• 2020/06/19
  • 連載企画
  • キャリアチェンジ体験記

さまざまな職種を経て、あこがれの社会福祉士へ。【キャリアチェンジ体験記】

  • マーキャリ会員  
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【キャリアチェンジ体験記とは】
働き方改革が施行されたことにより、会社の体制や制度が変わったなんて人も多いと思います。企業も個人も今まで以上にビジネスマンのキャリア展望に目が向けられている中、マーキャリ会員によるキャリアチェンジに伴った体験談をシリーズものとして連載していくのが本企画です。

今まさに自身の今後のビジネスライフに向けて働き方を変える動きをしている方もまだキャリアプランが漠然としている方も参考になる内容になっておりますので是非ご覧ください。

今回の記事投稿者:平畑隆寛さん
⇒平畑隆寛さんのバイオグラフィはこちらをクリック

自己紹介

読者の皆さんはじめまして。平畑と申します。私は現在、社会福祉士として介護老人保健施設で勤務しています。私のこれまでのキャリアは多岐にわたり、最終的に社会福祉士として福祉業界で勤務することになりました。今回はキャリアチャレンジに至った背景と、キャリアチャレンジ後の経験を交えてお伝えさせて頂きます。皆さんのキャリアに少しでも関連し、今後の人生に対して役に立てて頂ければ幸いです。

キャリアチェンジまでの流れ

私は高校卒業後、大手服飾メーカーにて一般職として仕事をしていました。社会人1年目として右も左もわからないことだらけでしたが、必死で経験を積む毎日を過ごしていました。しかし、洋服が好きで服飾業界に足を踏み入れたはずだったのですが、徐々に「これが自分の好きなことなのか?」と自問自答を繰り返した結果、地元に戻ることにしました。

地元に戻ってからは建設会社での作業員やホテルでの調理業務など、様々な仕事を経験しました。数社における転職を繰り返した結果、何気なく求人募集していた「福祉用具販売の営業職」に目が留まり、就職することになりました。

福祉用具販売の仕事をしていくうちに、医療従事者や福祉関係者と協働する機会が増えていきました。病気で以前のような生活ができなくなった人、障害を抱え支援を受けながらできる範囲で一人暮らしをしている人など、様々な方に出会い、そしてそれぞれの専門性を発揮して解決に向けた取り組みを行う医療従事者や福祉関係者に感銘を受けました。

そのような中で「社会福祉士」という職種に興味を持ちました。生活の中から課題を捉え、支援対象者が自ら解決できるように対象者の潜在的な力を引き出す支援に、社会福祉士としての可能性を感じました。そこからは、仕事を続けながら通信制の福祉大学に入学し、社会福祉士取得を目指して学業に励みました。そして4年後に国家試験合格を果たし、念願の社会福祉士を取得しました。併せて同年、医療機関に就職し社会福祉士としてのキャリアをスタートしました。

なぜ、そうしようと思ったか?

正直、福祉用具販売の営業職でも収入はある程度確保されており、営業で培った人脈も満足いくものでした。ある日、某地域包括支援センター(高齢者の総合相談窓口となる機関)の社会福祉士と仕事をする機会がありました。支援対象者は一人暮らしで閉じこもりがちな方でした。私が話しても「外には出なくていい」との発言を繰り返していました。

それを観察していた社会福祉士が、対象者のこれまでの生活歴に始まり、困っていることや今後の生活の希望など、対象者が自ら語れるように絶妙な間で相槌や質問を行っていました。結果的にその対象者はリハビリ目的で外出することになり、活動性が向上したことによって一人暮らしが続けられるようになりました。 このような社会福祉士の仕事に「なんてすばらしい職種なのだろう」と感銘を受け、自分も社会福祉士になって生きづらくなっている方や支援を必要としている方に対して、相談を受け支援ができるような社会福祉士になりたいと思いました。

動機はありきたりかもしれませんが、特定の仕事や職種に対する「憧れ」が一つのキャリアチャレンジの動機になることは、人生において素晴らしいことだと思っています。また、私の場合は想像ではなく、実際に社会福祉士とはどのようなものか見ていたからこそ、社会福祉士という職種や仕事内容が現実的に自分のキャリアチャレンジに繋がったのだと思います。

元のキャリアのスキル、もともと持っていたスキルが次のキャリアにどう活かされたか?

社会人デビューが服飾メーカーだったこともあり、人と話すことが元から苦ではなく、むしろ好きでした。単に友達と雑談していることが好きではなく、色々な経験をしている方や自分と違う考えを持っている方と話すことで、自分自身が新しい知識やマインドを蓄積できることに成長を感じていました。そのような「人に興味を持つ」ことが原点となり、話すことが仕事の基盤となる「社会福祉士」としてのキャリアに活かされたのだと思います。

また、私は様々な仕事を経験していきました。一見「長続きしないな」と感じる方もいるかいると思いますが、社会福祉士としてこの転職の経験が大いに役に立ちました。それは、社会福祉士が対象としている方は、子どもからお年寄りまで幅広い年齢層となっています。人それぞれのライフステージで悩むことや支援が必要な状況に陥ることがあります。当然就労中の方もおり、就労支援を行うこともありました。そこで私に様々な仕事の経験があることで、対象者の仕事の内容理解ができますし、信頼関係の構築にも繋がり支援がしやすくなりました。様々な仕事をすることは時としてプラス面に働き、このことは社会福祉士だけではなく、色々な職種や仕事に通ずることだと思います。

キャリアチェンジで最初大変だったこと

私が社会福祉士としてのキャリアをスタートさせた職場は医療機関でした。医療機関では医師や看護師、リハビリ職など様々な職種が同じ建物内でそれぞれの専門性を発揮しながら仕事をしています。私は社会福祉士として患者及びその家族に対する支援で精一杯で、他の職種に対する専門性の理解が乏しかったです。しかし、社会福祉士は各職種の専門性を最大限発揮させることも仕事の一つであり、その力が相乗効果となることで対象者の支援に繋がることになります。最初のうちは、それぞれの専門性がどのような結果をもたらすのか、イメージを作ることが難しかったです。

成果をだせたこと

社会福祉士としてのキャリアをスタートして4年目に、約2000人が参加する学会にて研究発表をすることができました。また、同年に法人内での成果発表で私が代表で発表する機会を得ることができました。なかなか機会が巡ってくることではないことから、地道にキャリアを形成していった証だと感じました。

成果をだせたことの道筋

飛び級で発表などの機会が得られることはないと思います。1年間の目標と4か月ごとの短期目標を設定し、着実に達成できるよう努力した成果と捉えています。加えて、言われたことを単にこなすのでなく、言われたこと+αが大事です。「なぜ言われたか」「それをすることで自分にどのようなリターンがあるのか」など深層を追求しながら仕事に臨んだことが成果として出せたのではないかと思います。

まとめ

今までの仕事を変えることは非常に勇気がいることだと思います。しかし、自分に正直になって人生を振り返ったときに、少しでも疑問に思うことがあれば、新しい自分へチャレンジすることも無謀な選択肢ではないと思います。要は失敗を恐れず、そして目標を掲げて、一つ一つ積み重ねていくことが、キャリアチャレンジでの成功の道に繋がると私は信じています。これを読んでくださった皆さんが一歩踏み出せるきっかになってもらえれば幸いです。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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