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*① 顧客はWebで情報収集している
行きたいお店の位置情報を調べるとき、電車の乗り換え情報を調べるとき、あなたはどうしていますか?ポケットのスマートフォンを取り出して調べている人がほとんどだと思います。この記事もスマートフォンで閲覧されている方も多いのではないかと思います。
スマートフォンの登場で顧客の購買活動はあっという間にモバイル、デジタルにシフトしています。BtoBマーケティングの世界でも顧客は製品選定プロセスの中でWebサイトを訪問し、競合サイトとの比較を行います。あなたが知らないところで、顧客の製品候補からふるい落とされている可能性があるのです。
顧客との最初の接点となるであろうWebサイトは常に最新かつ正確な情報が掲載されているべきです。
*② あなたのビジネスは変わり続けている
Webサイトを大幅にリニューアルして数年単位・数ヶ月で更新していない企業がいたとします。(ギクッとさせてしまったのなら、申し訳ありません)
数年、数ヶ月単位で製品ラインナップも変わらず、営業トークも変わらず、市場の状態も変わらない企業が果たしてこの目まぐるしくトレンドが変わる現代において、存在するでしょうか。
多くの業界は日々、イノベーションを起こし、週・月ごとの経営会議で経営戦略を変え、製品をアップデートし、顧客に新しいメッセージを送りたいと考えているはずです。
企業の最新情報を伝えるメディアとしてWebサイトが機能するためにも、Webサイトの更新性は重要です。
*③ Webのトレンドは変わり続ける
コーポレートサイトのリニューアルでよくいただく要望として「5年、10年デザインがすたれない、最新のデザインが良い!」というものがあります。残念ながらその要望の実現は不可能に近いです。それもそのはず、Web業界は日進月歩で、デバイスが変わり、最新技術が進み、トレンドが変わり、という形ですさまじいスピードで進化しています。数年前の一流企業のロゴをみても「古い」と感じることでしょう。
またセキュリティ面で考えてみても、古いWebサイトというのはリスキーな存在です。個人情報保護が叫ばれ、サイバー攻撃も大幅に増えている昨今、最新バージョンに更新されていないCMSは格好の餌食です。
企業ができる最善の策は数年に1回、Webに大規模な投資を行うのではなく、ランニング費としてWebサイトに投資する予算をきちっと用意することです。
*最後に
ここまで、顧客視点、企業視点、Web業界の視点でそれぞれ、Webサイト更新・メンテナンスの重要性について考えてきました。今の時代、Webサイトは「企業の顔」ともいえる存在です。Webサイトをきちっと更新していただき、正しいブランディング・市場とのコミュニケーションを行うツールとして、新しい商談を生み出すマーケティングプラットフォームとして機能する状態を実現していただければ幸いです。
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