日本初・最大級の花のサブスクリプションサービス「Bloomee LIFE(ブルーミーライフ)」が「おうちサブスクマップ」を2020年9月1日に公開しました。(参考:”ニューノーマルな暮らし”とサブスクの可能性 Bloomee LIFEが【おうちサブスクマップ】を公開)
現在注目が高まっている”ニューノーマルな暮らし”に寄り添うサブスクリプションサービスを集めたものだそうです。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000013638.html
「ニューノーマル」と言われる時代では、新しい働き方や暮らし方が求められていますが、同社の調査では
「おうち時間」の過ごし方への意識がより高まっていることがわかっていて、「コロナ禍以降、自宅で過ごす時間をより大切にしたいと思うようになった」という回答が95%以上にのぼり、「これからのおうち時間で大切にしたいこと」の項目では、癒しの時間が重要であるという回答が89.5%でした。
こうした結果をうけて、家庭向けのサブスクサービスが、癒しやリフレッシュ、家族のコミュニケーション、新しい習慣のサポートなど、の価値を提供できるのではないかと同社は考えています。
求職者も考えたいサブスクというサービス形態
米Zuoraが発表したレポート「Subscription Impact Report: COVID-19 Edition」では、グローバル700社を超えるサブスクリプション企業のデータをもとに、パンデミック後の3カ月間(2020年3〜5月末)と直前12カ月間(2019年2月〜2020年2月)を比較してその変化を分析しました。(参考:第1回:新型コロナがもたらしたサブスクビジネスへの影響と業界別分析)
それによると、85%超のサブスクリプション企業がコロナ禍(2020年3〜5月末)においても引き続き新規契約を獲得し成長を続けています。全体の5割は売上成長に大きな影響がなく、成長を加速させている企業は18.3%にもおよびます。
このレポートにあるように、サブスクリプション企業は、コロナ禍においても競争優位性が高い状態だと言えるのではないでしょうか。
これはいわば、デジタルトランスフォーメーション(DX)を実現している状態とも言えます。
経済産業省ではDXを次のように定義しています。
“企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること”
出典:https://www.meti.go.jp/press/2018/12/20181212004/20181212004-1.pdf
デジタルトランスフォーメーション(DX)では、業務フローのデジタル化やサービスのデジタル化を行うことで競争優位性を高めていくことが必要だと言われていますが、サブスクリプション型のサービス、いわゆるSaaS系企業では、デジタルのサービスと、顧客データの活用〜サービス改善が行われるため、既にDXに近い形態です。
また、2025年の崖と呼ばれる、DX推進に関する警告を経済産業省が出していますが、その中では、次の大きな課題があげられています。
課題1:既存システムの複雑化・ブラックボックス化
課題2:現場サイドの抵抗
大手企業では独自の社内システムを利用していることもあるため、これらに対応するのは一筋縄ではいきません。
転職やキャリアを考える上では、いまの時代に適応したSaaS系企業も選択肢の一つとして有力になるでしょう。
マーキャリメディアでは、現在、毎日キャリアやデジタルトランスフォーメーションについてのトレンド記事を掲載していますので、ぜひ、見てみてください。