この記事は「結婚後の転職は不利?ベストな転職タイミングとは」の後編になります。
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ベストな転職タイミングは結婚1年前あたり
もちろん今の会社に産休や育休制度や時短勤務の仕組みが整っているのならそれに越したことはありません。しかし、会社にそれらの制度が整っておらず、将来的に結婚・出産を考えているならば転職を考えた方がよいでしょう。その際の転職タイミングは結婚1年前あたりがベストです。これまで述べてきた通り、結婚や出産を控えていると面接時に不利になることがあります。結婚や出産後も復帰して仕事を長く続けていきたいのであれば、産休や育休に入る前に、仕事に慣れていた方がスムーズです。仕事に慣れる期間としては1年程度が妥当でしょう。転職後にすぐに産休・育休に入ってしまうと、復帰してから仕事を覚えることになり、育児や家庭のこともあるのに仕事を覚える時間を確保しなければならないプレッシャーが大きくなってしまい、家庭にも悪影響となる可能性があります。転職の成功のために転職エージェントに相談してみるのも1つの方法です。エージェントにも女性はいますので最適なアドバイスがもらえるでしょう。
結婚後の将来設計をしっかりと考えよう
結婚を意識する相手がいるなら、将来自分がどのように働いていきたいかをきちんと共有しておくことをおすすめします。結婚・出産してもバリバリと正社員として仕事をしていきたい場合でも、パートや専業主婦となる場合でもパートナーの協力は必須です。また、男性には子供が出来たら家に入って欲しいと思っている人も多いですので、後ほどトラブルにならないようにきちんと将来のことについて話をしておいた方がよいでしょう。家庭は一人では成り立ちません。お互いを思いやる気持ちを忘れずに、ベストな働き方を探してみてください。