• 2020/07/10
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リクルーティングアドバイザーに未経験から転職するために。仕事内容と必要なスキルを教えます

  • マーキャリ 編集部
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目次

この記事では、企業の採用活動をサポートするリクルーティングアドバイザーの仕事内容と、リクルーティングアドバイザーに未経験から転職するために必要なスキルや素質について詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

リクルーティングアドバイザーとは

リクルーティングアドバイザーは、求人活動を行っている企業の採用活動をサポートする仕事です。人材紹介業を行う企業の法人営業職にあたります。採用活動に携わるわけですから、クライアントとしてやりとりを行う相手は人事担当だけでなく企業の経営者であることも少なくありません。新卒ではなく中途の正社員採用に関わる採用活動のサポートをすることがほとんどです。

リクルーティングアドバイザーの仕事内容

リクルーティングアドバイザーは、単に求職者を募集中の企業に紹介するだけの仕事ではありません。クライアントと打ち合わせを行い、人事や採用における課題をヒアリングし、どんな人材を求めているかをしっかりと把握する必要があります。


そもそも求人に応募やエントリーが少ないのか、応募はあるが求める人物像とマッチしないなど、採用における課題にはさまざまなものがあります。それらを1つずつ解決していくのがリクルーティングアドバイザーの仕事です。


人材紹介は、基本的には成功報酬型のビジネスモデルです。つまりは、クライアントが、リクルーティングアドバイザーが紹介した人材を採用しなければ報酬は発生しません。求人広告を掲載して社員やアルバイト、パートを募集するのとは異なるシステムであることは覚えておくとよいでしょう。成功報酬型だからこそ、相手のニーズをきちんと引き出すことが求められます。コンサルタントに近い仕事と言えます。

新規顧客開拓と既存顧客のサポートの2パターン

リクルーティングアドバイザーは、言うなれば営業職なわけですので、新規開拓を行う場合と、既存顧客のサポートをする2つの働き方があります。新規顧客の開拓を行う場合は、自社の人材紹介サービスを利用していない企業に対して、サービスの提案をする営業活動になります。新規開拓と言っても、成功報酬型であるので契約を結ぶまでのハードルは他の営業職に比べれば低いと言えるでしょう。


既存顧客のサポートの場合は、すでに取引実績のあるクライアントに訪問し、採用・求人活動に関する課題を改めてヒアリングするなどし、それにマッチした人材を紹介するという流れになります。採用活動は、会社の規模の大小に関わらず定期的に行わるものですので、一度しっかりと信頼関係が結べれば定期的に収益を得ることができます。既存顧客のサポートの場合はいわゆるルート営業な働き方となるでしょう。

キャリアアドバイザー・転職エージェントとのちがい

企業と求職者をマッチさせる仕事と聞くと、転職エージェントのような存在が浮かぶ方も多いのではないでしょうか。転職エージェントのような、求職者をサポートする仕事はキャリアアドバイザーと呼ばれています。会社の規模にもよりますが、基本的にはリクルーティングアドバイザーとキャリアアドバイザーは分けていることが多いです。 転職エージェントでは未公開求人を持っているものですが、そのような求人情報を得てくるのがリクルーティングアドバイザーと考えるとよいでしょう。

リクルーティングアドバイザーの仕事の流れ

クライアントの求人活動の課題をヒアリングして契約を結んでからもリクルーティングアドバイザーの業務は続きます。業務としてのゴールは、クライアント企業に対して自社のサービスに登録している人材を紹介し、就職してもらうことです。契約を結んでからのリクルーティングアドバイザーの仕事には主に以下の2つがあります。  

求人票の作成

人材募集を行うクライアント企業から得た情報を社内のネットワークシステムに登録し、求人票を作成します。企業の事業内容や給与、年間休日といったものだけでなく、会社の魅力、事業や業界の将来性に加え、どんな人材を求めているかについても具体的に記入していきます。


たとえ就職が決まっても、その人がすぐに辞めてしまうなどがあれば、結果としてはクライアント企業からの評価を下げてしまいかねません。成功報酬型のビジネスモデルとは言っても、採用のミスマッチがないように細心の注意が必要です。  

キャリアアドバイザーとの情報共有

求人票を作成したら、企業の情報や求める人材などを、キャリアアドバイザーへ共有するのもリクルーティングアドバイザーの仕事です。実際にクライアント企業と直接やりとりをしてきたのはリクルーティングアドバイザーですので、情報をきちんと伝えることが重要になります。キャリアアドバイザー側から推薦者が発生すれば、リクルーティングアドバイザーがクライアント企業との間に入って選考のフォローに携わります。求職者側の質問事項をクライアントに確認する、面接時の注意事項や、選考結果のフィードバックをキャリアアドバイザーに行うのもリクルーティングアドバイザーの役割です。

未経験からリクルーティングアドバイザーになるために

リクルーティングアドバイザーになるにあたって、必須の資格があるわけではありません。また、ITやWebなどの知識も特別必要ではありません。資格が必要でないため、未経験でもリクルーティングアドバイザーに転職するチャンスは十分にあります。新卒で募集をしていることも少なくありません。人材紹介は、人の人生にかかわる仕事です。人気がある一方で責任も大きな仕事であることは頭に入れておきましょう。


人材紹介会社は、あらゆる業界をまんべんなく対象にしている企業と、医療系や介護系などの特定のジャンルに特化して人材紹介を行っている企業があります。場合によっては自分の経験してきた業界に特化した人材紹介会社を探してもよいでしょう。どちらのタイプの人材紹介会社を目指すにしても、職種としては法人営業です。そのため、メーカーなどの法人向け営業やコンサルタントのキャリアがあれば大きくアピールできるでしょう。業界の状況なども常にアップデートしていく必要があります。また、クライアント企業の魅力をきちんと伝えるために文章力やコミュニケーション能力もリクルーティングアドバイザーには重要になります。 

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