• 2020/01/10
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「広報の業務を一覧で紹介!大きなものから細かいものまで解説します」【前編】

  • マーキャリ 編集部
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企業の情報を発信する広報。記者会見やメディアへの対応など、華やかなイメージがある広報ですが、実はその業務は多岐にわたります。この記事では広報の主な業務から細かな業務まで、一覧でひとつずつ紹介しています。これから広報を目指す人はもちろんのこと、転職や就職活動中の方にも参考になる内容となっています。ぜひ参考にしてくださいね。

広報のメイン業務は情報発信


まず大きな前提として、広報の仕事は情報を発信することにあります。新製品のことなのか社会的な取り組みについてなのか、はたまた収益のことなのか。内容はさまざまですが「情報を発信する」というのが広報の基本の業務です。

また、広報と一口にいっても、社内に向けて情報発信をする「社内広報」と、社外に向けて情報発信をする「社外広報」の2つがあります。社内広報から、業務内容についてご紹介していきます。

社内広報の仕事

社内広報とは、社員に向けて情報発信をするのが役割です。最もイメージしやすい仕事としては「社内報」でしょう。社内報の作成は社内広報が行っています。

経営者や各支社・支店への取材

月単位や季節単位などで発行される社内報には経営者の思いや、各支社・支店の取り組みが中心に記載されています。基本的にはメールやテレビ電話などを使っての取材となるでしょうが、質問を作成したり、集めたアンケートをまとめたり、レイアウトを作成したりするのは社内広報の役割となります。表紙のイメージなども提案し、場合によっては発注を行うことになるので、実は業務量は多いです。

また社内でのみ使用できるポータルサイトなどがあれば、お知らせ事項を更新するなどの業務を担当することもあるでしょう。

社内報は数百人以上の規模の会社であれば作成することが多いです。社内の共通の話題、コミュニケーションツールとしての役割が大きいので、少人数の企業であれば作成しないことの方が多いです。

社外向け広報の2つのパターン

つづいて社外広報の仕事内容についてご紹介します。社外広報には大きく分けて「PR」「IR」と呼ばれる2つの仕事があります。単純に宣伝という意味で使われることが多い「PR」は、Public Relations(パブリック・リレーションズ)の略称です。Publicという言葉の意味の通り、社外に広く情報を発信するという仕事になります。記者会見のセッティングやHPにニュースリリースを載せるというのはPRにあたります。

「IR」とはInvestor Relations(インベスター・リレーションズ)の略称です。これは投資家向けに情報発信をするということです。特に上場企業などであれば公式HP内に「IR情報」などといった項目があるのも見たことはありませんか?企業は、現在既に株式を買ってくれている人はもちろん、新たに投資してくれる人を常に求めています。
具体的には営業利益などを数値化して発表するのが「IR」となります。これについては、財務部や経理部などが担当することも多いです。

また、広報は、広告宣伝とも異なることには注意が必要です。どちらも社外に向けて情報発信をするというのは共通ですが、大きな違いは、広報は様々なメディアに取り上げてもらえるように働きかけるというものに対し広告は「宣伝枠を買い取って」情報発信をするという点。費用をかけ宣伝を載せるのが「広告」、メディアに働きかけ、情報を発信してもらうのが「広報」です。

この記事では社外広報のなかでも「PR」についてさらに詳しくみていきます。

(続きのページは以下をクリックしてご覧ください)




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