• 2020/04/07
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転職で別ポジションを打診された時はどう対応すれば良いのか?

  • マーキャリ 編集部
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目次

やる気をもって臨んだ面接の場で「実は社内の別ポジションの方があっていると思うんだけど、やってみる気はある?」と突然提案されたらどう対応しますか? 本記事では、面接の場で「別ポジションを打診された時の解決策」をご紹介していきます。


実際に打診された時はネガティブな気持ちになってしまう可能性が高いですが、実はポジティブな理由で企業は打診してくれている可能性が高いです。そういった理由も含め、いざ面接の場で不安になることがないように、今のうちから対策と知識を身につけておきましょう。

転職で別ポジションを打診される理由

まず、なぜいきなり面接の場になって別ポジションを打診する必要があるのでしょうか? 企業側の視点で見ると、「書類選考の時点で判断できていない」という理由があり、転職者側の視点で見ると、「明確に意思とスキルを伝えられていない」という理由が挙げられます。両者の理由を詳しく解説していきます。

企業が書類選考の時点で判断できていない

大半の企業は、採用のために書類選考と面接の場を設けるでしょう。書類選考を通過した人だけが面接の場に臨むことができますが、書類選考の時点で「企業が転職者の適材適所を見抜けていない」可能性があります。


一方、面接の場で別ポジションを打診されることは、実は転職者にとってもメリットのあることだと言えます。 なぜなら裏を返せば「同じ職種で最後まで面接を受けていたら、落とされていたかもしれない」という事実につながるからです。希望していた職種に配属されないのは残念ではありますが、転職者の将来のキャリアを考えての打診となるはずです。

明確に意思とスキルを伝えられていない

転職者側の理由として、書類選考の時点で明確に意思とスキルを伝えられていない可能性があります。 企業は基本的には「売り上げに貢献できる人材」を求めています。そこで転職者がスキルセットを明確に伝えられていないと、「この子は別の部署で貢献してくれそうだな」と思われてしまう場合があります。転職者自身が気づいていない能力を見抜いてくれるというメリットもありますが、自分の目指すキャリアとは別の道に進んでしまうというデメリットの方が大きいでしょう。


書類選考でも面接でも、自分のやりたいことをつかみ取るのは自分ですので、最大限スキルを証明できる方法を取りましょう。その1つとして転職エージェントを使う方法もあります。転職エージェントであれば、履歴書の添削から、企業との面接日の決定までを対応してくれます。 何より転職者にあった求人を紹介してくれる点が魅力的で、一般転職市場には出回っていない非公開求人も取り扱っています。より転職者に適した求人が見つかる可能性が高いですので、転職媒体の1つとして利用してみる価値はあるでしょう。

万が一打診された時の解決策

書類選考・面接で最善を尽くしたとしても、実際に「転職者の適正」を評価するのは企業の人事です。ですので、面接前に別ポジションの打診を0にすることはできないのが現実です。その為、万が一の時の対策を今のうちから考えておいて損はありません。おすすめの対策として下記の4つをご紹介いたします。

1. その場で即答はしない

面接の場で打診をされたとしても、その場で即答してしまうのはリスクがあります。「転職者自身しっかりと思考する時間を取れないこと」「軽い気持ちだと思われてしまう可能性が高いこと」という2つの理由があるからです。即答はできないことを伝えて、別日を設けていただくようにしましょう。また、企業の人事も「即答してほしい」とは思わないはずです。大半のケースで「後日の連絡で大丈夫」と伝えてくれますので、一度冷静になり「即答をしない」ということを頭に入れておきましょう。

2. 企業を選んだ理由と天秤にかける

「なぜ、その企業や職種を選んだのか」を天秤にかけましょう。どこの企業にもそこにしか存在しない魅力はありますし、福利厚生や年収などの給与体系も大事な要素でしょう。 また、職種にこだわり、別の企業を探す場合、再び企業選びから始まるため、「時間が2倍かかる」というデメリットもあります。職種や業種にこだわるのであれば別の企業を探し、別職種からのスタートでも構わないようであればそのまま入社する選択が最適解と言えます。



また、スタートは別職種であっても、入社して何年後に人事異動がある可能性もあります。「今すぐにこの仕事をやりたい!」という強い気持ちを除いて、別職種でも入社をしてしまう選択もおすすめです。

3. 活躍している人材のスキルを確認する

打診された職種で活躍している人材を確認するのことも大事な要素です。転職エージェントを使えば企業で活躍している人材を確認することができますし、どのようなスキルが求められているのかの参考にもなります。万が一その職種が自身のスキルとかけ離れている場合、「完全に未経験からのスタート」となり、道が険しくなりますよね。


また、悪い言い方にはなってしまいますが、転職者のスキルがかけ離れている場合「人事は転職者を見抜く力がなかった」という証明にもなります。そういった企業で勤めたとしても、後の人事異動でも的外れな配属をされる危険性もあります。何も会社は志望する会社以外にもたくさん存在しますので、スキルの確認に疑問を感じたら、時間はかかりますが、目指す職種や業種は変えることなく別の会社を探す選択をしましょう。

4. 自分のやりたいことを再確認する

面接の場になると「早く受かって楽になりたい」という考えに変わってしまいがちですが、大切なことは「やりたいこと」を追い求めることですよね。忘れてはいけないのは、「企業は転職者を選びますが、転職者も企業を選ぶ立場にある」ということです。自身の譲れないものは譲らなくて結構ですし、それが「職種」だった場合、別ポジションを打診されても無理に受ける必要はありません。別ポジションで活躍する人材を確認することも大事ですが、何より「自分の気持ち」を確認しましょう。

転職で別ポジションを打診された時の解決策:まとめ

本記事は以上になります。最後に別ポジションを打診された時の解決策をまとめます。


・その場で即答はしない

・企業を選んだ理由と天秤にかける

・活躍している人材のスキルを確認する

・自分のやりたいことを再確認する


面接の場は緊張しますが、即答する必要はありません。 あなたが自分の気持ちを大事にし、成功の転職活動になることを願っています。

面接でお悩みの方へ

面接を通過するためには、まずは何より相手を知ることが大事です。
転職エージェントを利用していれば、次のような情報を事前に聞くことで予習して、面接に臨むことができます。
・想定質問
・過去の合格者の傾向
・採用担当者や代表の考え方
また、面接対策や職務経歴書の書き方もレクチャーしてくれますので、おすすめです。

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