• 2020/08/27
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wibがリモートワークに役立つSaaSカオスマップ2020を利用率付で発表(2020/8/26)〜SasS系ツールは連携が当たり前になりつつある!?〜

  • マーキャリ 編集部
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デジタルマーケティングや事業開発、採用PR等におけるハンズオン支援を行っている株式会社wibは、2020年8月26日にSaaS系ツールの利用率をつけたカオスマップを纏め発表しました。

発表にいたった経緯としては、コロナ禍によって普及してきているテレワークや生産性向上の取り組みとして、ツールがどのくらい利用されていたり、逆に課題になっているかを調べ可視化するためです。2020年6月にインターネットリサーチで全国の中小企業企業の正社員、経営者層500名に実施されました。(参考:【最新版】リモートワークに役立つSaaSカオスマップ2020<利用率付>

この調査では、コミュニケーションとバックオフィスにツールのカテゴリが大きく別れていて、その中でも今回、導入率が高いツールとしては、チャット・グループウェア・オンライン会議の3つがあり、それぞれ90%の企業が導入していることがわかっています。具体的なツール名と導入率に関しては、プレスリリースに記載していますのでご興味のある方は見てみてください。

80%以上の企業が導入してもうまく使いこなせていない

調査では、ツールを導入しても活用しきれていないことも浮き彫りになりました。 その理由としては、次があげられています。


・SaaSの機能が多すぎて使いこなせない
・社員のITリテラシーが低くて使いこなせない
・既存システムとの連携・相性が悪くて使いこなせない
” 出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000064133.html

中でも、営業サポートツールや勤怠・労務管理ツール、会計ツールの3つががあげられていて、これらを効率的に使うには、他のツールと連携させることが必要になり、その連携がボトルネックになっているようです。全体の53%の企業は「単一SaaSサービスしか利用できていない」または「上手く他SaaSサービスとの連携が出来ていない」という状況です。

また、複数サービスをうまく活用している企業では、導入時よりサービス間の連携を重視していることが明らかになりました。ツールの連携としては「GoogleカレンダーとZoom」「SlackとTrello」「ジョブカンとfreee」などの連携でパフォーマンスの向上が期待されるようです。




出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000064133.htmll

こうしたツール導入の課題をうけ、株式会社wibでは新しいSaaS導入支援サービスを開始するそうです。事業課題に合わせたSaaS選定から導入支援、そして運用と現場浸透支援まで提供する時代のニーズに即したサービスと言えます。

以前、株式会社ヌーラボが、フルリモート採用をするにあたり、社内の業務フローを円滑にするための「業務ハックエンジニア」を募集しているという話をしましたが、デジタルトランスフォーメーションが進む中、ツール導入も同様に、一つのツールを導入するだけではなく、業務プロセス全体の中で、事前にツール同士の連携を考えて業務パフォーマンスを向上させていくことが必要になってきています。

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