• 2020/04/03
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正社員とフリーターの違いとは?|正社員を目指せる3つのポイント

  • マーキャリ 編集部
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目次

現在、正社員ではなくフリーターとして働いているけど将来に漠然とした不安を抱えているという方も多いはずです。 ただ、昨今の最低賃金の改定などの影響でフリーターでもそれなりの収入を得られ不自由ない生活も送ることができるため「今さら正社員になる意味はあるのだろうか?」「無理に正社員を目指さなくてもいいのではないか」という本音もあるのではないでしょうか。


そこで今回は正社員とフリーターの違いについて解説をしていきますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。

そもそも「フリーター」とは?

そもそも「フリーター」とは一体どんな方のことを指すのでしょうか? フリーターとは、正社員または正職員以外の就労雇用形態(契約社員・契約職員・派遣社員・アルバイト・パートタイマー)で生計を立てる方のことを言います。

正社員とフリーターの大きな3つの違い

ここからは正社員とフリーターの大きな違いについて3つご紹介していきます。

金銭(賃金・貯蓄)

正社員とフリーターの違いとは?と聞かれ一番に思い浮かべるのはこの「金銭(賃金・貯蓄)」ではないでしょうか。 厚生労働省が毎年調査を行っている「賃金構造基本統計調査」というものを参考にご説明をします。 「賃金構造基本統計調査」とは文字通り賃金(給料)に関する調査になり、平成30年賃金構造基本統計調査 雇用形態別のデータを確認すると

・正社員の雇用形態別賃金   323.9万円/年収

・正社員以外の雇用形態別賃金 209.4万円/年収

と発表されており正社員と正社員以外(契約社員・契約職員・派遣社員・アルバイト・パートタイマー)では約100万円以上の差が生まれていることがわかります。


また、雇用形態間賃金格差は正社員(正職員)が100に対し、正社員以外は64.6とこちらにも大きな格差が確認できます。このような格差が生まれてしまうと生涯賃金差だけでなく貯蓄にも影響があります。 そのため、正社員とフリーターの大きな違いにこの「金銭(賃金・貯蓄)」というものが挙げられます。

休日・休暇の充実度

次は「休日・休暇の充実度」になります。 これは業界や職種、労働内容によっても左右されますが、休日・休暇の充実度は正社員の方が圧倒的に充実していることが多いです。「年次有給休暇」に関しては正社員とフリーターのどちらにも存在しますが、夏季(冬季)休暇やGW・お盆期間の休暇、年末年始の休暇など正社員は長期休暇が充実しています。また、代休や慶弔休暇、会社によっては誕生月または日の休暇など、様々な休暇制度が用意されています。


一方、フリーターの場合は年次有給休暇以外の休暇は基本的には存在せず、休めば休んだ分だけ給与から引かれるのが現状です。そのため、正社員とフリーターの大きな違いにこの「休日・休暇の充実度」というものが挙げられます。

社会的な信用の問題

次は「社会的な信用の問題」になります。 正社員とフリーターでは社会的な信用度が全く違い、正社員は高くフリーターは低くなっています。社会的な信用度とは単に世間体の問題に留まりません。極端な例になりますが、住宅の購入を検討している2名がいるとします。 正社員のAさんの場合は銀行から融資という形で住宅ローンを契約し、住宅を購入することができるのに対し、フリーターのBさんは社会的な信用度が低いため銀行からの融資が受けられず住宅自体を購入できません。


上記のような住宅ローンだけでなく、自動車を購入する際のローン、教育ローン、クレジットカードの審査等にも影響があることが多いです。 そのため、正社員とフリーターの大きな違いにこの「社会的な信用の問題」というものが挙げられます。 これ以外にも細かな違いはいくつか存在しますが、正社員とフリーターの大きな違いとして3つご紹介させていただきました。

正社員を目指すための3つのポイント

ここまで記事を読んできて「フリーターから正社員を目指した方がいいのかな」と考えている方もいるのではないでしょうか。 そんな方のためにここからはフリーターから正社員を目指すための3つのポイントについてご紹介をしていきます。

20代のうちに動いておく

フリーターから正社員を目指すための最初のポイントとして「20代のうちに動いておく」ことが挙げられます。20代後半のフリーターと30代前半のフリーターでは前者の人気の方が圧倒的に高いです。 理由は至って単純で20代の方が若さやポテンシャルがあるからです。


30代になると上記の若さやポテンシャルよりも経験やスキルが重視される傾向にありますが、フリーターとして働いてきた場合にはそれらの強みがないことが多く、正社員として採用されることが難しいのが現状となっております。 そのため、正社員を目指すなら20代のうちに動いておくことが重要です。

フリーターでも就職しやすい業界・職種を知る

フリーターから正社員を目指すための2つ目ポイントとして「フリーターでも就職しやすい業界・職種を知る」ことが挙げられます。 上記のようにフリーターでも正社員を目指しやすい業界・職種はいくつか存在しており、おすすめとしては営業職販売職が挙げられます。 営業職と販売職ともに扱っている商品やサービスは多岐に渡りますが、共通していることに「特別な資格が必要ない」ということがあります。


また、転職サイト等の求人情報を確認するとわかりますが、どちらも「未経験歓迎」ということが多いので、資格等がなく経験も少ないであろうフリーターでも目指せる業界・職種となっております。 このように正社員を目指すならフリーターでも就職しやすい業界・職種を知ることも重要です。

20代専門の転職サイト・エージェントを利用する

フリーターから正社員を目指すための3つ目ポイントとして「20代専門の転職サイト・エージェントを利用する」ことが挙げられます。 現在、数多くの転職サイトやエージェントがありますが、その中には20代の若年層向けの求人を多く扱っている20代専門の転職サイト・エージェントなども存在します。


20代専門の転職サイト・エージェントで扱う求人情報には未経験者歓迎の求人が多く掲載されており、中には社会人経験不問の方でも募集しているものもあります。 そのため、正社員を目指すなら20代専門の転職サイト・エージェントを積極的に利用しましょう。

まとめ

今回は正社員とフリーターの違いについて解説してきました。最後に記事のおさらいをします。正社員とフリーターには「金銭(賃金・貯蓄)」「休日・休暇の充実度」「社会的な信用の問題」のような大きな違いがいくつかあり、これが将来への不安へと繋がっております。ただ、そんなフリーターでも正社員を目指すことは可能です。 下記が正社員と目指すための3つのポイントとなります。


・正社員を目指すなら20代のうちに動いておく

・フリーターでも就職しやすい業界・職種を知る

・20代専門の転職サイト・エージェントを利用する


今回の記事を参考にして、自身の将来をよく考えて最良の選択をしてみてください。

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