前職で位置情報+音楽アプリを開発し、100万ダウンロードという結果を出していた佚。新たな企画に当然周りの期待も高まる。→『グロースハッカー佚』(第17話)はこちら
市場価値の示し方
横さん、ウェブアドベンチャーの越田さんお見えになりました」
分かった。D会議室に通しておいて
了解です
お世話になっております。本日はお忙しい中、弊社までお越し頂きありがとうございます
越田「いえいえ、こちらこそ。あれから中々都合を合わせられなくてすみませんでした。どうしてもプロジェクトの進行を取り纏めている金谷城にも同席をさせたくて」
金谷城「カナヤシロと申します。本日は宜しくお願いします!」
初めまして!ヨコと申します。宜しくお願いします!
金谷城「驚いたのですが、ミズホさんって御社に転職なされてたのですね!」
ミズホ?
金谷城「先ほど、エレベーター前で見かけましたよ!まだプロダクション勤務かと思ってました」
ああ!(ホズミのことか)彼女とはどう言ったご関係で?
金谷城「一昨年、東京フォーラムセンターで開催された個人価値会議2017でミズホさんの講演を聞きました。あれで自分のキャリアに対しての考え方が大きく変わりました」
そうだったのですね」
越田「私もネットの動画で見てますが、素晴らしい講演でしたね。凄く先を行った考え方だなと思いました。本来誰もが持つべき思考として話題にもなってましたよ」
すみません、全く存じませんでした。その動画は今も見れますか?」
金谷城「ええ、個人価値会議の特設ページにあるバックナンバーから見れたと思います」
ありがとうございます!後で見てみます」
村田「彼女は今どんな仕事を?」
プラットフォームの開発を主導で進めて貰っています。本人はマーケティングに凄く興味があるようで、その辺りの企画もこの先、彼女が主体となって行う形になると思います
村田「そうですか。私は彼女の講演をいくつか聞いてますが、毎回色々学ばせてもらってます。あれだけノウハウを持ってる人が主体で進めるのならきっと良いサービスが出来るでしょう。」
個人価値会議2017 講演者 八月一日 佚(ほずみ てつ)
※講演内容テープ起こし
日本の労働法制で初めて残業時間に上限規制が設けられることでブラック職場による過剰労働から解放され、過労死を未然に防げる可能性が高まります。
しかしその一方で残業代ありきで生計を立てていた人達にとっては大きなデメリットにもなりえます。
給与が減少し生活に困る従業員は、より環境と待遇の良い企業への就職を考えるでしょう。 人によっては起業したり、自ら仕事を取ってきて副業したりするケースも多くなるかもしれません。
長時間労働の是正によって企業側は、今まで以上に短い時間のなかで成果を出せる人材を求めます。
副業として仕事を依頼する場合も、当然そういった能力のある人材が選ばれます。
つまり、個人は必然的に自身の市場価値を意識していかなければならなくなるでしょう
では皆さん、自分自身の市場価値を知っていますか? また、どうやってそれを示せますか?
1つは時給というのがあります。 月給を働いた総時間で割ると、あなたの現在の時給が出てきます。賞与を含んだ方が良いので年収から計算するのが良いかもしれません。
金額が高ければ当然市場価値も高いと言えますが、 それはあくまで現在の市場価値です。
潜在的な市場価値を測る手段ではありません。
誰もが当然初めから市場価値が高いわけではありません。
そもそも市場価値と言うのはその時代ごとに変化します。
その時の人材市場においてどれだけ持っているスキルや経験、人間性が評価され必要とされるか。
皆さんが経験してきたこと、出来ることは現在皆さんが持っている価値です。
また、これまで生み出した作品や業績、それに対する評価も潜在的な市場価値と言えるでしょう。
つまり誰もが高められる可能性を持っているのです。 しかし実際に高められている人は多くないというのが現実です。
ここで、ちょっと皆さんに質問をしたいと思います。あなたが今、市場価値が高いと感じる人物は誰ですか?
折角なので、専用フォームから投稿してもらいましょうか、個人価値会議のTopページから行けます
ピコンッ ピコンッ
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