グランバレイ株式会社は、「データスペシャリスト キャリアアップチャレンジ」を開催したことを2020年9月7日に発表しました。(参考:グランバレイ、未来の変革者に最大150万円を支援するキャリアアップチャレンジを開催)
このデータスペシャリスト キャリアアップチャレンジですが、2020年9月1日(火)から2021年2月1日(月)までの期間、データスペシャリストを目指す方を対象に、キャリアを積むための支援金を提供するプロジェクトです。発足の背景としては、「ニュー・ノーマル」時代において、IT技術がより重要視されることが予想される一方で、データを活用できる人材が不足していることがあげられています。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000064870.html
下記詳細はプレスリリースより引用します。
データスペシャリストキャリアップ支援金
ITシステム構築のご経験者:150万円
ITの未経験者:100万円
入社を決め内定承諾されたご本人に対して、データスペシャリストへのキャリアップに対する支援金をお支払いします。
対象者
以下のすべての条件を満たす方
・直接、弊社ホームページの「データスペシャリスト キャリアアップ」ページ(当ページ)または「キャリア採用」ページ内の「データスペシャリスト」にご応募いただいた方
・大卒以上
・対象期間中にデータスペシャリスト職の正社員となる方
応募方法
弊社ホームページ「データスペシャリストキャリアアップ」または「キャリア採用ページ」の「データスペシャリスト」より応募してください。
データスペシャリスト キャリアアップチャレンジ
キャンペーンの詳細情報、特記事項やデータスペシャリストの定義など、以下の専用ページでご覧いただけます。
https://www.granvalley.co.jp/recruit_campaign_detaspecialist?utm_campaign=recruit2020&utm_source=prtimes&utm_medium=web
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000064870.html
データスペシャリストとは
また、データスペシャリストが具体的にどういった職種なのか、グランバレイ株式会社では下記のように定義しています。
データスペシャリストには3つの力が必要となります。
▶︎データサイエンス力:情報処理、人工知能、統計学などの情報科学を理解し活用できる知見と能力
▶︎エンジニアリング力:データを意味がある形に使えるようにする技術力
▶︎ビジネス力: 経営課題を理解した上で、ビジネス課題を整理し、解決するための知見と能力
出典:https://www.granvalley.co.jp/recruit_campaign_detaspecialist
単にデータを活用するスキルが必要なだけでなく、経営の改善を行える知見や能力も求められます。
また経験者に関しては、具体的に次のようなスキルが求められていて、中でもアプリケーション開発経験を重視しているとのことです。
・業務システムあるいはBIシステムの2年以上の構築経験
・SQL言語、もしくは何らかの開発言語による2年以上の開発経験
・業務系プログラミング経験を3年以上お持ちの方
データ活用人材はDX推進人材でもある
グランバレイ株式会社では、データスペシャリストの支援を行っていくことを発表しましたが、
データ活用人材は、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する人材としても定義されています。
独立行政法人情報処理推進機(以下IPA)では、DX推進人材を次のように分類しています。
・プロデューサー | DXやデジタルビジネスの実現を主導するリーダー格の人材(CDO含む) |
・ビジネスデザイナー | DXやデジタルビジネスの企画・立案・推進等を担う人材 |
・アーキテクト | DXやデジタルビジネスに関するシステムを設計できる人材 |
・データサイエンティスト /AIエンジニア | DXに関するデジタル技術(AI・IoT等)やデータ解析に精通した人材 |
・UXデザイナー | DXやデジタルビジネスに関するシステムのユーザー向けデザインを担当する人材 |
・エンジニア/プログラマ | 上記以外にデジタルシステムの実装やインフラ構築等を担う人材 |
IPAの定義で、新しい事業やサービスをデジタルで構築するために、どのような人材が必要かがわかるかと思います。
その中でもデータサイエンティストに関しては、データをもとに意思決定をしたり、課題をみつけたり、売上を伸ばしていったりと、どのフェーズにおいても必要となってくるため、より活躍できる範囲が広いと言えるでしょう。
また、データサイエンティストの求人の状況としては、人材が欲しい企業に対して、求職者が不足して売り手優位となっている状態です。(参考:データサイエンティスト 企業の6割「採用目標届かず」)
デジタルトランスフォーメーションが進めば、データスペシャリストやデータサイエンティストはますます求められる存在となるでしょう。興味のある方はぜひ、検討してみてはいかがでしょうか。