• 2020/04/22
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営業スキルは別業種でも活きるのか? 押さえておくべきポイントを解説します。

  • マーキャリ 編集部
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目次

「現在営業の仕事をしているけど、別業種の営業も気になる」「自分の今のスキルが活きるかわからないし、仕事も内容も含め確認したい」転職活動を考える中で、そんなお悩みを抱えている営業マンの方も多いのではないでしょうか?ひとえに営業とはいっても、たくさんの業種から選択することができます。本記事はたくさんの業種がある中で「職種別の営業仕事内容」「共通して求められるべきポイント」「おすすめの業種」についてまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

営業の業種ごとの仕事内容

今回は下記の4つの業種の営業について解説します。


・広告系営業

・IT系営業

・メーカー営業

・人材系営業


順番に解説していきます。

広告系営業

まずは広告系の営業職です。特徴としては「BtoB」ですので、法人営業が一般的になります。取引先は法人ですので、一件の成約で「大きな利益」が見込めることが魅力的ですね。しかし取引先の法人によって、「広告予算を上げる月」と「下げる月」がありますので、担当が1社だけになってしまうと、売り上げを継続的に上げることが難しいのがデメリットになります。

IT系営業

IT系の営業は、企業が取り扱う自社商品、サービスの販売が主になります。需要が高く、法人個人問わず売ることができる営業になります。しかし、自社商品を事細かく理解する必要があり、ITの目線から見たメリットとデメリットを詳しく説明できる必要があります。こう聞くと難しく感じるかもしれませんが、「自社商品をしっかりと理解する」という意味では、非常にシンプルです。またIT系の商品は1~2年おきにトレンドが移り変わりますので、20年前の商品を事細かに覚えておく必要はありませんので、心配する必要はありません。

メーカー営業

メーカー営業も販売は自社商品になります。また取引先も法人が多く、個人に販売するケースはめったにないです。既存で使ってくれている法人は継続的に取引してくれるケースが多いので、力を入れる点は新規顧客の開拓になります。しかし、デメリットとして「同じ商品を愛し続けなければならない」という点があります。あくまで同じ会社に働き続ける前提ですが、扱うものは「1つの同じ商品」になります。時には「他者の方が良い商品を生み出している」と感じ、自社商品に疑問を持つケースもでてくるはずです。そういった時でも売り続けばければいけない点はデメリットだと言えます。

人材系営業

人材業界は高いコミュニケーションスキルを必要とする職種です。取引先は法人で、なおかつ飛び込みで営業することも少なくありません。新規顧客の開拓に力を入れているのが特徴です。

補足:海外営業

業種ではありませんが海外営業について少し解説します。海外営業は他に比べて少し特殊な仕事内容です。 必要なスキルはコミュニケーションスキルと英語力です。英語に限らずですが、取引先に合わせて必要な言語も変わってきます。 販売代理店との取引がメインになりますが、相手の国に合わせてマナーに気を付ける必要があるなど、一般的な営業より社会経験が必要になる職種です。

共通して活きるスキル

どの営業職種にも共通して必要なのは、下記の2つです。


・高いコミュニケーションスキルがあること

・自社商品をしっかりと理解すること


高いコミュニケーションスキルは営業に必須です。 取引先は法人個人問わず「人」になりますので、相手に良い印象を抱いてもらう必要があります。しかし、単に印象が良いだけでは、コミュニケーションスキルが高いとは言えません。 1日で商談が決まるならいいのですが、長期間にわたって営業を繰り返さなければならないケースも存在します。そういったケースで粘り強く営業を繰り返せることも、高いコミュニケーションスキルと言えるでしょう。


また、自社商品を理解することは大切な要素です。 取引先に「この商品にはどんなメリットがありますか?」と聞かれても、論理的にクライアントファーストで答えられない営業マンは疑問を持たれてしまいます。自社商品を理解したうえでコミュニケーションスキルが重要になりますので、まずは売るべきもののメリットとデメリットをしっかりと理解しましょう。

おすすめの業種

上記では4つの業種における営業の仕事内容について解説してきましたが、その中でも強い志望動機がなければ、「IT系の営業」がおススメです。理由としては下記の2点が挙げられます。


・需要が高まり続けているから

・個人の市場価値が高くなる


順に解説していきます。

需要が高まり続けている

世の中を見ても、ITの需要が高まり続けているのは一目瞭然ですよね。需要が高いということは、つまり「商品を売りやすい」ということに繋がり、さらに「売れやすい=稼ぎやすい」ということまで繋がります。例を挙げると、Webサイト制作を300万円で受注し、粗利が100万円残ったとします。仮にこの100万円をサイト開発者と営業のあなたが分け合えば、単純にあなたは50万円の稼ぎがうまれますよね。もちろん上記は例ですが、要するに「売りやすく、稼ぎやすい」というのがIT系の営業の特徴で、今後もさらに成長を遂げる業界だといえます。

市場価値が高くなる

先ほど例に挙げた「Webサイト制作」の営業に関しては、IT系の中でも「Web系」の分類に分けられます。Web系の営業職は無形商材を扱った営業です。サービスや製品の良さを伝える有形商材の営業と異なり、クライアントごとに異なった課題に合わせて提案をしていく営業の為、比較的難易度は高いことが特徴です。 転職市場では無形商材を扱った経験のある営業マンは評価の高い傾向にあるため、営業職というフィールドで市場価値を上げていきたい方にとってはおすすめの業種になっています。


また、クライアントに対して最適な提案をするためにはWebの専門知識が必要になっていきます。そのため、営業活動を繰り返す中で、実戦経験と同時にWebに関連した幅広い知識を身に着けることができます。しかし、もちろん一筋縄に身に着けられるものではないので、すきま時間を使って勉強をするなどの努力は必要です。

営業は別職種でも活躍できるのか:まとめ

それでは本記事は以上になります。今回は4つの業界の営業職をピックアップしてご紹介しましたが、まだまだ数多くの業界の営業職が存在しており、それぞれに特徴があります。そのため、ご自身のキャリアプランに合わせた業界を志望するのが最善策といえます。しかし営業職としてキャリアアップ転職に挑戦したいが、業界がなかなか定まらないといった方には「IT系の営業職」をおすすめします。理由としては下記の2点があげられます。


・需要が高まり続けている

・個人の市場価値が高くなる


「IT系の営業職」をおすすめしましたが、安易に決めたりせずに、1度業界ごとの特徴をリサーチしておいた方がいいでしょう。営業というフィールドでステップアップを目指している方は様々な業界を見比べたうえで、自身の特徴やキャリアプランにあった営業活動を行える業界に転職することが最善ではないでしょうか?

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