• 2020/07/20
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クリエイティブ業界から図書館業界へ転職!そして海外移住!【キャリアチェンジ体験記】

  • マーキャリ会員  
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【キャリアチェンジ体験記とは】
働き方改革が施行されたことにより、会社の体制や制度が変わったなんて人も多いと思います。企業も個人も今まで以上にビジネスマンのキャリア展望に目が向けられている中、マーキャリ会員によるキャリアチェンジに伴った体験談をシリーズものとして連載していくのが本企画です。

今まさに自身の今後のビジネスライフに向けて働き方を変える動きをしている方もまだキャリアプランが漠然としている方も参考になる内容になっておりますので是非ご覧ください。

今回の記事投稿者:工藤綾美さん
⇒工藤綾美さんのバイオグラフィはこちらをクリック

こんにちは。
クリエイティブ業界から図書館業界へキャリアチェンジした工藤綾美です。
図書館業界で働き、現在は夢を追いかけて海外移住しています。

私がもともと働いていたクリエイティブ業界ですが、「クリエイティブ」と一括りにするには難しいほどたくさんの種類があります。
イラスト、デザイナー、CG、映像、画像加工、ウェブデザインなどなど

私はもともと高校の情報学科を出て映像の専門学校へ行き仕事を始めました。
高校と専門学校でイラストレーターとフォトショップの使い方を勉強していたので最初は画像加工と商品撮影の仕事からスタートしました。

そこからなぜまったく分野の違う図書館業界へ転職したのか。

さっそくお話ししていこうと思います。

私の転職歴

私は学校を卒業したあと、正社員になることを早々に諦めてアルバイトから始める決断をしました。
というのもリーマンショックによる就職氷河期といわれるタイミングだったからです。

なんとか見つけた仕事先は悲しい事にブラック企業でかなり大変でした。
残業を減らしても減らしても「残業増やさなきゃなぁ」という社長の謎の言葉で無駄に残業をしなくてはならないというシステムに嫌気がさして退職を決断。
そのあとは短期のアルバイトと結婚式場の写真撮影や動画編集で細々つないでいきました。
イベントでの受付や玉ねぎのネット入れ、街頭でのクーポン配布、ズボンの裾上げなどなど全く異なる業種も様々やっていました。

その後、CGや映像を扱う会社でアルバイトから契約社員にしてもらうことができましたが2年ほど勤めて図書館業界へキャリアチェンジをしました。

図書館業界では委託業務というかたちでまずはパートの仕事を始めたものの、他のパートさん達と折り合いが悪く、すぐに退職。
別の図書館で働き始め、司書資格と学芸員を取るべく通信大学で勉強しながら勤務し、契約社員にしてもらい最終的には責任者になりました。

その後、どうしても夢だったニュージーランドへの移住を経験したくなり30歳でギリギリのワーキングホリデー通称ギリホリで移住。
現在はニュージーランドで生活をしています。

本当はニュージーランドでも、図書館で働きたいのですがCOVID-19の影響もあり、現在は日本からのオンラインでできる仕事を受注しております。
日本で培ってきたものがすべて海外でも活かされています。

思い切って図書館業界へキャリアチェンジした理由


私がなぜクリエイティブ業界をやめたのか。
勤務時間が、変則すぎることが一番の理由でした。
終電ギリギリまで働くことも多々ありましたし、朝礼がある月曜日だけは朝から出勤しなくてはならない、しかし私の仕事は夕方からなので社内ニートしながら時間が過ぎるのを待ち、また夜遅くまで仕事という感じでした。

また新しいソフトや技術が次々開発されるため常に勉強しなくてはならないし、デザインや映像、CG編集の才能が私にはありませんでした。
事務的にこなすことのできる画像加工や指示が明確になっている編集は比較的得意なのですが、0からデザインしていくということができず先輩からのダメだしも多かったため、辛くなり25歳の時に辞める決断をしました。

高校生の頃から考えると約7年間携わってきた業界を変えるというのはかなり勇気のいることでしたが、私は自分が「何が好きだったか」を考えた時「小学校の頃から本が好きだった」な、と思い出しました。
どうせなら次も自分が好きなことを仕事にしようと決めたのです。

オンライン上でできる無料の職業適性検査を受けた結果その中に司書が入っていたため決断。

また司書資格を持っていれば日本全国、どの市にもひとつは必ず図書館があるから転職先も見つけやすいだろうと考えたことも決め手の1つでした。

手に入れたスキルを転職先で活かすこと

そもそも私自身は小学生の頃からパソコン教室に通っていたため、ブラインドタッチができ、ワードとエクセルは検定試験1級を取得していました。
実は私の成績では「この高校は難しい」と言われていましたが、この資格があったために情報科で見事合格しました。

そのため、初めての就職から図書館に転職した後も基本操作そのものは問題なくパソコンを使用できたので作業に慣れるのも早かったです。

私の経験からいうとパソコンスキルはもっていて損はないです!

ブラインドタッチができるなら仕事の処理速度もかなり上がります。
どの業種でもだいたい使うことがありますし、
「できない」という理由だけで逃げているのは損ですよ!

今の私のように海外で生活しても日本語での仕事を手に入れることも可能です!

