この記事は「結果を出す営業マンに共通する3つの特徴とは? 今日からマネできる営業方法」の後編になります。
前編をご覧になりたい方はこちらをクリックしてください。
特徴2.無理に売ろうとしない
数字に追われる営業マン。どうせなら目標達成のために少々強引でも販売契約を結びたいものですよね。しかし、優秀な営業マンはこれをしません。現代ではモノがあふれています。同じようなものは他の会社からも買うことができるのです。そのため、どこで買うかよりは「誰から買うか」が重視される時代となってきています。必要であるものを購入してもらうから価値が生まれるわけで、必要でないものを営業にのせられて買ってしまったらお客様としては「ハズレ」なわけです。
つまり、無理に買わせようとすれば、一回は買ってくれたとしてもリピーターになることはありえませんし、場合によってはクレーマーとなってしまうことさえ考えられます。自社の商品がお客様の課題を解決できるようなものでない場合は、営業だからといって無理に契約を迫る必要はありません。それでも「一回でも買ってくれるなら」と思うかもしれません。現代は口コミの時代。そのような考え方はやめておきましょう。
特徴3.数字にこだわる
これは、なにがなんでも目標を達成することだけにとどまりません。結果というのは、いきなり何もないところから生まれるものではありません。月末にいきなりウマい話が舞い込んできて目標達成なんていうラッキーはそうそうあるものではありません。すべては日々の自分の行動の積み重ねが結果につながるのです。目標を達成するためにはアポイントが必要です。するとアポイントをとるための行動が必要になりますよね。それは既存顧客への電話なのか、リストからの架電なのか、エリアの住居への直接訪問など方法はさまざまでしょう。たしかにアポイントとは相手あってのものなのでスケジュールが上手く組めないこともあります。しかし出来る営業マンとは、「今日はアポイントの電話を何件かけよう」などと数字で管理しているものです。アポイントの方法は電話には限らないでしょうが、契約につながるアポイントの数に、デキる営業マンはこだわっています。
営業職は、新卒からの就職や中途での転職、派遣に関わらず求人の募集が多く未経験からの転職も可能な職種です。成果を出し続けなければならないというプレッシャーは大きいですが、企業の収益に直結していることに加え、自分のビジネススキルやトークを磨くことができるやりがいのある仕事であると言えます。がんばり次第では大きくインセンティブを稼ぐことができますので、チャレンジしてみる価値は大いにありますよ。