この記事は「ミドルマネジメントに学びや気づきを与えるおすすめ本 本の読み方・選び方もレクチャー」の後編になります。
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おすすめ書籍の紹介
ここからはミドルマネジメントが役割を果たしていく上で参考になる点が多い書籍をピックアップして紹介していきます。『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』 岩田 松雄著 サンマーク出版
リーダーと聞くと生まれつき強いリーダーシップを持ち、プレゼンテーションも見事で、とにかくオレについてこい、というカリスマ的な雰囲気をイメージするかもしれません。 この本は、「まわりに推されてリーダーになる方法」をスターバックスのCEOを務めた岩田松雄氏が自身の経験をもとに書かれた実践的な内容です。管理職をはじめ、新しくリーダーになった方や初めて後輩ができた方にも参考になる1冊です。「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方
「WHYから始めよ! インスパイア型リーダーはここが違う」 サイモン・シネック著 日本経済新聞出版社
4000万回以上再生された講演動画から生まれた全米ベストセラー。権力をもとに影響力を持つ「形式上のリーダー」ではなく、人々を奮起させ感動させる「本物のリーダー」の重要性について語られています。 「本物のリーダー」は、私たちに「WHAT(結果)」ではなく「WHY(理念と大義)」を語ることで組織の内外の人たちのやる気を起こさせます。リーダーには、引っ張る力ではなく、周りから後押しされる力が重要であることに気づかせてくれる1冊です。WHYから始めよ! インスパイア型リーダーはここが違う
「部下のやる気を引き出すワンフレーズの言葉がけ」 占部 正尚著 日本実業出版社
この本では「ペップトーク」と呼ばれるプロスポーツ大国アメリカで生まれたコーチが選手を励ます話術の活用法についてかかれています。部下を抱えるとつい厳しい言葉が出てしまうもの。しかし部下がやる気になるかならないかは、上司の言葉がけ次第。物事を前向きに捉え、心に響く言葉を投げかけ、感情を鼓舞するための方法論が具体的に示されています。部下のやる気を引き出すワンフレーズの言葉がけ
ミドルマネジメントには、経営論や部下へのコーチング方法など、学ぶべきことがたくさんあります。まずは、本に目を通すことで、「自分が目指すべきリーダー像」を見つけてみてはいかがでしょうか。