エバーパーク合同会社は書籍「マーケティング視点のDX」を日経BPより2020年10月19日に出版することを発表しました。(参考:書籍「マーケティング視点のDX」 2020年10月19日、日経BPより出版)
デジタルトランスフォーメーション(DX)が世界的に注目されている中、DX=単純なデジタル化という解釈に意義を唱え、マーケティング視点におけるDXを提唱している本書籍。特筆しているのは、10社の事例と実際にデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めるためのワークシートがついている点。またマーケティング視点のDXとして「DX2.0」という考え方を提唱しています。
■豊富な国内外のDX事例
本書には、コラムも合わせると10のDX事例が紹介されています。これらについて、「DX2.0の4Pモデル」を活用して成功要因を解説。難易度の高いDX化をどのように実現したかが一目瞭然でわかります。
1. 富士フイルム … 「Digitize or Die」、フィルム場喪失を乗り越え成長
2. ウォルマート … モバイル注文で買い物をラクに、Amazonに負けない小売り
3. フェンダー … ギターレッスンアプリを提供、挫折を防ぎLTV向上
4. Zoomビデオ・コミュニケーションズ … 安定性と豊富な背景画像で国内でもWeb会議の定番に
5. SOELU … ジム通いの時間・手間を解消、コロナ追い風に受講者急増
6. ウルトラチョップ … Facebookに「LABO」開設、コロナ禍でも利益維持
7. Showcase Gig … スマホで事前注文、非接触&省人化のリード役
8. シェアメディカル … 聴診器に200年ぶりの革新、デジタル聴診デバイスを開発
9. タニタ(コラム) … DX思考でトランスフォーム
10. サイバーエージェント(コラム) … 広告事業の枠を超え、マーケティングDX支援に乗り出す
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000050228.html
経済産業省の定義にある通り、DXとはデジタル化が目的ではなく、デジタルを手段として、競争上の優位性を確立することです。市場において競争上の優位性を確立することはマーケティングそのものだと言えます。本書の帯に「DXはマーケターの仕事!」と記載がありますが、正にその通りだと言えるでしょう。ワークシートにSWOT分析が記載されているように本書では、DXの豊富な事例と実践方法を知ることができるとともにマーケティングへの理解も深めることができそうです。
マーケティング視点のDX
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000050228.html