• 2026/01/08
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はりこらむ 第137回「明けましておめでとうございます。自然体で頑張ります!性善説経営!」

  • 萩原 張広  
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明けましておめでとうございます。
自然体で頑張ります!性善説経営!

 ⇒第136回「2025年を振り返って~すべてに感謝です!~」はこちらから


 自然体という言葉が好きで、いつもそうありたいと思っています。中学校の時のサッカーのトーナメントの試合でPKを外した事がずっとトラウマになって、その後PKが苦手な時期がありました。中学校当時は緊張しやすい性格で、失敗したらどうしようと周りの目を意識し過ぎていた気がします。大人になって再びサッカーを始めて、仕事の経験なども重なり、良い意味で力が抜けてPKが得意になりました。むしろ緊張感を楽しめるようになり、外しても死ぬわけじゃないし、また周りの視線もフォローに感じられるようになりました。結局はその時までに練習などで蓄えてきた力しか発揮できませんし、相手もいる事だから結果は必ずしもコントロールできません。ならば、その時を楽しもうと思えるようになったのが大きいと思います。

 仕事も同じで、「働く人にはプレッシャーがあった方がよいのか」という命題を考えますね。個人的にはお客様のために良いサービスを提供しようとか、自分の成長の為の適度な緊張感はあって良いかと思います。でも会社や上司からの強いプレッシャーや緊張感は、かえってその人本来の力を発揮しづらくする可能性もあると思います。社員に対して性善説と性悪説どっちの立場で経営すべきかですね。以前はよく考えていました。私自身、基本は性善説を選択しています。人は心理的な安全性がある状態で、自分の価値観に合う仕事であれば、必要以上にプレッシャーを与えたり、細かい管理とかしなくても自らの意思で働けます。もちろんミスもあるし、セキュリティやコンプライアンスなど、仕事をする上で理解が及ばないこともあるので、そこは会社がフォローする感じですね。

 そして出来るだけ価値観の合わない社員を採用しないこと。結果はどうしようもないこともあるので、必要以上に結果主義の評価をしない。善意で努力した結果であれば、それをちゃんとみんなで受け止めて、次の機会に繋げればよいという文化が必要かと思います。私自身は長期的に見ればその方が経済合理性も高いと信じています。もちろんこれってその会社のその時の状態で違うこともあります。エムエムも創業間もない頃は、大した資金もない状態で始めたので、まずは会社として存続することが第一でした。心理的安全性など全くない状態ですね。日々不安と戦い、翌月の資金繰りを考えながら営業していた記憶があります。

 厳しい営業会社などでは業績重視のあまり社内や上司からのプレッシャーが強く、お客様のために働けなくなることもあるかと思います。これって、サッカーのPKで周りのプレッシャーがきつすぎて、ちゃんとボールが見えてない状態と一緒ですね。そういう意味では、大人になって私がPKが得意になったように、自分の価値観でお客様に集中して向き合える自然体の状態が一番良いことかなと思っています。その方が結果が出ますし、会社は社員がそう働ける環境を整えることが重要だと考えています。

 会社からのプレッシャーが過度であったり、個人の経済状況がひっ迫していたりすると、場合によっては不正などの悪い選択肢を選んでしまう可能性も高まります。エムエムには、「人生観と仕事観の部分的一致」という考え方があって、多くの人は人生観の方が仕事観よりも上位概念だと思います。まれに仕事が命という方や野心の高い人もいますがそれは構わないと思います。でも家族のためや自分の人生の目的のために働いているのなら、仕事で自分の人生を棒に振るようなことは本来意味がない感じがします。みんなが良いコンディションで、自然体で仕事が出来る環境を作れるように今年も頑張っていきたいと思います。

■萩原 張広 Profile
株式会社エムエム総研代表取締役CEO。株式会社リクルートにて法人営業、営業マネージャーとして7年のキャリアを経て、株式会社エムエム総研を設立。法人営業のコンサルティングサービスを大手IT企業やベンチャー企業に向けて多数提供。1998年、ニューヨークでの視察経験から日本でのBtoBマーケティングの必要性と可能性を感じ、業態をBtoBマーケティングエージェンシーとする。以降、数百件のマーケティングプロジェクトに関わる。

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