株式会社クラウドワークスは副業マッチングサービス「クラウドリンクス」にて神戸市の副業人材40名の公募を9月24日(木)より実施することを発表しました。
(参考:神戸市初となる副業人材公募をクラウドワークスで実施 ~全国からテレワークでの参画可能、市の魅力を発信する人材を40名募集~)
今回、募集にいたった背景は次の通りです。
新型コロナウイルス感染拡大により暮らし方・働き方は大きな変化を迎え、政府も「新たな日常」の実 現を掲げています(*)。このような中、神戸市では、これからの時代に即した手法・内容で市の魅力を新たに発信すべく「公式ホームページのモニタリング」「動画企画」などの広報業務に副業人材が取り組む初の試みを開始します。
神戸市ではこれまでにも「チーフイノベーションオフィサー」、「クリエイティブディレクター」など、専門的なスキルや知識を持った民間人材をいち早く登用し、街の総合力強化を推進してきました。今回は初の試みとして「登庁を伴わないオンラインでの業務」「副業としての参画」を可能にすることで、神戸市外に在住の方や、限られた時間しか参画出来ない方にも幅広く対象を広げ、より多くの方の参画を可能としました。テレワーク、副業人材の活用により、ニューノーマルな時代における東京一極集中の是正手法を神戸市が率先して実践していきます。また、副業者の方には、多彩な視点で時代のニーズに合った効果的な市民サービスを創出してもらうと共に、市の業務への関わりを通じて、自身のキャリア形成に大きな効果が生まれることを目指しています。
*内閣府:経済財政運営と改革の基本方針 2020
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000050142.html
今回ユニークなのは、直接登庁しないリモートかつ副業という点です。募集条件としては、広報に関する専門的なスキル・知識・経験を持っている人か、副業で神戸市の広報・広聴業務に関わりたい方があげられていて、具体的な業務内容としては、広報活動に伴う公式ホームページのモニタリングや記事制作、動画企画・編集、写真・動画撮影、バナーデザインなどです。
最近だとヤフーがギグワーカーを募集して4500名の応募がきたり、パラレルワークのエージェントサービスが開始するなど、企画や副業が普及していく動き(下記、参考記事記載します)がありますが、自治体や官公庁との副業も増えていくかもしれません。
⇨プロフェッショナル人材へパラレルワークを支援するエージェントサービス「GIGrowth(ギグロース)」β版を提供開始(2020/9/7発表)〜兼業はスタンダードとなるか?〜