株式会社lamireは、2020年9月1日に転職エージェントを利用経験者の男女500名を対象に実態調査を行い発表しました。(参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000063609.html)
今回は調査の概要と転職エージェントを利用する際の注意点についてお話したいと思います。
まず調査の概要は次の通りです。
<調査結果のポイント>
・アンケート回答者の63.9%が満足
・回答者は30代が中心
・サービスを選ぶとき見るポイントは「求人数」
・利用者が多いサービスは「リクルートエージェント」
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000063609.html
やはり求人数の多い大手媒体が人気で利用されているようです。媒体を選ぶ際のポイントは、次の通りです。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000063609.html
また、転職エージェントの評価に関しては、「紹介された求人の数」や「紹介された求人の質」以上に、「担当者の対応」が高いことが目立ちます。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000063609.html
企業が採用を決定すれば、転職エージェントは成果報酬として手数料をもらうビジネスモデルですのでキャリアアドバイザーの対応に力を入れて、効果も出ているのでしょう。
転職エージェントを利用する際に気をつけたい点
転職エージェントを利用する際に気をつけるべきなのは、自分の得意な領域がたくさんあったり、いろんな職種に言い換えができたり、新しい仕事にチャレンジしたい場合です。
転職エージェントは、成果報酬が前提となるために、本人の意思より企業から内定をもらえるかどうかで動くキャリアアドバイザーも中にはいます。
その場合、本人がいままでやってきた経歴と、企業の募集要項とのマッチングが優先されるため、本人のチャレンジしたい意思の尊重や、違う領域にいくことでの年収アップなどの提案がなされない可能性もあります。求職者側も、エージェントの話を鵜呑みにするのではなく、キャリアオーナーシップを持って行動することが大事です。
将来のキャリアのために、例えば一旦給与を下げてでも経験を積むことも立派な選択肢です。自分の意思を持ってキャリアを描いていきましょう。