな時代だからこそ、今日から数回、実際に30代というキャリアの岐路に居るマーキャリ編集部の橋本さんと対話をしながら、数回のコラムに分けて、私なりの「キャリアと職務経歴書」について、お話していきたいと思います。

最初となる今回は「キャリア」を取り囲む背景について考えてみましょう。

1)前提~「多様化する働き方」について考える。

橋本:弊社でも働き方改革への取り組みを行っていて身近なテーマなのですが、デ・スーザさんは現状をどのように捉えていますか?

デ・スーザ:昔は「35歳 転職定年説」があったり、その前は「滅私奉公」という時代があったり、転職と言うものに対してネガティブなイメージが強い時期がありましたが、この20年くらいで大きく世間の様相は変わってきました。昨今は「副業」も解禁され、一人一人が、本当の意味で「働く事」と向かい合う事が求められる時代が来ていると強く感じています。

たとえば、早期リストラを見ても昔は60代、ちょっと前は50代だったのが、今では40代にまで早期退職の声が掛かる事はニュースなどでもよく目にするところです。突き詰めてしまえば、企業に所属していても65歳くらいで強制的にリタイアさせられ、その時点から「さて、明日から何をしますか?」と聞かれる現実は、確実に存在するという事です。そして、平均寿命が延びる昨今、そこからの期間が長いこともまた事実です(人生100年時代と言うキーワードもありましたが、30年以上あるという事ですからね)。

そこに到達した時の自分の心境は、もしかすると、読者の皆様が(そして私自身も)今までに「小学生になったらお兄さんだ」とか、「中学生は大きい」とか、「高校生ともなると大人だ」とか、「大学生はもう社会人みたいなものだ」とか、その手前のステップにいたときに思いながらも、いざ、それなってみると「なんだ。こんなもんか」と思い過ごしてきたソレとあまり変わらないのかもしれません。

ただ、私たち全員に「その日」は確実にやってくるし、その日を迎えたからと言って、唐突に何か(未来)が変わる事は無さそうです。

だからこそ。私は「キャリア形成」はすでに「一生の出来事」として存在していると感じますし、何も準備をしていなければ、ただ漫然とその時を迎えてしまうリスクを抱えてしまうような、とても「大切なもの」だと思っています。

橋本:確かに終身雇用が終わり、人生100年時代と言われると、キャリアが地続きになっていないと当然リスクになってきますよね。

2)前提~人生において重要なこと、緊急なこと



橋本:キャリアに関しては具体的にどのように考えておくべきなのでしょうか。

デ・スーザ:「キャリア」が日常生活の中で大きく取りざたされることは実はほとんどありません。なぜなら多くの人は、日々の生活・仕事と言う「重要かつ、緊急なこと(たとえば仕事)」に振り回され、残った余暇をストレス発散の意味も込めて(人生において)「重要でも、緊急でもない事」(たとえばスマホのゲームとか)に費やしている事が多いからです。

橋本:意識していないとそうなってしまいますね。

デ・スーザ:そんな状況であるが故に、「緊急ではないが重要である」キャリアの事を考えるのは面倒な人も多いことでしょう。しかし、そこで少しがんばる。実は、その僅かな差で、人生が変わります。

実は、「キャリア形成をシッカリ考えている人」と「そうでない人」は、知らず知らずのうちにドンドン差がついていってしまいます。

ひとつ、勘違いしないで頂きたいのは私が「キャリアを考えましょう」と言っているのは、単純に「転職をしましょう」と推奨している訳では無いという事です。

会社を「辞める」とか「続ける」と言うのは手段のひとつでしかなく、どちらが正解なのかは、本人しか理解できません。

ただ、少なくとも自分のキャリアを「こういう風にありたいと自覚し、働く人」と、「漫然と日々を過ごす人」の間には、とてつもない差が存在する…と言う事を述べています。

▼キャリアの棚卸しをするだけでも未来は変わる

橋本:デ・スーザさんは、 どのように意識されてきたのですか。

デ・スーザ:私自身のある経験からの、たとえ話をします。

たとえば、何かのタイミングで、人生の選択の岐路(海外赴任の打診、昇進試験の打診、新しい業務を振られたときの是非の対応(返答)など)に立たされる瞬間は、人生に何度か存在しています。そして、それらはいつも唐突に「予告なく」やって来ます。

そういう時に「準備」の出来ている人はパッと「やります!」と自信を持って即答し、自分に与えられたチャンスを逃しません。

しかし、もし、そのタイミングでキャリアの整理が出来ていなかったら、その人は返事を「1週間考えさせてください」と言い、その間に、別の人に決まってしまった…なんてことがあるかもしれません。

そして、その「差」が、後々大きくキャリアに影響を及ぼしていくわけです。

だからこそ、そんな岐路で迷わないために。

「急に言われても……」とならないために。

自分のキャリアが、果たして「自分の向かうべき未来」に向かって進んでいるのか?を知る。その為に、履歴書や、職務経歴書を整理してみる。

まずは、その一歩目を歩き出すことを、私はオススメしています。



⇒「第2回~あなたのキャリアのゴールって何?~履歴書を書くその前に~」はこちらをクリック





マーキャリ 編集部

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