この記事は「マーケティングプランナーとは?詳しい仕事内容とやりがい、身につけておきたいスキルを徹底解説!」の後編になります。
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マーケティングプランナーに求められるスキル
課題の分析、解決への方法を行うマーケティングプランナーには、どのようなスキルや人物像が求められるでしょうか。マーケティングプランナーとして活躍する上で役立つスキルについて詳しくご紹介していきます。論理的思考能力
戦略を考える上で重要なのは、データに基づいて解決策を導き出すことです。せっかく費用をかけて様々な調査を行ったところで、自身の感覚やセンスを前面に出した提案をしてはクライアントを納得させることはできないでしょう。マーケティングプランナーは、データからどこにどのような課題があるかを見極め、こうすれば解決できるといったことが考えられる論理的な思考能力が必須です。コミュニケーション能力
マーケティングプランナーは、戦略の立案だけでなく実行に移すところまでも担います。そのため各関連部署と協力しながら仕事をすすめていく必要があります。各部門を統括するリーダー的な役割を担うマーケティングプランナーには、自身の意見をしっかりと伝える力や、周りの意見をくみ取る能力が重要です。マーケティングが好き
なによりも重要な資質と言えるでしょう。マーケティング職は魅力的な仕事ではありますが、マーケティングには、自身の業界に限らずあらゆるものがヒントとなることも多いです。業界関係なく世の中のトレンドに注目し、自然と興味を持ったり実際にサービスを使ってみたりということが自身のアイデアの引き出しとなり、プランニングに役立つということも非常に多いです。そのため仕事とプライベートの区別なく、マーケティングについて考えることを苦痛に思わず、むしろ楽しめるような人が、マーケティングプランナーに向いていると言えます。チャレンジ精神が強い
マーケティングプランナーは企画の立案から実行まで一貫して携わります。企画に対してGOサインを出すのはクライアントではありますが、結果が出なければ継続して依頼をもらうことはできません。そのため分析・調査結果をもとに立てた企画が実行され、結果として表れるまでは気を抜くことができません。プランのリーダーのような役割でもありますので、そのプレッシャーは計り知れないものがあると言えるでしょう。忍耐力はもちろん、困難に立ち向かっていくチャレンジ精神がマーケティングプランナーには求められます。
マーケティングプランナーとして転職する際の注意点
最後に今後マーケティングプランナーとして転職を考える際に、気をつけておきたいことをお教えします。企業によっては「マーケティンプランナー職」ではなく「マーケティング職」として募集を行っているところも多いです。その企業にとって「マーケティング」とは何を指すのかということは具体的に確認しておいた方がよいでしょう。
また、マーケティングプランナー職としての採用である場合でも、自社のマーケティングを担当するのか、クライアント企業のコンサルタントのようなかたちでプランニングを行うのか、BtoB企業かBtoC企業かといったところでも仕事内容は大きく変わってきます。自分が行いたいものと違ったというミスマッチが起きないように就職・転職時にはきちんと確認した上で応募することを忘れないでください。これからもますます注目を集める職種ですので、自身のキャリアアップのステップとして検討してみるのもよいかもしれませんよ。