• 2020/09/23
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カオナビが発表!「リモートワーク実施率」が23.2%へ減少、「毎日出社」が73.6%へ増加(2020/9/23)〜業種とリモートの関係性〜

  • マーキャリ 編集部
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株式会社カオナビの研究機関「カオナビHRテクノロジー総研」は、リモートワークの現状についてまとめたレポートを2020年9月23日に発表しました。(参考:「リモートワーク実施率」緊急事態宣言下から約3カ月で12.3pt減少し23.2%。「毎日リモートワーク」は7.5%(9.9pt減)、「毎日出社」が73.6%(15.1pt増)。

20代~60代の自由業を除く、有業者9,816名を対象に、2020年8月21日(金)~2020年8月24日(月)で実施されました。今回の調査結果サマリーをプレスリリースより引用して下記に記載します。

■調査結果
調査結果1: リモートワーク実施率は23.2%。5月と比較して、さらに少数に
調査結果2: 「毎日リモートワーク」は9.9pt減少の7.5%、「毎日出社」が15.1pt増の73.6%
調査結果3: リモートワーカーの中でも「リモートワーク度」に大きな差がある
調査結果4: 地域/会社規模別の傾向は、5月と比較して大きく変化なし
調査結果5: 職種別では「ホワイトカラー3職種」が引き続き上位に。「公務員」の減少が顕著
調査結果6: 業種では「IT・インターネット」が前回同様に高く、「公共」「金融」は大幅に低下
調査結果7: 「IT・インターネット」業界ではフルリモートワーカーの割合が5割を超える
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000030113.html

前回5月の調査では
「毎日リモートワーク」が17.4%、
「週に2~3日出社し、その他はリモートワーク」が18.1%で、
リモートワークの実施率は合わせて35.5%だったようですが、
3カ月で23.2%まで減少しています。


出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000030113.html

出勤形態については以下のように変化しています。
前回5月の調査と比べ、
「毎日リモートワーク」の割合は17.4%から7.5%へと減少し、
「毎日出社」の割合は58.5%から73.6%へと増加しています。
リモートワーカーが少数となり、コロナ禍以前のように出社する人がマジョリティになってきています。


出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000030113.html

また、リモートワークをする人の中でも、フルリモートの人もいれば、勤務時間の半分以下の人もいて、リモートワークの活用も多様化しています。


出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000030113.html

職種別でみると、前回の調査時も上位だった「営業職」、「事務系管理職」、「事務職・技術系事務職」がトップ3に入っています。 業種では「IT・インターネット」が前回同様高く、フルリモートワーカーの割合も5割を超えるようです。



出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000030113.html

カオナビHRテクノロジー総研 研究員・齊藤直子氏の考察によると、人材が不足している「IT・インターネット」業界では、求人を出す際に、リモートを要件に入れておかないと、他の企業に目移りされてしまうため、今後リモートが増えていく、逆に人材が足りている「公共」「金融」業界ではリモート実施率が減っていて、普及もしづらいのではないかと語っています。

やはり、ITやWeb系ではデジタルが浸透しているのもあり、リモートがそのまま継続されている企業も多いため、リモート勤務をしたいと考えている方は、そういった業種から選択するのも手だと言えます。一方で、企業に営業として就職・転職したいと考えている方は、ITやWeb系企業が顧客となる場合は、Web会議システムを使ったオンラインでの営業活動が基本となる可能性もあるので、自分がそこにフィットするかを考える必要があると言えるでしょう。

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