• 2020/07/01
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IT業界ってどんな業界? 棲み分けできる5つの業界とその特徴を解説します。

  • マーキャリ 編集部
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目次

近年成長の目覚ましいIT業界にチャレンジをしたいと思っている方の中には「未経験だけど挑戦したい」、「未経験を採用するケースは少ないようで、不安だ」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。本記事ではIT業界とはどういった業界なのかといったところからIT業界内でおすすめの職種などをご紹介していきます。転職の参考になる部分もあるかと思いますので、是非、最後までお付き合いください。

IT業界の5つの分類

IT業界はそれぞれの事業内容から、以下の5つの分類に分けることができます。


・Web・インターネット業界

・ハードウェア業界

・ソフトウェア業界

・通信サービス業界

・情報処理業界


IT業界を目指したいと言っても業界を絞る必要はありますので、順番に解説していきます。

Web・インターネット業界

主にインターネットを活用してサービスを提供している企業がこの業界に属します。WebマーケターやWebデザイナーなどが主な職種として挙げられますが、そのほかにも多種多様な職種がこの業界では活躍しています。オウンドメディア・HP、ECサイトなどのWebサイトの構築、広告やSNSなどのプロモーションの運用改善、ネット―ワーク構築、企業の生産性向上、業務効率化に対する支援ツールの提供など、広い範囲でサービスを提供している業界です。

ハードウェア業界

ハードウェアはパソコン本体や周辺機器を製作し、提供する企業が属する業界になります。例えばキーボードやマウスの制作・販売などもハードウェア業界として分類され、制作や開発に関する技術を持った方が大きくかかわる職種です。また、パソコン関連の製品以外にもゲーム機やスマートフォンなどを制作する会社もこの業界に当てはまります。

ソフトウェア業界

パソコンやスマートフォンにおいて動作を制御するために必要なプログラムを開発し、提供する企業がこのソフトウェア業界に属します。ソフトウェアには、ハードウェアを動かすための基本ソフトであるOS(オペレーティングシステム)と特定の動作処理を行うアプリケーションソフトがあり、どちらもこのソフトウェア業界が開発、提供を担っています。


世の中のIOT化が進み、ビジネスにおいても様々なソフトウェアサービスが開発されているため、常に変化が激しい業界といえるでしょう。しかし、ニーズが多い為、ビジネスチャンスも豊富にあると捉えることもできる業界となっております。

通信サービス業界

通信サービス業界はテレビや電話・インターネットなどの通信網をサービスとして提供している企業が属しています。また通信に必要な周辺機器やスマートフォンなどのモバイル通信機の販売も行っています。昨今の情報社会では必要不可欠な通信インフラを担っている業界です。 わたしたちが使っている携帯も、「docomo」や「au」など通信サービスを提供している会社のものになります。近年では「格安SIM」も登場し、注目されている業界でもあります。

情報処理サービス業界

情報処理サービス業界は企業がシステムを導入する際に発生するシステム設計・開発、その後の運用・保守など幅広い業務をサービスとして提供しています。この業界で活躍している企業はSIer(システムインテグレーター)とも呼ばれています。また、システムの設計・開発・運用に関わるハードウェア・ソフトウェア業界とも連携が強い業界です。幅広い業務をカバーしている分、より専門的な知識が求められる業界となっています。

IT転職でおすすめの職種

IT業界の中でもおススメの職種はWeb・インターネット業界に属する「Webマーケティング」職です。Webマーケティングとだけ聞いてもわかりづらいと思いますので、仕事内容やお勧めする理由を詳しく解説します。

Webマーケティングの仕事内容

Webマーケティングと言っても幅広い仕事を担当します。ハードウェアなどの分野では、エンジニアやプログラミングなど、専門スキルを持っていないと転職が難しいですが、Webマーケティング職には特別な資格は必要ありません。取引先のイメージとしては「自社のサイトからの売り上げを伸ばしたい一般企業」が分かりやすいと思います。Webマーケティング職は近年注目を浴び、求人も増えている職種ではおりますが、まだWebマーケティング担当を自社で抱えている企業はそれほど多くありません。


その為、Webマーケターが取引先企業のWebサイト構築や運用・改善、広告やSNSなど集客にまつわる業務、インターネットを用いたキャンペーンなどありとあらゆる方法を使って施策を講じ、提供します。また、Webマーケティングはすべてデータが数字としてあらわすことができるので、PDCAが回しやすいというメリットがあります。その為、なぜこの数字の結果になったのか、次の売り上げを伸ばすためには何をすればよいのか、新規顧客の獲得の施策は何を打ち出せばよいのか、などをすべて分析し、企業の売り上げ向上に貢献します。

Webマーケティングがおすすめの理由

結論は、「売り上げに直結するから」です。もちろん営業担当者が仕事を取ってこなければ始まりませんが、仕事を受けたうえで「コストを最小化し利益を最大化」するのはマーケティング担当の仕事になります。マーケターの上位職種はプロダクトマネージャーと呼ばれ、エンジニアやマーケター、デザイナーなどすべての専門職を束ねて組織を回していきます。アイデアを形にして、商品・サービスを提供し、企業が掲げた売り上げ目標を達成したときの感覚はWebマーケターだからこそ味わえるものでしょう。上記の理由から、IT業界でマーケティングがおすすめの理由となります。



本記事ではIT分野の中で分類できる5つの業界とその特徴についてご紹介しました。それぞれ役割は違いますが、どの業界も専門的な知識は必要になります。もちろん入社した後でも業界知識に関しては勉強する機会がありますが、今からIT業界に転職を考えている方はあらかじめ本やインターネットなどで学習しておいた方が、後のキャリア構築に役立つことは間違いないでしょう。

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