• 2019/08/30
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メディアプランナーとは? 仕事内容や就職事情を解説!

  • マーキャリ 編集部
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目次

近年では従来のテレビ・新聞・ラジオ・雑誌といったメディアに加え、インターネットの発達に伴いSNSなどのWeb領域のメディアも増えてきました。そんな中注目が高まっているメディアプランナーという職種をご存知でしょうか。

この記事では、メディアプランナーの仕事内容や、就職情報について紹介しています。メディアプランナーを目指す方はもちろんのこと、メディアプランナーについて知らない方であっても、特に広報や企画職を目指す方にとっては参考になる内容になっています。ぜひ最後までご覧いただき、就職や転職、自身のキャリアプランの参考にしてください。

メディアプランナーって何?



メディアプランナーとはその名の通り、クライアントのメディアに対するプランニングを行うのが仕事です。プランニングは、戦略と考えると分かりやすいでしょう。クライアントのメディア戦略について提案を行う仕事となります。メディアとはテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、Webとさまざまなものがあります。クライアントが求めるニーズに対してどのメディアを使ってどのように展開するのが良いかを戦略立てて考える必要がありますので、それぞれのメディアの特徴はもちろんのこと、予算感や予想される効果などからの視点も求められます。

そのため各業界の幅広い知識を持つことが重要になります。メディアとひと口に言っても多くのものがあるので、あらゆるメディアを対象としたプランニングを行う大手の広告代理店に対して、Web領域に特化したインターネット系の広告代理店など、特定の部門に特化して仕事を行う企業も多いです。メディアプランナーのことを単にプランナーと呼ぶこともあります。企業によってプランナーの業務内容は、企画の立案・提案だけでなく営業活動も担当するなど、はっきりとした定義がないのが現状です。この記事では、メディア部門における企画の立案を行う人間のことをメディアプランナーとして話をすすめていきます。

具体的な仕事内容

メディア業界を専門とするメディアプランナーですが、メディアに対するプランニング(=戦略)とは、メディアを使ったPR活動のことです。どの媒体を使ってどのように自社のブランドや商品・サービスをPRしていくかを企画する人間がメディアプランナーです。企画と聞くと、発想力やアイデア勝負のようなものをイメージするかもしれませんが、自社のものであれ他社に提案するものであれ、提案するからには納得できる根拠が必要です。

プランニングを行う意義は、企業が抱える課題を解決することにあります。
メディアを使ったPR活動とは、各メディアの広告枠を活用することを意味します。TVやラジオであればCMがありますし、雑誌や新聞には広告ページや広告枠があります。広告枠を確保し、メディアとクライアント企業の仲介を行うのがメディアプランナーの具体的な仕事です。当然高いレベルでのメディアの知識やそれぞれの役割・特質・効果をしっかりと理解しておくことが求められます。的確にターゲットを見定め、そのターゲットに最適なメディアを効果的に活用するスキルが必要です。

Web領域の広告枠

従来のメディアとは異なり、Web上の広告枠と聞いてもイメージしづらいでしょう。他のメディアにはない性質のものも多いですので、Web領域の広告について解説します。

リスティング広告

調べごとをしたいときにGoogleやYahoo!などで検索をしたことがあるでしょう。それらの検索エンジンに配信する広告をリスティング広告と言います。あるキーワードで検索すれば、関連性の高いものから順に表示されますが、それらよりも上位に「広告」が表示されていることがあります。それがリスティング広告です。また、自分が過去に検索したサイトの広告が、他のサイトを見ているときに広告枠に表示されることがありますが、それもリスティング広告です。対象のキーワードを検索することで表示されますので、自身がアプローチしたい層へダイレクトに広告を表示させることができます。表示させるだけでは、広告費は発生せず、ユーザーのクリック数に応じて広告費が決定されます。

アフィリエイト広告

リスティング広告では、クリック単価が設定されているのに対し、アフィリエイトはクリックした先にある問い合わせや商品購入、会員登録などの行動をユーザーが行うことで初めて広告費が発生する成果報酬型の広告です。とても効果の高い広告方法ですが、アフィリエイト広告を行うには、アフィリエイト広告をまとめているASPと呼ばれる仲介会社を通す必要がありますので成果に応じて手数料も高くなります。

アドネットワーク広告

リスティング広告もアフィリエイト広告もそれぞれの媒体1つ1つの設定が必要になりますが、アドネットワーク広告はWebサイトやブログ、オウンドメディア、SNSなどを集めて1つのネットワークを作り、そこに配信をすることで広い範囲に広告を表示させることができます。体系的に広告のクリック数や商品購入数などをデータ化できるメリットがある反面、自分が狙ったところにピンポイントで広告を出せない特徴もあります。

動画広告

これはWebサイトに限らず動画を広告として配信するものです。YouTubeの視聴中の動画広告が有名です。他にもツイッターなどのSNSなどでも利用されています。

SNS広告

Twitter・Facebook・InstagramといったSNSに配信する広告です。ユーザーのプロフィールや趣味嗜好から最適なターゲットを探し、その属性にだけ絞って配信ができます。例えば年代や性別、未婚か既婚などのプロフィールなどを設定して、当てはまる層だけに関連のある商品の広告を表示させることが可能です。ターゲットにとって非常に関連性が高い広告を出せるので、結果へのつながりやすさが特徴です。

記事広告

知名度の高いメディアや人気のあるメディアに記事を配信してもらうサービスのことです。たとえば旅行サイトに、自社のホテルの特徴を載せた記事を配信させるなどがこれにあたります。

メール広告

企業が既に抱えているクライアントや、ターゲットに対してメールで広告を打つ手法です。会社が発行しているメルマガ内に広告を載せるのが一般的です。

純広告・バナー広告

検索結果などによりターゲットに向かって広告を表示させるものと違い、純広告とは特定のサイトに決まった枠に広告を掲載するものです。メディアプランナーへの就職・転職メディアに対する知識は当然のこと、クライアントがいる業界の基礎知識なども求められるメディアプランナー。プランニングから、実際の提案や営業を行うこともあるので、企業によっては「広告営業」や「提案営業」、「コンサルタント」などと募集をかけている場合もあります。

新卒でも、募集が多い職種ですので求人が見つからないといったことは少ないでしょう。中途の場合は、どうしても即戦力が求められるため、経験があることが望ましいです。未経験の場合は、法人営業などの経験がアピールポイントになることが多いです。資格が必要なく未経験でも目指すことは十分可能ですので、メディアプランナーへの転職を考えている場合はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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