• 2024/04/19
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はりこらむ 第97回「コンピテンシーの重要性!~練習を継続すればフォームは変えられる~」

  • 萩原 張広  
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コンピテンシーの重要性!~練習を継続すればフォームは変えられる~


 ⇒第96回「知的サービス業とは?顧客理解が満足につながる!」はこちらから


 新卒社員が入って来て、私自身も一部研修を担当しています。私がやっている研修は主にスタンス的な内容が多いです。エムエムでは、各職種別やマネージメント層にそれぞれのコンピテンシーが言語化されていて、半年に一度自己評価と他者評価を行ないます。コンピテンシーは行動特性と言われますが、“よりよい成果を生み出すための考え方の習慣”と言い換えると分かりやすいかと思います。

 新卒者は働き始めた最初の1~2年目でコンピテンシーが形成される場合が多いです。そういう意味では最初にどういった事を学び、働く事に関してどのような考え方を身に着けるかが重要な事だと考えています。一度ついたコンピテンシーは考え方として習慣化するので、それを後で変える事は出来ますが、その難易度は高くなります。これは、スポーツ選手で言うとフォームのようなものでしょうか。

 野球の大谷選手が移籍先のドジャースでホームランを打ち始めています。新シーズンが始まった直後に大きな事件があったのでファンは心配していたと思います。MLBに挑戦して活躍する日本人は増えましたが、適合できずに日本に帰ってくる選手もいます。日本で活躍していたとしても必ずしもMLBで活躍出来るとは限らないです。やはり日本の野球とは大きな違いがあり、それに適合できるかだと思います。相手投手の投げるボールや判定などの様々な違いに対して、自分のフォームや考え方を練習を通じてフィットさせていく事が出来るかですね。

 サッカーではスペインリーグのラ・リーガでプレーしている久保選手は、ラ・リーガの主要チームで常時活躍する唯一の日本人選手です。久保は子供の頃からスペインでサッカーをして、言葉や習慣も含めてスペインにフィットするようにしてきた事が大きいと思います。よい意味でスペイン人のコンピテンシーを早い段階で体得しているのだと思います。

 人の能力やその人の持って生まれた性格的なこと、そして後で身に着けた技術やスキルの二つに分けて考えてしまうと、技術があるのにうまくいかない時にはその人自体が否定的な見られ方をする、または自分自身を否定してしまうことがあります。この二つの間に、コンピテンシーの考え方、スポーツでいうところのフォームの概念を想定すると時間は掛かるけど、変えていく事やフィットさせていく事が出来ると考えられるようになるのだと思います。「あいつがだめなんだ」とか、「自分自身がやっぱりだめなんだ」と考えるのではなく、コンピテンシー(考え方の習慣やフォーム)を時間をかけて変えていくように取り組んでいくと変革の可能性が見えてくると思います。

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■萩原 張広 Profile
株式会社エムエム総研代表取締役CEO。株式会社リクルートにて法人営業、営業マネージャーとして7年のキャリアを経て、株式会社エムエム総研を設立。法人営業のコンサルティングサービスを大手IT企業やベンチャー企業に向けて多数提供。1998年、ニューヨークでの視察経験から日本でのBtoBマーケティングの必要性と可能性を感じ、業態をBtoBマーケティングエージェンシーとする。以降、数百件のマーケティングプロジェクトに関わる。

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