• 2019/01/31
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マーケティングの種類「リアルマーケティング」「インターネットマーケティング」

  • マーキャリ 編集部
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目次

「マーケティング」とは、消費者が商品やサービスを購入・利用に至るために、企業が行うアプローチや取り組みのことを指します。マーケティングにはさまざまな手法がありますが、明確な定義はなく時代とともに変化し続けています。

マーケティングの種類には大きく分けて、「リアルマーケティング」と「インターネットマーケティング」の2つがあります。まずはリアルマーケティングとインターネットマーケティングがどのようなものなのか、それぞれについて解説していきます。

リアルマーケティング



リアルマーケティングとは、顧客とリアルな現場で販売促進のプロモーションを行うことを指します。リアルマーケティングとして、街頭サンプリング、集客イベント、その他広告活動といった方法があります。それぞれの方法をご説明します。

街頭サンプリング

街中に会場を設け、試供品を配っている様子を目にしたことはありませんか?これは、顧客に商品を認知させるためのプロモーションで、実際に商品を使用してもらうことで、購買意欲を刺激する狙いがあります。

その名の通り、まさにリアルに顧客の反応が伝わるのがリアルマーケティング手法。そこに居る顧客のリアルの反応を基盤にして、より精度の高い分析を行っていきます。

街頭サンプリングのほかに、以下のプロモーションがあります。
・街頭アンケート
・試供品配布
・実演販売

街頭サンプリングにおいて大切なことは、ターゲットユーザーの設定です。時間帯・年齢層などのターゲットを決めることで、サンプルの配布を効率的に行います。また、街頭アンケートは、ユーザーが何を選ぶか、選ばないかなどを回答から収集するため明確な数値をデータとして集められるといったメリットがあります。

集客イベント

販売促進のプロモーションが顧客にリアル行えるのが、集客イベントです。顧客の表情や反応、温度を知ることができます。こういったイベントに足を運んだり止めたりする人は、元々商品に関心が高い傾向があります。

つまり、顧客になる見込みになりそうな客層に多く、はやく出会いやすいです。以下のような方法も集客イベントの一部です。
・街頭インタビュー
・現地説明会/セミナー
・謝礼を伴うモニタリング"

その他 広告による宣伝活動

そのほかにもテレビ、新聞、書籍、ラジオといったマスメディアに広告を載せて、手早く全国の消費者にアピールをする方法もあります。

マス(大衆)と称されることがあるように、とにかく大量につくった製品を、膨大な広告(メディア)や販促資材を使用して購買を促していく大々的なマーケティング手法。

電車、バス、タクシーといった交通機関の交通広告を目にしたことはありませんか?暇つぶしに広告をじっくり見ている人も多いのではないでしょうか。

このような広告は自然と記憶しやすいため、新しくなっていると「あ!」と気付いたりしやすいです。ビルや交差点などの屋外に掲出されている看板も、同じようにいつの間にか無意識に覚えているのではないでしょうか。

こういった交通広告広や、屋外の広告をSP(セールスプロモーション)広告といいます。特定の地域内で大衆の目に触れやすいのが特徴です。

インターネットマーケティング



インターネットが普及し、インターネットマーケティングという言葉を目にする機会が増えました。インターネットマーケティングには大きくわけてWEBマーケティング、デジタルマーケティングがあります。

インターネットマーケティングの手法のひとつが、デジタルマーケティングです。

デジタルマーケティング

わかりやすく説明すると、インターネット上で行うマーケティングです。たとえば、SEO対策を行い、オウンドメディアの運用をしたり、リスティング広告のようなネット広告を出したりすることもデジタルマーケティングの施策のひとつです。

具体的には以下のような方法が行われています。

・FacebookやTwitterといったSNSを活用して、投稿から商品やサービスを知ってもらい顧客を獲得し売上を増やすこと。また、顧客との信頼関係を築き、次のコンバージョンに繋げていくこと。Twitterなどが持つと同義SNSのリアルタイム性を活かした手法です。

・自社サイトに、Eメールフォームをつくり、資料請求や問い合わせを受けて顧客にアプローチをするきっかけをつくること。

・メールマガジンで集客をすること。
アプリケーションを活用し、ポイントカードの取得も可能。この他にも、上記のマーケティングにより集まった情報のデータの分析を行います。そしてさらなる顧客の獲得や売上を目指し、アプローチ法を熟考するまでが、デジタルマーケティングなのです。

実は、デジタルマーケティングは、データを蓄積していくことに意味があるのです。

たとえば、以下のようなものをデータとして蓄積し、役立てるのです。
・どのようなサイトでどんな商品ページを閲覧しているのかの履歴データ
・WEB上でのアクティブデータ
・普段どのようなエリアを行動しているか位置情報のデータ
・ポイントカードの履歴に紐づく購入データ

上記の蓄積されたデータは、マーケティングにおいて非常に貴重で重要です。ちなみにこういったデータを用いた個人の特定は保護されているため不可能で、法律で守られています。

このように、オフラインやオンラインに問わず活用可能なのが、デジタルマーケティングの特徴ともいえるでしょう。

WEBマーケティング(デジタルマーケティングのひとつ)



デジタルマーケティングの種類のひとつが、WEBマーケティングです。少し難しい話になりますが、インターネットマーケティング>デジタルマーケティング>WEBマーケティングと細分化していくのです。

つまり、大きな枠組みとしてインターネットマーケティングがあり、その中にデジタルマーケティング、さらにその中にWEBマーケティングがあるといった具合です。

では、WEBマーケティングとはどのような手法なのでしょうか。ずばり、デジタルマーケティングよりも具体的なマーケティングです。

WEBマーケティングの例


・自社サイトやスタッフブログ、オウンドメディアなどで、顧客の興味をひき、有益な情報を発信して集客。そこで顧客をつくり、信頼を築きリピーターになってもらうこと。

・スタッフブログを自社サイト内にコンテンツとして設けて、顧客に興味をもってもらい、顧客が知りたいことやためになる情報を提供。顧客を獲得・ファンをつくること。

・アフィリエイトもWEBマーケティングの手法。まずは、アフィリエイターが貼ったバナー広告から当該サイトから流入してもらった後、定着率(CV)を高めて顧客の購買意欲(リードナーチャリング)をそそるコンテンツを追加したり、充実させたりすること。

・ユーザーがコンバージョンまでに至るように、サイトの構築やコンテンツの内容を考えていく、コンバージョンまでの動線を考えること。
・流入から、コンバージョンまでの道筋をアクセス解析して、分析してリードナーチャリングをすり合わせていく効果の検証。

・GoogleやYahoo!の検索結果の一番上の部分と下部にある、リスティング広告。広告で設定したキーワードと、検索したユーザーのキーワードが合致すればリスティング広告が表示されるため、効率的に顧客獲得に繋がるリスティング広告を運用すること。

WEBマーケティングは、今や私たちの身近にあります。あなたがよく閲覧しているブログやサイトにもWEBマーケティングが行われているかもしれませんね。

まとめ

マーケティングに用いられる手法として、「リアルマーケティング」と「デジタルマーケティング」についてご紹介しました。今後さらに、さまざまな開発がすすめば、採られるマーケティング手法も進化していくことでしょう。

すでに、リアルマーケティングとデジタルマーケティングをかけあわせた施策の取り組みを行っている企業もあります。こういったオフライン×オンラインのような、マーケティングの掛け合わせからも目が離せませんね。

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