• 2020/05/20
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新型コロナウイルスでビジネスの現場が変化!? 動画活用のポイントを解説

  • マーキャリ 編集部
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新型コロナウイルスの影響によりビジネスの現場は変化しつつあります。リモートワーク・Web会議・ウェビナー等が徐々に一般的になりつつあります。そしてリモートワークで高い効果が期待できるのが動画です。しかし、正しい動画活用術を理解していますでしょうか。コロナ前と後では動画活用の意味合いも変わってきています。


本記事では新型コロナウイルスにも対応できる最新の動画活用術について紹介します。これから初めて動画に携わる方やこれから動画を活用していきたい担当者はぜひ参考にしてください。

コロナでなぜ動画が求められているのか

そもそもなぜ今動画が求められているのでしょうか。理由は企業のオンラインシフトの影響です。日本は海外に比べデジタルシフトに乗り遅れています。しかし現在は新型コロナウイルスの影響もあり強制的にデジタルへの移行が進んでいます。これまではクライアントに提案する際に様々な方法がありました。例えばクライアント先に訪問する、事務所に電話をする、イベントを開催する等です。


しかし現在はコロナウイルスの影響によりこれらの方法が選択できない状況です。つまりクライアントに対する接触方法が減ってしまいました。数が減ってしまったということは質を上げるしかありません。質を上げるとは効率的に訴求する力が求められています。動画はオンライン上で高い訴求力を持っています。そのため新型コロナウイルスでデジタルシフトした今の企業には動画が必要ということになります。 

動画の訴求力

では動画の訴求力はどのくらいあるのかについて解説します。動画を1分間見たと仮定し情報量で比較すると、テキストで180万語分、Webページで3600ページに匹敵する情報量の多さです。


また動画を見た人と見てない人では商品の購入率が約60%も変わってきます。加えて動画を見たユーザーの約70%が製品を提供している企業のWebサイトに訪問したというデータもあります。このように動画は高い訴求力があり、現在のビジネスの現場では必要不可欠なツールになってきています。

コロナでの動画制作手法

動画の必要性を感じてもらえたところで動画制作の仕方について解説していきます。動画制作をするときは社内のリソースだけでは厳しいのでほとんどの場合外部に依頼するでしょう。一昔前までは動画を制作するにあたり、事前に撮影現場を下見して、当日は大人数の撮影クルーで製品を撮影し編集するというのが一般的でした。


しかし現在は違います。動画制作会社と一度も接触せずに動画を制作する方法があります。つまりオンライン上だけで完結します。その方法をご紹介します。 

アニメーションやCGで訴求

演出方法をアニメーションやグラフィック、CG等で表現すると非対面で動画制作依頼が可能です。用意するものとしては製品の訴求ポイントと写真や動画素材だけです。CGを活用したい場合はCADデータというものも必要になります。もし素材が少ない場合でも有料で素材を購入することで補うことができます。これらを用意して依頼するだけで動画は完成してしまいます。途中の進捗についてもZoom等のWeb会議システムを使うだけで管理できます。


アニメーションを使った動画制作のメリットは費用面にも影響します。撮影を依頼すると人件費が多くかかってしまうため費用がかさむ傾向にあります。しかしアニメーションの場合はそれを制作する人とディレクションを担当する人の人件費がメインでかかってくるだけなので比較的安価で制作できます。また撮影日のスケジュール調整をする必要もないため動画制作担当者の負担も軽減されます。 

少人数撮影

それでも製品を撮影して動画に組み込みたいという担当者も多いでしょう。その場合は感染リスクを少しでも抑えた少人数での撮影がおすすめです。今は撮影スキルも上がってきていることもあり、1人だけで撮影もできます。カメラマンがディレクションも担当してしまします。このようにすることで費用が浮くだけでなくコロナ対策にもなります。動画制作する方法も変化してきているので、まずは見積もりから依頼してみましょう。

動画活用術~配信先におけるそれぞれの特徴~

動画を制作できたらどのように動画を活用するかを検討するのが次のステップになります。動画の配信先を見誤るだけで動画の効果がなくなってしまう恐れもあるため、このフェーズが最も重要となります。配信先の候補としてはメールやプレスリリース等があげられるでしょう。しかし一般的なのは企業が保有しているSNSアカウントに流すということでしょう。ではそれぞれのSNSでどのような特徴があるのかについて解説します。 

Instagram

まずはInstagramです。InstagramではBtoC商材がおすすめです。またテキストというよりは写真などのビジュアルがベースなのでインパクトが大きい動画の方がより多くのユーザーに認知されるでしょう。 

Facebook

続いてFacebookです。Facebookは個人利用からビジネス利用まで幅広いユーザーが活用しています。そのため尖った動画というよりはスタンダードな動画の方が好まれます。また実名制ということもあり細かくターゲティングして広告配信できる点もFacebookで動画活用するメリットになります。 

YouTube

最後はYouTubeです。YouTubeの場合は動画が主流のSNSのためどのような動画を流しても問題ないでしょう。また現在はGoogleの次の検索エンジンとして使われていることもあり非常に重要な位置付けとなっています。


YouTubeのポイントはGoogleと連携しているところです。例えばある製品についてGoogleで直近検索した人にのみ広告配信できる機能があります。こちらを活用することで認知から購買まで、どのフェーズの動画でも活用できます。


以上がSNS別動画活用術です。動画は作るだけでは認知されません。しっかり広告配信することでユーザーまで伝わります。これまで企業アカウントに流しているだけの担当者は動画活用という点においては広告配信するところまで加味して動画制作すると良い動画が作れるでしょう。 

動画活用のトレンド

新型コロナウイルスでビジネスの現場が変わってきているなかで、どのような動画が好まれるのかについて紹介します。結論、フェーズでいうと製品理解です。


これまでは認知のフェーズのブランディング動画が多かった傾向にありました。理由は製品理解のところは営業担当者が対面で説明できていて、動画を作る必要性がなかったからです。しかし現在、製品を購入しようとしている担当者は、製品理解のみならず比較検討フェーズまでオンライン上で完結してしまいます。つまり営業担当者に連絡がくるときは購入するかどうか迷っているときになります。もし製品理解の動画がなければ比較検討のフェーズすらいかないでしょう。


このような点から現在は製品理解動画を制作する企業の担当者が増えています。動画は認知・理解・比較検討・フォローとどのフェーズにおいても活用できるのでまずは順番に制作するのをおすすめします。

まとめ

新型コロナウイルスの影響により今後もビジネスの現場は大きく変化していくでしょう。しかし現在では動画活用が売上を伸ばすためのポイントではあります。正しく理解し柔軟に対応していきましょう。

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