就職活動をしていてマーケティング会社に入社したい!と考えても「マーケティング会社ってどんな会社があるのだろう?」「マーケティング会社に入って身につくスキルって何?」 といった不安を持つ方も多くいらっしゃいます。
本記事では、「マーケティング会社ってそもそもどんな仕事をするのか」、「マーケティングを仕事にすることで個人のキャリアにとってどんなメリットがあるのか」といったことについて詳しく解説していきます。是非最後までご覧ください。
マーケティングってなに?
要は、「お客さんが求めるもの(ニーズ)を知り、それに合わせた製品・サービスを作り、欲しがっているお客様へ届けるまでの仕組み」を作ることがマーケティングと言えます。 マーケティング会社は、そんな仕組みづくりを支援しています。
マーケティング会社とは?
専門的にマーケティング事業を行う会社は多くあります。例えば、有名なところだと
・電通
・博報堂
・サイバーエージェント
などがあげられます。 こういった大手に新卒で入社すれば、早い段階から様々な企業のマーケティング施策を経験することができます。ただ、採用人数が少なくライバルも多いので狭き門なことは確実です。
マーケティング会社ではどんな仕事があるのか?
製品やサービスの導入までの導線づくりを考える
端的に言うと、マーケティング会社が行うのは、クライアント側の悩みを解決することです。クライアントには 「お客さんが集まらない」「中々売り上げが上がらない」 そんな悩みが多くあります。 その悩みをWebマーケティング、オフラインマーケティングを駆使しながら解決していきます。Webマーケティングを例にすると、下記のような施策をしていきます。・クライアントのホームページのSEO対策
・Web広告の運用支援
・LPO対策(ランディングページに来たお客さんに対してクライアントが意図した行動をしてもらえるように調整する)
などがあげられます
施策の分析
1. アクセス解析
2. 改善案を考える
3. 改善案実施し、結果を抽出
SEOであれば、どんなキーワードで入って来て、どこのページで離脱しているのかを分析し 原因を特定、仮説を立てて改善案を考えます。そして、「その改善案がどのくらいの成果を上げたのか?」「仮説との乖離はないか?」などを分析して更に改善案を考えていきます。 この繰り返しを業務として行っていきます。
マーケティング会社に新卒入社して手に入るスキル
マーケティング会社に入社するとどんなスキルが身につくのでしょうか? 代表的なものとして、下記の2種類にのスキルがあげられます。数字を分析できるスキル
webサイトのアクセス解析でみるPV、CVRなど、マーケティングの仕事では数字をよく使います。そのため、マーケティングの仕事を通じて自然と数字を分析できるスキルがついていきます。仮説構築力
マーケティング施策を考える時でも、マーケティング施策を導入して改善していく上でも最初から正解はわかりません。当然、施策を行う前に市場調査を行い導入していくわけですが、あくまで仮説であって正解ではありません。そのため、マーケティングの仕事をしていく上で、仮説構築力は大事です。失敗を恐れずに、仮説を立て実行し、改善する。このようなプロセスを成果が出るまで続けていく必要があります。転職や独立を考えたときにマーケティング経験は武器になる
マーケティング会社でスキルや経験を身につけることにより、製品やサービスが世の中に認知されずに困っている個人事業主や企業の課題を解決できる力も同時に養われていきます。仮に「起業や独立したい」となった場合、マーケティング会社で培った能力や経験値といったものは必ず役に立つでしょう。実際に、会社員としてマーケティング会社に勤めて経験を得てから独立している人も多くいます。また、独立だけでなく転職する際にも、マーケティングの仕事をしてきた経験は武器になります。ここ数年ではマーケティング人材の不足が課題になっており、マーケティングのスキルや知見がある人材を募集している企業も増えています。そのため、職務経歴書や面接の場でマーケティングを経験してきたことをアピールできれば転職の際に有利に働くでしょう。