キャリアチェンジの努力のためにしたこと

私がキャリアチェンジを決めてまずしたことはとにかく情報収集!!(笑)
インターネットで司書として働いている人のブログを読んだり、久々に地元の図書館へ足を運んだりと様々でした。その業界の不満や問題点をあらかじめ知っておいて損はないです。
そうすることで自衛策も生まれてきます。

他には服を買い揃えました。
というもクリエイティブ業界は基本服の指定はなく、よっぽど派手だったり露出が多すぎたりしなければ問題無しだったので私はほぼ毎日ジーンズで生活していました。
図書館はそういうわけにはいかないのでチノパンやシャツを買い揃えました。

「そんな程度のこと」って思われるかもしれませんが案外重要なことです!
いざ働き始める時に「TPOにあった服がありません」では恥ずかしいですよ。

例えば「衣服が汚れるから汚れてもいい格好じゃないといけない」のにスーツとシャツと私服しか持っていないとなると私服を汚してでも働かないといけません。

逆にラフな格好がNGの業界で「スーツとシャツは持っていません」では困ってしまいますよね。

あとは靴です!!図書館はスニーカーを推奨しているところが多いですが、革靴やパンプスを求められる業種もあります。カラーも派手すぎるものはNGの職場が多いです。

その業界にあったTPOをしっかり学ぶことも大切です。

他にしたことは、勤務内容は違いますが公務員として働くための知識系の本はがっつり読みましたね。
図書館は公務員とも違うし接客業とも違う世界なので本当に難しいところではありました。

どの仕事も楽だけで終わる仕事はありません。
難しい部分にもしっかり目を向けていくことが重要です。

キャリアチェンジした後の苦労

職歴でも少しお話しましたが、私はキャリアチェンジ後に勤めた図書館をすぐに退職しています。

理由はパートさん達との信頼関係を築くことができなかったから。

クリエイティブ業界は職人堅気の方が多いこともあり「自分でできることは自分できっちりこなす」「それに対して発生する責任は自分で負う」「ゆとりがあれば他を手伝う」という気質の方が多かったと私は思っています。

しかし、パートさんは「自分に与えられた仕事だけはこなす」という考え方。
だから「責任」というものがのしかかるととにかく拒絶されます。
私はその考え方が理解できませんでした。
私の考え方も理解してもらえず、折り合いが悪くなってしまい居辛くなって退職することにしました。

次に勤めた図書館では「同じようにならないようにしよう」と心に決めて勤務しました。もちろん意見の相違や私の考えが暴走してしまいぶつかることもありましたが、なんとか責任者として勤めあげることができました。
今でも私と一緒に働いてくれたパートさん達には感謝しかありません。

転職したあとに手にすることができたもの

まずは何といっても大卒と司書資格を手に入れたこと!
これは本当に大きかったです。
やっぱり資格があれば働き口も増えますし、専門学校卒業だった私にとって大学卒業を手に入れることができたのはとても大きな転機でした。

また教育や本の知識に詳しくなれたことです。
私はこの知識をきっかけに海外での移住を決断しました。
というのもニュージーランドは教育先進国で、アーダーン首相の育児休暇も話題になりましたね。
ニュージーランドの人たちは自分たちの教育システムに誇りを持っているので首相が育児休暇をとることに何の抵抗もありませんでした。他にも議長が赤ちゃんを抱えながら議会を進めるニュースもありました。日本では猛反発されてネット上で話題になっていましたね。

話が逸れてしまいましたが、図書館と教育というのは密接に関係しています。
図書館で働き、図書館が持つ本来の役割を知った私はニュージーランドの図書館と教育を見て、勉強していきたいと思い、海外移住の夢を持ち、満を持して叶えることもできたのです。

もしクリエイティブ業界に残っていたら考えることすらしなかったと思います。
ただ腕のない編集マンとして残ってただろうなぁと思います。

キャリアチェンジは人生の転機!

私はつながりがまったくない業種へのジョブチェンジを決断し、右も左もわからないままでたくさんの人に迷惑をかけながらも働き続けました。
その結果たくさんの人の優しさに触れることがきました。
新しい夢を手に入れて、日本で暮らしているだけでは見ることもできなかったものが間近で感じられて毎日が刺激的で楽しいです。

今はクリエイティブで学んだ技術でオンライン受注をこなしています。
デザイン関連やパソコン技術を使用して細々ですがこなしています。
フォトショップやイラストレーターを持っていますというだけでできる仕事の幅もかなり広がります。これはクリエイティブ業界にいた時に手に入れたものです。

また「日本の図書館で働いていたんです」とニュージーランドの図書館で伝えると「それは素敵ね!どう?ニュージーランドの図書館はいいところでしょ!」と話が弾みます。
それだけでもいろいろ聞けるし、日本人で図書館に勤めている方とも知り合いになれて図書館のシステムを聞くことができています。

もちろん楽しいことだけではありませんが、日本で経験し学んだことはすべて次のやりたいことに繋がっています。

すべては「転職しよう」と決断し行動したあの日から繋がっています。

もしクリエイティブ業界だけで仕事をし続けていたら「海外で暮らそう!」なんて考えることは絶対になかったし、ワーキングホリデー制度なんて調べることもしなかったと思います。

転職することに迷っている方は是非「自分が好きだったもの」を思い出してみてください。

それを仕事にすることができたら楽しいと思いませんか?

他にも自分が今持っているスキルを別のことで利用できないか考えてみませんか?
案外たくさんあると思います。

私は今の仕事に嫌気が差していて迷っているならぜひ転職することをオススメいたします。

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