• 2020/07/31
  • 連載企画
  • てるの目

『てるの目』【号外】7/31東京の新規感染者は460人! しかし本当に必要なのは陰性者の発表

  • 森田 旭洋
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■『てるの目』とは
世の中の様々な出来事を現在メディア運営を担当しているの森田旭洋(通称てるさん)が マーケティング・キャリア視点で批評していく連載コラムです。
本日7/31、東京都内での新型コロナウイルスの感染確認は460人台になる。
確かに驚くニュースなのかもしれない。
実際、15時発表を前にメディアが一斉に報じた。これまで一番多かった日でも360人ほど、
そこから、初の400台で、もうすぐ500という数字。
このように、メディアは数字でコロナウイルスの危険性を煽っていく。

これは、いつまで続くのだろうか。
現在は1日あたり8600件のPCR検査件数があり、4月の非常事態宣言時と比べて、5倍以上になる。
当然、検査件数が増えれば陽性者は増える。

おそらくこの流れは、しばらく続くだろう。
1000までは、数字で遊ぶのではないだろうか。
国や自治体は、具体的に、どの数字になったら何をするなどの策を示さない。
あるとすれば、
小池百合子知事の1日のPCR検査件数を1万件まで増やしていくというものぐらいだ。
ただ、これだといつまで経っても「陽性者数が今日は何人出ました」という
増加する陽性者を発表していくだけのもの。

一方でアメリカ(特にニューヨーク)のように、
大規模な数でPCR検査を実施し、陰性者を浮き彫りにすることの方が重要ではないだろうか。
(ニューヨーク州での検査は一日あたり7万件が可能だと言われている)
これは、いまの日本の考え方とは真逆で、 例えば10万件の検査を行い、10万件近くの陰性者を出せば、
より、人々の安心感は高まるだろう。さらに自治体ベースで「〇〇市は95%が陰性者です」という 発表があれば、より想像がつくのではないだろうか。 そこに新型コロナウイルス接触確認アプリの普及が広まれば言うことはない。

そんな中、私たちにできることといえば、自衛しかできない。
業務内容によっては会社に来いと言われれば行かなければならないだろうし、
通勤で人混みに接する機会もある。

その中で私たちにできるのは自衛として感染リスクを減らす行動様式。
コロナになっても仕方がないが、仕方がない環境を作ってしまっては、
後悔してしまうこともある。いまこそ自然の中で生かされているということを
意識して、決して悲観的にもならず、かといって楽観的にもならず。
日々、粛々と生活することが大事ではないだろうか。

■てるさん(森田 旭洋)Profile
Webコーダーからキャリアをスタートし大手電気機器メーカーの会員サイト等の運営を担当。 その後はWebのディレクションと合わせて、BtoBマーケティングベンダーの記事作成やホワイトペーパーの制作ディレクションとライティング・校正も担当。マーケティング的な視点でのコンテンツづくりを得意とし、クライアントや自社のオウンドメディア運営にも数多く携わる。現在は新規事業のスタートアップメンバーとしてメディアのグロースにコミット中。
⇒てるさん(森田 旭洋)のバイオグラフィはこちら

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