• 2019/03/25
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営業職といってもさまざま!適性や転職パターンを知っておこう

  • マーキャリ 編集部
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目次

どこの企業にもあり、花形部署とされているのが営業部です。実力が成果としてわかりやすく表れるので、若い人でも出世する人は早く、デキる営業マンは社内でも目立つ存在。一方で、ノルマが厳しいイメージもあり、敬遠されがちな職種でもあるため、常に多くの求人で溢れています。営業の世界とはどのようなものなのでしょうか。今回は、異業種から営業への転職、営業から他の営業への転職、という視点でまとめたいと思います。

営業は異業種からの転職も多い

営業職の求人に特徴的なことは「未経験者歓迎」が多いことです。入り口が広いこと、実力主義社会なので、自分の実力次第でポジションも給料も上げていけることもあり、自分を試す意味も込めて営業の世界に入る人も多くいます。特にアパレルなどの販売員経験者や、美容師といった接客業経験者の転職が目立ちます。

営業はどんな人に向いている?

「コミュニケーション能力が高い人」とよく言いますが、話すテーマがあるので、世間話や雑談ができなくても心配いりません。大切なことは、スケジュール管理ができることです。営業は個々の仕事なので、与えられた目標に対して、自分でスケジュールを作り、それに対して行動していきます。毎月どころか毎週、毎日やることが変わるので、うまくスケジュール立てができないと移動ばかりに時間を取られてしまうなど、効率的に動けず、人より長時間働いているのに成果は付いてこない状態に陥ります。

また、提案を進めていく上で、上司に報告・承認を得ながら進めることは当然ですし、他部署との連携が発生することもあります。顧客への提案前に、社内を固めなければ進めないこともあるので、自分・各顧客・上司・他部署のキーマン、それぞれのスケジュール調整が必要となります。

実はたくさんある営業の種類

営業と一括りには表せないほど、営業には種類が存在しています。

お客さんの種類

・法人(B to B):一般企業や学校・病院などが該当します。地方自治体なども法人に分類されます。
・個人(B to C):一般消費者です。個人経営の小さな会社は法人ですが、個人に近いです。

販売するものの種類

・有形商材:住宅、自動車、パソコン、家具など、カタチがある商品が有形商材です。

・無形商材:保険、広告、システムなど、いわゆるサービスと呼ばれる、手に取ることができないものが無形商材です。

営業手法の種類

・新規開拓営業:これまでに取引の無い企業や顧客に対しての営業です。
・既存(ルート)営業:すでに取引のある企業や顧客に対しての継続的な営業です。

さらに営業手法には、飛び込み営業のようなアポイントを事前に取らないで訪問するスタイル、問い合わせや来店による顧客に対して営業をする待ちのスタイルと分かれます。直接訪問か電話やメールで営業するといった違いもあり、営業と言ってもかなり幅が広くあります。

営業職のメリット・デメリット

営業職にはどのようなやりがいや、厳しさがあるのでしょうか。

メリット

・成果がわかりやすい
営業職は、獲得件数や売り上げが数字ではっきりと出るので、最も成果をわかりやすく表せる部署です。例えば事務や総務、法務部署だと、日々の仕事の成果を数字で表しづらいため、平均的な査定が付きやすいと言えます。一方営業は、基本的になんでも数字でしっかりと表すことができるので、年齢や経験に関係なく、査定されるので、やった分だけ評価を得られることが特徴です。査定の度に給料やポジションが見直されれば、さらにモチベーションが上がります。

デメリット

・毎月ノルマに追われるプレッシャーがある
与えられたノルマを毎月コンスタントに達成することは容易なことではありません。時に早朝出勤や残業をして、プライベートを削ってまで成果を追うこともよくあることです。大幅に数字を落としてしまうことがあれば、上からの圧力もあり、達成していれば天国、未達成であれば地獄のような環境です。
与えられた仕事を淡々とこなしていきたい、と思う人には難しい職種となるでしょう。

営業から営業への転職

現在営業職をしている人が、キャリアアップ転職を狙う場合、どういった企業が狙い目なのでしょうか。営業をしている人が違う企業の営業に転職したいと思う理由は、今よりもっとやった分の評価を得たいと思うことが多数を占める理由です。

日系の大手企業では、抱えている顧客数が多いこともあり、営業に対して厳しいノルマを課していないこともあります。その半面、達成していても給料やポジションにさほど影響が無く、年功序列のような雰囲気。営業として自信が付いた時に、もっと挑戦してみたいと思うのは自然な気持ちなのかもしれません。そんな営業マンが狙うべき次のステージには、どのようなところがあるのでしょうか。

企業タイプ

・外資系企業
・ベンチャー企業

どちらも成果主義を掲げる代表的な存在です。良い成果を上げれば、年齢に関係なくポジションは与えられ、給料は上限なしでどんどん上がっていきます。どちらも20代で幹部社員、年収1,000万オーバーはゴロゴロいる世界です。一方で、3か月でも不振が続けば、クビを宣告される可能性もあるほどシビアな世界でもあります。

業界タイプ

・不動産業
・保険業

基本の給料以外にインセンティブ制度があることが多い業界です。中には固定給+インセンティブ、もしくはフルコミッション(基本給0円の代わりに、インセンティブの支給額が多い)から給料制度を選べる企業もあります。

営業を続けるには高い目標とモチベーションが必要

営業職は常に数字との戦いがあります。どんなに優れた営業職であっても、数か月結果を残せなかっただけで評価はガタ落ちします。もちろん慣れもありますが、そような環境を心地よいと思えないのなら営業職を目指すことや続けることはおすすめできません。

モチベーションを維持する動機はお金でも構いません。高い目標に向かって試行錯誤することにやりがいを感じられる人なら営業職にチャレンジする価値はあるでしょう。

まとめ

営業にはさまざまな種類、営業手法が存在していますが、すべてに共通していることは、会社に対して自分の成果を示しやすいということです。もっと自分の実力を示して、評価される環境で働きたいと思う人にとって、営業、もっと言えば外資系企業などの営業は、成果次第では1年後の自分の生活環境をガラッと変えるほどの可能性を秘めています。

もしあなたが営業職としてのキャリアアップのために転職を考えたときは、転職エージェントを利用するのがおすすめです。営業の求人は豊富にありますが、転職エージェントにはグレードの高い未公開求人も多いですし、何よりキャリアアドバイザーに相談しながら自分に合った企業を紹介してくれるというメリットがあります。

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