• 2020/02/17
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ペイオフマトリクスはたくさんのアイデアを取捨選択し優先順位をつける効果的なフレームワーク【前編】

  • マーキャリ 編集部
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企業が抱えるさまざまな問題に対し、改善策を練ろうとチームや部署でアイデア出しをした経験がある方も多いのではないでしょうか。たくさんのアイデアが出た場合、実行に対して時間やお金といったコストがかかればすべてのアイデアを採用することはできません。多数のアイデアの中からそれぞれの特徴を分類し、優先順位をつける際に有効な分析フレームワークの1つに「ペイオフマトリクス」があります。


この記事ではペイオフマトリクスの活用方法や特徴に加え、ペイオフマオリクスを活用する際の注意点などについて詳しく解説しています。ペイオフマトリクスは、さまざまなものに応用して活用できるフレームワークなので知っておいて損はありません。ぜひ参考にしてください。

ペイオフマトリクスとは?



ペイオフマトリクス(ペイオフマトリックス)とは、「効果」と「実現性」の2つの軸で区切られた図(マトリクス)を使い、効率的にアイデアの取捨選択をするための分析フレームワークです。効果とは、そのアイデアを実行することで得られるリターンのこと。店舗を経営しているのであれば集客数や単価アップなどが効果に該当します。そして実現性とは、アイデアを実行する難易度。具体的にはお金や時間といったコストについて考え、コストが高ければ実行しにくく、コストが低いなら実行しやすいことになります。

4つの象限に分類する

ペイオフマトリクスでは、縦軸を「効果」、横軸を「実現性」にするのが一般的です。縦と横に線が入ることで4つのブロックに分けられます。このブロックのことを象限と呼びます。ペイオフマトリクスの場合の4つの象限は ・実現性が高く効果も高い・実現性は低いが効果は高い・実現性は高いが効果は低い・実現性も効果も低い  となります。それぞれの象限のなかでも、配置によって実現性や効果に差をつけることができます。

ペイオフマトリクスの作成手順

ここからはペイオフマトリクスの詳しい作成方法を順序立てて説明していきます。それほど難しいものではないので、記事を読み終わったあとに簡単に試すこともできます。ぜひ自身のビジネスに当てはめてみてください。 

テーマに沿ってアイデア出しをする

ペイオフマトリクスは、アイデア出しから始まります。この際、アイデアの数は多ければ多いほどよいです。たくさんのアイデアから取捨選択するのと、少ないアイデアから取捨選択するのでは、結果が大きく変わってきます。社内のチームなどで時間を区切って、深く考えずに思いついたものをどんどんと書き出していきます。共有しやすいようにふせんに書いていくのがおすすめです。

(続きのページは以下をクリックしてご覧ください)




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