2019年1月に中途入社、当メディア・マーキャリチームに配属され、新人マーケターとして日々奮闘する25歳の冨沢を追った連載記事。
6大卒という学歴や元カーディーラーという肩書がありながら自己ブランディングを全くしていない為、キャリアを活かしきれていない彼が、<マーキャリチームメンバーと関わる中で自身の希少価値の見出し方を日々学び、成長していくドキュメンタリー>です。本人許可の元、プライベートも完全にさらけ出したリアルな内容はメディア記事としては大変珍しいのではないでしょうか。創業30年以上のBtoBマーケティング専門会社の一員として働きマーケティングノウハウを吸収する中で自己ブランディング能力を身につけていくことができるかが見どころです。
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第10回「シンガー冨沢①」
皆さまこんにちは。冨沢です。久しぶりの三連休、羽をのばそうと思っても平日にやりきれなかった業務の後処理を休日に使って行う方もおそらくいらっしゃるんじゃないでしょうか?
そんな毎日を続けているとストレスが溜まっていきストレスの解消方法も人それぞれだと思います。スポーツなどで体を動かしたり、銭湯に行ってゆっくりしたり、ひたすらFPSで人を撃ちまくったり。
僕はと言いますとストレスが溜まった時は一人でカラオケに行き、狂ったように大声を出して発散しています。
みなさんもストレスが溜まったとき以外にも飲み会の二次会、或いは恋人とのデートに等それぞれ多種多様な目的でカラオケ施設をよく利用するのではないでしょうか?
しかし一人で行くときは自由気ままに歌えますが、他人と行く時はその時一緒にいる人の年齢や趣味・タイプ・親密度などによって歌う歌のチョイスは変更すると思います。
僕は職場の上司と一緒にいるときは流行ったJPOPやアップテンポな曲、仲のいい友達と行くときはお互いが共通して好きなアーティストの曲やデュエットソング等を選曲します。上司に対しては楽しい空間を演出するためにほとんどの世代が聞いたことがあり、自然と体がノッテくるような曲調のものを多めにチョイスします。友達とはお互い共通して好きな曲を歌い、親密度を高めながらストレスを発散させます。
この二つには共通してカラオケを通してイメージを植え付けるという目的があります。上司の場合は「こいつとカラオケに行くと盛り上がって楽しい」とイメージを持ってもらう、仲のいい友達の場合は「また一緒に遊びたい」とイメージを持ってもらう目的があります。
僕は他人とカラオケに行く場合に限って、曲を通して自分がどんな人間であるかという印象付けをしています。おそらく皆さんも無意識的に同じような行動をしているのではないでしょうか?
しかし即興の思い付きで自分の思惑を反映させるのは難しいです。その為僕は職場の上司・上長と行くときはある程度パターンを作っています。
事前にチョイスしている曲は5曲、その後や間に挟む曲は臨機応変に対応しています。
十八番というわけではないですがこのパターンの時は大抵上司が僕に持ってもらうイメージは変わるといわれます。組み込んでいる曲は以下の5つです。
【上司・上長といったときの場合】
①ウルフルズ「ガッツだぜ」
②桑田佳祐「波乗りジョニー」
③TM NETWORK「GET WILD」
④Bon Jovi「IT`s my life」
⑤長渕剛「乾杯」
1曲目と2曲目で自分がどんな曲調の歌を歌うのかをイメージ付けます。基本この2曲を知らない世代は男性ではいないのと、アップテンポの曲なのでノッテくれる上司や上長の方も多いです。この時点で僕にマイクが回ってくるときに(次に歌う曲もノれる歌なんだろう)とポジティブなイメージ付けさせます。
3曲目で男性なら一度は目にしたことがあるはずのシティハンターのOPをダンスをしながら歌います。ゲワイ!エン!タフ!に合わせて体をXYZにするのがみそです。これでカラオケルームが静寂に包まれたことはありません。運が良ければダンスに乗ってくれる人もいるでしょう。
4曲目は基本上裸で歌います。盛り上げるという行為にのみ舵を切っているので服を脱いでも平気です。
最後は上司も声を出して疲れ切っているのでしっとりとした曲調の「乾杯」で締めます。終わりなのに乾杯です。運が悪いと最後で滑りますので、状況によっては「サライ」に変更したりもします。
上司やクライアントとの接待等、気を使う相手に対しては徹底して「冨沢は盛り上げる役」というキャラを作り上げます。
普段はあまり目立つ方ではない僕ですが、「意外と面白いやつなのでは?」というイメージを大半の場合は持ってもらえるので「お気に入りの後輩」というポジションを高確率でゲットできます。
このポジションはビジネスマンとしてはかなり価値のあるポジションではないでしょうか?これは僕が編み出したカラオケを使った処世術なのでもしやってみたいという方がしましたら是非ご活用ください。
上司や男友達と数多くカラオケに行ってきた僕ですが、女性と二人きりでカラオケに行くという経験はまだありません。
しかしこの度、初めて女性とカラオケに行く機会ができました。今までの経験を活かし仮説を立てて、練りに練ったプランを用意しました。
この戦況の結果は次回にお伝えしたいと思います。
第11回 マーケター冨沢「シンガー冨沢②」はこちら