• 2020/04/14
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「三密」とは何か?会社ですぐにできる3つの対策もご紹介

  • マーキャリ 編集部
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昨今の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴い、不要不急の外出の自粛や「三密」の回避などという言葉をテレビや新聞はもちろん、会社などでも目や耳にするようになりました。不要不急の外出というのは読んで字のごとく、特に意味がなく急ぎでもない外出のことを指します。会社への通勤、食料や衣料品などの買い物、通院等は制限されません。


一方「三密」の回避という言葉はあまり馴染みがないので何を指しているのかわからないという方も少なくないはずです。今回はそんな「三密」とは一体なんなのか、会社でできる三密対策等などを解説していきます。ぜひ、今回の記事を今後の会社での対策等に活用を頂ければ幸いです。

そもそも「三密」とは?

そもそも「三密」とは一体何かといいますと、


①換気の悪い密閉空間

②多数が集まる密集場所

③間近で会話や発声をする密接場面

(引用:首相官邸ホームページ https://www.kantei.go.jp/jp/content/000061868.pdf


上記のようなものを3つまとめて「三密」と呼びます。この3つの条件が揃っている場所(ライブハウスやカラオケボックス等)がクラスター(集団)感染の発生リスクが高いとされています。そのため、日頃の生活の中でこの3つの密が重ならないように一人ひとりがこれらを意識して避けるようにすることがクラスター感染の発生を防ぐことに繋がります。 

会社でできる「三密」対策

ここまで「三密」とは一体何かということを解説してきました。先ほどは一例としてライブハウスやカラオケボックス等を挙げましたが、実は普段会社への通勤の際に利用している方も多いであろう電車はもちろんのこと、会社も三密の条件を満たしていることが多いのが現状です。ここからは会社における三密対策についてご紹介していきます。

手洗いや咳エチケットの徹底

多数の人が集まり密集している密集場所、お互いに手を伸ばしたら届くような間近での会話や発声をする密接場面などは会社ではどうしても避けては通ることができないこともあります。そういった際には手洗いや咳エチケットを徹底しましょう。新型コロナウイルスはもちろんウイルスを含む感染症の対策では、手洗いや咳エチケットが大切となります。まず最初に手洗い方法についてご紹介します。正しい手の洗い方は下記のようになります。


①流水でよく手をぬらした後、石けんをつけ、手のひらをよくこすります。

②手の甲をのばすようにこすります。

③指先・爪の間を念入りにこすります。

④指の間を洗います。

⑤親指とてのひらをねじり洗いします。

⑥手首も忘れずに洗います。 石けんで洗い終わったら、十分に水で流し、清潔なタオルやペーパータオルでよく拭き取って乾かします。

(引用:首相官邸ホームページ https://www.kantei.go.jp/jp/content/000059529.pdf


以上が正しい手の洗い方となります。また、新型コロナウイルスは接触感染や「飛沫感染」でも移るといわれています。飛沫感染とは、感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒にウイルスが飛び、それを口や鼻から吸い込んだ他の方が感染をするというものです。上記の飛沫感染を防ぐには「咳エチケット」を徹底することになります。咳エチケットとは、


・ティッシュなどで鼻と口を覆います。

・とっさの時は袖た上着の内側で覆います。

・周囲の人からなるべく離れます。

(引用:首相官邸ホームページ https://www.kantei.go.jp/jp/content/000059528.pdf


以上が咳エチケットとなりますので、マスクの着用が難しいという場合には必ず上記を忘れずに行えるようにしましょう。

定期的に換気をして空気を入れ替える

換気が悪い密閉空間という会社も多いのはないでしょうか。そういった際には定期的に換気をして空気を入れ替えることが大切となります。先ほど例として挙げたライブハウスといった換気が悪い密閉空間でクラスター(集団)感染が発生したというニュースはよく耳にします。そのため、定期的に換気を行って空気中の飛沫ウイルスなどを除くということも効果的です。

リモートワークを導入する

会社での三密状態を避けるために最も効果的なのがリモートワーク(在宅勤務またはテレワークなど)を導入するということです。リモートワークとは読んで字のごとくリモート(remote)、つまり会社内ではなく自宅などのオフィス外から遠隔で仕事をすることを指しております。近年、インターネット環境が充実して便利なツール等も開発されているため会社のオフィス以外(自宅、カフェ、レンタルスペース等)でも問題なく働くことができるようになりました。


また、会社の職務領域によっては容易にツール等を導入することが可能なだけでなく、自宅での業務ということになり三密対策にも繋がるので積極的に取り入れる会社が増えております。

会社で導入可能な新型コロナウイルス対策サービス

ここまで会社における三密対策について解説してきました。ただ、リモートワークはともかく「手洗いや咳エチケット」、「定期的な換気」等、実際に社員一丸になって取り組んでも、本当に実施できているのかという把握が難しいはずです。そういった問題を解決するのは、AIやIoTを活用した新型コロナウイルスへの対策サービスである「手洗い・消毒記録サービス」「換気状態検知サービス」「密集度検出ソリューション」というものです。


上記は映像解析AIの分野に特化したプラットフォーム「SCORER」を開発運営している株式会社フューチャースタンダードが新型コロナウイルスに対する企業対策として、5月より順次提供開始をするサービスとなっております。これらを会社で導入することによって映像解析のAI「SCORER」を活用、社員がいつ手洗いや消毒を行ったかを自動で記録することができるだけでなく、室内の二酸化炭素濃度から密室の度合いを把握して換気が必要なタイミングをアラートで知らせるということも可能になります。

まとめ

最後に今回の記事をまとめます。まず「三密」というのは下記の3つをまとめたものになります。


①換気の悪い密閉空間

②多数が集まる密集場所

③間近で会話や発声をする密接場面


これらの条件が揃っている場所(ライブハウスやカラオケボックス等)でこれまでクラスター(集団)感染が多く発生しています。そのため、日頃の生活の中でこの3つの密が重ならないように意識をして避けることが、クラスター感染の蔓延を防ぐことに繋がります。また、会社で対応することができる三密対策が以下となります。


・手洗いや咳エチケットの徹底

・定期的に換気をして空気を入れ替える

・リモートワークを導入する


さらにAIやIoTを活用した「手洗い・消毒記録サービス」「換気状態検知サービス」「密集度検出ソリューション」 といった新型コロナウイルスへの対策サービスも提供が開始されるため、こちらもぜひチェックすることをおすすめします。今回の記事が会社での三密対策に繋がれば幸いです。

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