• 2020/04/06
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フリーターから正社員への就職 成功させるためのポイントを解説

  • マーキャリ 編集部
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目次

これまでフリーターとして働いてきたけど、将来への漠然とした不安や周りからの助言などから正社員への就職を考えているという方も多いのではないでしょうか。ただ、それと同時に「フリーターから正社員への就職って難しいのかな」「フリーター歴が長いけど大丈夫なのか」などの不安も生まれているはずです。今回はそんな方のためにフリーターから正社員への就職について解説をします。


このままフリーターを続けるメリットやデメリットから、正社員とフリーターを比較した上でどちらを選ぶべきか、正社員への就職を成功させるためのコツまで解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

就職して正社員にならずフリーターを続けるメリットとデメリット

そもそも「フリーター」とは一体どんな方のことを指すのでしょうか?フリーターとは、正社員または正職員以外の就労雇用形態(契約社員・契約職員・派遣社員・アルバイト・パートタイマー)で生計を立てる方のことを言います。ここでは、上記のフリーターを続けるメリットやデメリットについてご紹介していきます。

フリーターを続けるメリット

フリーターを続けるメリットは様々ありますが、その中でも大きなポイントとしては以下の3つになります。


【働いた分だけ収入を得ることができる】

フリーターの場合、基本給が設定されている正社員とは違い「働いた時間×時給」で働いた分だけ収入を得ることができます。仮に時給が1,500円で毎日8時間、月20日入っているとします。1,500円×8時間×20日=約240,000円 これは新卒社員と同様、またはそれ以上の金額を稼ぐことができているという場合もあります。


【自身の好きな時間や環境で働くことができる】

フリーターの場合、出勤や退勤時間が定められている正社員とは違い、基本的には自身が提出したシフト希望通りに働くことができます。また、人間関係や職場環境に不満があっても簡単に退職できない正社員に比べ、不満があったらすぐに辞められるので自由に働くことが可能です。


【責任のある仕事が少なくストレスフリー】

会社や個人能力にもよりますがフリーターの場合、正社員と比べると失敗をしても責任を取らされるということが少ないです。仮に責任がある仕事を任されて失敗をしたとしても、正社員と同レベルの対応は求められることもないのでストレスフリーな生活を送ることができます。


以上がフリーターを続けるメリットとなります。

フリーターを続けるデメリット

デメリットにも様々ありますが、その中でも大きなポイントとしては以下の3つになります。


【働かないと収入はどんどん下がっていく】

先ほどメリットとして挙げさせていただいた「働いた分だけ収入を得ることができる」がそのままデメリットにもなります。フリーターの場合、基本給が設定されている正社員とは違い「働いた時間×時給」で収入を得ることができます。これは同時に、働かなければ収入を得ることができないということです。


【フリーター歴が長いほど正社員になりづらい】

正社員の場合、責任のある仕事を任されていく環境の中で経験やスキルなどを磨き成長していきます。一方、責任のある仕事を任される機会が少ないフリーターの場合、正社員と比べると成長を実感することも少なく経験やスキルは蓄積されていきません。そのため、フリーターとしての期間は空白の期間と等しく、これが長ければ長いほど正社員への就職は難しいといえます。


【社会的な信用が低い】

正社員の場合、住宅や自動車を購入する際には各種ローンを契約することが多いです。一方、フリーターの場合は上記のような各種ローンを契約できないことが多く住宅や自動車など大きな買い物をする際には苦労を強いられます。これは毎月一定の収入を得られ安定した経済状況の正社員に比べ、一定の収入を得られず不安定なフリーターの社会的信用が低いからです。


以上がフリーターを続けるデメリットとなります。

フリーターから正社員に就職するためのコツ

フリーターを続けるメリットやデメリットについてご説明をしてきましたが、このままフリーターではなく正社員として就職をしたいと考えが固まった方も多いのではないでしょうか。 ここからは、フリーターから正社員に就職するためのコツをいくつかご紹介します。

「正社員になりたい理由」を明確にする

フリーターから正社員へ就職するための1つ目のコツとして「正社員になりたい理由」を明確にするということが挙げられます。先ほどもご説明しましたが、フリーターとしての期間は経験やスキルを磨く機会もなく空白期間として捉えられることが多いです。そのため、フリーターから正社員への就職活動というものは自身が想像している以上に苦戦を強いられ時間が掛かるものとなります。


想像以上の時間が掛かると間違いなく就職に対するモチベーションも保ちづらく、挫折をしてしまう場合もあります。自身がなぜ正社員になりたいのかという理由を明確に設定しておけば、時間が掛かってしまってもモチベーションが下がりづらくなります。

就職したい業界・職種は絞っておく

フリーターから正社員へ就職するための2つ目のコツとして「就職したい業界・職種は絞っておくということが挙げられます。「正社員になりたい理由」を明確にする段階で就職したい業界・職種も絞っておきましょう。「フリーターよりも安定をした生活をしたい」という理由で正社員としての就職を目指すのも良いですが、正社員としての就職を成功させることがゴールではありません。


正社員として就職を成功させてからがスタートになりますので、ただ正社員として就職したいという理由だけでは長く続けることは難しいです。そのため、自身がこれまでに経験をした業界や職種、興味がある仕事などに絞っておくことで、就職後も長く働くことができます。

20代専門の転職サイト・エージェントを利用する

フリーターから正社員へ就職するための3つ目のコツとして20代専門の転職サイト・エージェントを利用することが挙げられます。現在、数多くの転職サイトや転職エージェントがあり「外資系などの大手や優良企業などのハイクラス求人情報を専門に扱うサイト」などもありますが、その中に「20代の若年層向けの求人を多く扱っている20代専門の転職サイト・エージェント」も存在します。


20代専門の転職サイトで取り扱っている求人情報の特徴として「未経験者歓迎」や「職種未経験者歓迎」などの求人も多く掲載されており、中には社会人経験不問という募集も存在しております。 また、転職エージェントでは「自身に合う企業を紹介してくれる」「書類の添削や面接対策」「非公開の求人情報を公開または紹介してくれる」など、様々なサポートを利用できるため、一人で就職活動を行うよりも有利に進めることができておすすめです。

まとめ

今回はフリーターから正社員への就職について解説してきました。最後に記事のおさらいをします。フリーターを続けるメリットとデメリットは様々ありますが、フリーターから正社員へ就職をしたいと考えているのであれば、以下の3つのコツをよく覚えておきましょう。


・「正社員になりたい理由」を明確にする

・就職したい業界・職種は絞っておく

・20代専門の転職サイト/エージェントを利用する


今回の記事を参考にして、フリーターから正社員への就職をぜひ成功させてください。

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