• 2021/05/14
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知っておきたいジョブ型採用の基本! 終身雇用とは共存できる?

  • マーキャリ 編集部
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目次

ジョブ型採用とは

ジョブ型採用とは、企業の中の特定の職務内容に対して、それを実行・遂行できる人材を雇用する制度のことです。そのポジションについてのスペシャリストの雇用を狙うという点が大きな特徴になります。ジョブ型雇用と呼ばれることも多いです。

募集時には「職務記述書(ジョブディスクリプション)」と呼ばれる書類に勤務地・勤務時間・職務内容を明記します。つまり、あらかじめ行う業務がしっかりと決まっていて、それが実行できる人を雇用するという仕組みになっていますので、基本的にはポテンシャルを評価して雇用するものではありません。

またジョブ型採用は、その名の通りどのように雇用するかという「雇用制度」のことですので、正社員や契約社員、非正規雇用などの雇用形態の定めはなく、企業次第というものになります。

従来の雇用制度はメンバーシップ型雇用

日本の雇用システムは新卒採用に代表される「メンバーシップ型雇用」が主流です。「総合職」という言葉に代表されるように、社員にどの業務を行ってもらうかは会社の決定次第。転勤や異動があるのもメンバーシップ型雇用ならではの特徴です。

メンバーシップ型の雇用は転勤や異動を繰り返し、会社を支える人材となるようさまざまな経験を積ませることを重視している雇用制度と言えるでしょう。

広まりつつある多様な働き方

元来、正社員といえば総合職を指すものでした。しかし近年ではワークライフバランスの観点から、多様な働き方をする正社員が増えてきています。たとえば勤務地や勤務時間を限定する正社員に加え、営業職正社員のようなジョブ型のものもあります。

ジョブ型採用の特徴

ここからはジョブ型採用の基本的な特徴について紹介していきます。

業務内容は職務記述書(ジョブディスクリプション)で決まる

職務記述書とは、担当する業務について事細かに記されたものです。ジョブ型採用では、具体的な職務内容や目標があらかじめ記載されています。職務記述書は一種の契約書のようなものと考えるとよいでしょう。あらかじめ求める業務が決まっているので、評価の基準が明確になり、成果によってのみ評価されるという特徴があります。

異動や転勤がない

ジョブ型採用では、企業側が「この場所でこの業務ができる人が欲しい」といった狙いで行われるものです。そのため、人材補充や経験を積むための異動や転勤などはないのが基本となります。

評価は成果に基づく

メンバーシップ雇用の場合は年齢や勤続年数、役職によって評価や報酬が決まっています。しかし、ジョブ型採用の場合にはそのような評価基準はなく、あくまで業務によって生まれた成果によって評価されて、給与が決まります。ジョブ型採用はあくまで雇用制度の話ですので、正社員や非正規雇用かに関わらず、成果を出せばきちんと評価されることになります。評価基準が成果によるので、勤続年数が増えたので自動昇給ということがなく、結果として人件費の削減にもつながります。

採用ミスマッチが起きにくい

ジョブ型採用では、求人募集の時点で採用する人の職務内容や諸条件などが決まっています。メンバーシップ雇用のように「会社に慣れてから適任の部署に行く」といったことはないので、応募者からすれば「どこに配属されるか分からない」といった不安はなくなります。応募者はあらかじめ自分がどんな業務を担当するか分かった上での応募となるので、採用後のミスマッチが起きにくいです。

業務の効率化・生産性向上が期待できる

ジョブ型採用では、企業が求める業務が行えるスペシャリストが入社することになります。そのため企業全体としての生産性の向上が期待できます。また、職務が明確なので「この仕事は誰がやるか」というのがはっきりとしています。その結果、業務上のムダが減り、効率化につながります。

ジョブ型採用の注意点

メリットの多いジョブ型採用は、メンバーシップ型雇用にはない、独自の注意点があります。

条件次第で人が流出しやすくなる

ジョブ型採用に対する応募者は、スキルや待遇で応募するかどうかを判断します。このことは、言い換えればもっと条件がよい会社、スキルが活かせる会社が見つかれば転職を考える人が多いということ。他社よりもよい条件であれば人材を獲得しやすいですが、そうでなければ人を引き留めるのが難しくなります。

また、人材が定着しにくいことで、チームワークが弱くなる可能性も生まれます。チームで行う業務やプロジェクトが多い職場では、しっかりと検討した上でジョブ型採用をする必要があります。

採用の難易度が高い

ジョブ型採用は、簡単に言えば「この業務をできる人募集」というものです。求めるスキルが高ければ応募者は条件がよくないと集まりにくくなります。入社して、しっかりと教育をするというタイプの雇用制度ではないので、応募側のハードルも高いです。

終身雇用との共存性

会社が倒産しないということを前提にした終身雇用は魅力のあるものです。正社員であれば終身雇用というイメージがありますが、実は終身雇用については法律で定められているものではありません。いわば福利厚生に近いものです。

そしてジョブ型採用は、どのように社員を雇用するかといった雇用方法のことですので、ジョブ型採用で入社した社員だから終身雇用できないということにはなりません。一見相反するもののように思えますが、共存させることは可能です。

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