• 2020/06/01
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メディアプランナーとして活躍するために必要なスキルとは?

  • マーキャリ 編集部
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インターネットやスマートフォンの発達により、テレビや新聞、雑誌、ラジオなどに加えてSNSや企業が運営するオウンドメディアなど、新しいメディアが生まれてきました。企業の販売戦略を担うマーケティングにおいてはメディアの効果的な活用が望まれています。そのような中で注目を集めているのが、メディアを専門として企画を立案するメディアプランナーです。


この記事ではメディアプランナーの仕事内容や活躍するために必要なスキルについて詳しく解説しています。メディアプランナーだけでなくPR会社や広告宣伝、企画職などに興味がある方にも参考になる内容になっています。ぜひ最後までご覧ください。

メディアプランナーの仕事内容

メディアプランナーは、クライアントのメディア戦略について企画・立案をしていく仕事です。ここでいうメディアとはテレビ・ラジオ・新聞・雑誌・SNSなどあらゆるメディアを指します。クライアントのニーズに合わせてどのメディアをどのように活用していくかの戦略を立てるのがメディアプランナーです。


メディアは非常に多種多様にありますので、すべてのメディアを包括的にカバーしている電通や博報堂に代表される大手広告代理店に対して、たとえばWeb領域だけを専門としている企業もあります。どちらにしろ、メディアプランの専門家としてクライアントに提案していくことになりますので、それぞれのメディアの特徴に対する知識はもちろん必須となります。効果的にメディア戦略を実行していくためには、クライアントとなる企業の業界知識があることも重要となるでしょう。


メディアプランナーが立案するメディア戦略とは、端的に言えば「広告宣伝についての戦略」のことを指します。TVやラジオならCM、雑誌や新聞なら広告枠や広告ページを利用し、Webであれば検索キーワードに関連して表示されるリスティング広告や、ブログやWebサイトに載せるアフィリエイト広告というように、広告にもさまざまなものがありますので、的確にターゲットを見定めて最適なメディアを活用できるようにプランニングしていきます。メディアプランナーは、企画立案だけでなくクライアントと各メディアとの仲介役も担います。

メディアプランナーに必要なスキル・知識

メディアプランナーの仕事内容を確認することで、必要なスキルについてもイメージが浮かんできた方もいるかもしれません。ここからは、メディアプランナーとして活躍するために必要なスキルについて解説していきます。 

ニーズを把握する質問力

企業がメディアを活用したい理由は、自社の商品を宣伝したいだけとは限りません。クライアントによってメディアプランナーに求めることは異なることも多いですので、相手のニーズを引き出す力が求められます。なぜメディアを活用したいのか、といった意向にはクライアント自身が気づいていない潜在的なニーズがあるかもしれません。


表面的でなく深い質問に対してはいくら契約を結んでいようと初対面ですぐに聞き取るのは難しいでしょう。そのためメディアプランナーには、相手と信頼関係を築くコミュニケーション能力も求められると考えてください。  

プレゼンスキル

メディアプランナーの仕事は当然ながらクライアントワークです。どのようなプランであっても最終決定をくだすのはクライアントにほかなりません。そのためメディアプランナーにとってクライアントを納得させるためのプレゼンスキルはとても重要なものになります。 

マーケティングに対する知識

メディアプランナーは、営業職と似た能力が問われる仕事と言えます。メディアプランナーには、専門的な資格は必要ありません。しかし、マーケティングに関する知識は、メディアプランナーとして特に身につけておきたいものだといえます。もちろんメディアに関する知識が必要なのは言うまでもありませんが、マーケティング知識が必要である理由は、広告や宣伝は企業のマーケティング活動の一部だからです。


マーケティングとは、企業の製品やサービスが売れる仕組みをつくること。そのための手段としてメディアを活用した広告があるのです。メディアについてだけでなく、市場調査や商品開発、広報活動などのマーケティングを身につけておくことは、メディアプランナーとして活躍したいなら非常に有効なものであると言えます。

メディアプランナーへの就職や転職を検討している方へ

メディアプランナーは、新卒の求人募集も比較的多い職種です。とはいえ「メディアプランナー」として募集していることはあまり多くなく、企業によっては「広告営業」や「提案営業」という名称で募集をかけていることが多いです。現在徐々に求職者有利の売り手市場から、求職者にとっては倍率が高くなる買い手市場へと移行しているため、未経験からの採用されることは簡単ではありません。しかし、法人営業などの経験は、メディアプランナーとして活かせることできますので、アピールポイントになるでしょう。



クライアントのメディア戦略を立案していくことは、実際に自分が関わった広告がメディアに載ることにつながります。大きなやりがいのある仕事ですので、企画やマーケティングに興味があるのなら、一度きちんと調べてみたり、チャレンジしたりするのも良いのではないでしょうか。

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