• 2020/06/17
  • 連載企画
  • キャリアチェンジ体験記

作業療法士から異業種へ。転職したからこそ見つけた、自分の新しい夢【キャリアチェンジ体験記】

  • マーキャリ会員  
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【キャリアチェンジ体験記とは】
働き方改革が施行されたことにより、会社の体制や制度が変わったなんて人も多いと思います。企業も個人も今まで以上にビジネスマンのキャリア展望に目が向けられている中、マーキャリ会員によるキャリアチェンジに伴った体験談をシリーズものとして連載していくのが本企画です。

今まさに自身の今後のビジネスライフに向けて働き方を変える動きをしている方もまだキャリアプランが漠然としている方も参考になる内容になっておりますので是非ご覧ください。

今回の記事投稿者:高橋慶香さん
⇒高橋慶香さんのバイオグラフィはこちらをクリック

自己紹介

はじめまして。現在2児の子育てをしながら、コワーキングスペースでパートとして働いている髙橋と申します。パート勤務の他には、副業として、クラウドソーシングでのライター業、高齢者向けにネイルケアを行う福祉ネイリストとしての仕事も行っております。元は作業療法士として医療福祉の現場で働いていた私が、今、このような働き方に変化した経緯と想いをお伝えしたいと思います。

キャリアチェンジまでの流れ

私は、夫と結婚し、子どもを出産するまでは作業療法士としてフルタイムで働いていました。夫は転勤族で、一人目の出産前日に別の地域への転勤が伝えられました。誰も知り合いのいない初めての土地での育児が始まり、しばらくは仕事に就くことができませんでした。専業主婦をしている間に2人目も出産し、1年半ほど経った時、「私はやっぱり働きたい」と思うようになりました。家事育児と仕事を両立することができるか不安たっぷりではありましたが、就活を始めることにしました。

しかし、保育園待機児童問題の壁にぶち当たり、作業療法士としての求人はたくさんあっても、仕事に就くことはできませんでした。そんな時、友人から紹介された現職場であるコワーキングスペースで、パートとして子連れ出勤を了承し、雇っていただけることになりました。
副業で行っているライター業も、福祉ネイリストとしての活動も、現職場での出会いがきっかけとなって始めるに至りました。

なぜキャリアチェンジしようと思ったか

作業療法士の仕事はとても好きで、私の軸となっています。しかし、元々作業療法士以外の仕事もしてみたいという願望があり、他の仕事で経験したことが必ず作業療法士の仕事に活かせると考えていました。夫と結婚し、転勤で現在の状況に置かれた時、今がそのチャンスだと思いました。

元のキャリアスキル・元々持っていたスキルを次のキャリアにどう活かせたか

現在のコワーキングスペースの業務では、受付対応や事務、雇用対策(特に女性向け)関連事業に携わらせて頂いています。作業療法士として、患者さんやスタッフと絶えずコミュニケーションを図っていたことや何事においても作業分析をしたり、就労支援に関しても学んできました。どちらにおいても対象は異なるとしても、接し方や支援方法を検討していく過程は活かせる部分が多くありました。

副業として行っているライター業に関しても、今まで学び・経験してきた医療福祉に関する記事を主に書かせて頂いております。自分がまさかWebの記事を作成できるとは予想していませんでしたが、今の働き方を始め、仕事や自分の可能性を見つけられたことで、今までのすべての経験を活かすことができていると感じます。

キャリアチェンジで最初大変だったこと

医療職で割と狭い中で仕事をしてきたので、恥ずかしながら一般的なビジネススキルやパソコンスキルが足りず、苦労しました。パソコンスキルに関しては、文字の打ち込みや簡単な操作は可能でしたが、表管理やイベント企画運営に必要なツールの利用に関して、「わからないことがわからない」状態でした。

また、劇的に以前の仕事環境と異なったことは、子連れ出勤をしていたということです。

はじめ、新しく覚えることの多い業務の中で、子どもを連れて、様子を見ながら業務をこなしていくことの大変さを痛感するとともに、周囲のスタッフや利用者の方に迷惑がかかっているのではないかという罪悪感で、精神的負担となっていました。

しかし、そう考えていたのは私だけで、周囲の人たちは、子どものいる環境を良く理解してくれていました。徐々に、子どもと共に私自身も、子どもがいる環境でどうしたら仕事もバランスよくできるかという感覚がつかめて、私は子育てにおいても、一人で抱え込むのではなく、周りの人に適度に頼って子どもと共に子育てを楽しむということができるようになりました。

成果を出せたこと

現在の新しい職場では、決まった仕事があるということではなく、スタッフや利用者の方とコミュニケーションをとっていく中で、自分でこの職場が・このまちが、より良くなるためにはどうすればよいかを考えて動くことが求められました。パソコンスキルが乏しい私にも、一つ一つ丁寧に教えてくれるスタッフのいる良い環境で、私は「就労に対する女性支援」の企画を提案し、実際に実施することができました。私と同じように、子育てをしながらも仕事がしたいと感じている女性たちの話を聞き、就職支援の専門スタッフにも来ていただき、彼女たちが小さな一歩を踏み出すきっかけ作りをすることができました。

成果を出せたことの道筋

上記で述べた成果を出せたことの理由として大きいことは、私自身も子育てをしながら就職するということの現実的壁にぶつかって、悲しい想いや何かを諦めなければならなかった経験をしたけれども、今また別な働き方で新しい経験が得られて充実しているからこそ、同じような女性を支援していきたいと強く思ったからです。そして、その想いをスタッフもまちの課題として一緒に捉えてくれて、企画を運営するということのノウハウを一から教えてくれました。また、短時間パートでスキルの乏しい私をその企画の先頭としてしっかりサポートしてくれたスタッフのおかげで、無事成功することができました。

まとめ

私は、状況として泣く泣くキャリアチェンジをしなければならなくなりました。作業療法士という仕事のキャリアが止まってしまう不安もありました。しかし、それを含めて自分で選んで決めた道。後悔はありませんし、むしろ、キャリアチェンジしたからこそ得られた経験や知識は私の人生においても、作業療法士としてもとても大きい糧となりました。キャリアチェンジをしたことによって、私は作業療法士として新しい夢ができました。

今は、コワーキングスペースでの仕事とは別に、同じ立場のママたちを支援する団体の立ち上げ・運営や、ネイルを用いて福祉施設への訪問ケア、クラウドソーシングでの医療福祉系のWeb記事作成を行っています。それらの活動から、将来は、病院や施設で働く作業療法士ではなく、よりまちやまちの人に寄り添った作業療法士として多世代交流が生まれ、相乗効果がうまれる環境づくりがしたいと考えています。この夢は、私の中でキャリアチャレンジをしなければ発見できなかったことで、今はとてもワクワクしています。

誰でも新しいことを始める時や、環境が変わる時、その選択に迷ったり、不安になったりすると思います。しかし、自分がその方が良いと感じて下した決断であれば、これからの自分には必ず何かしらの糧となるはずです。変化を恐れないで。キャリアチェンジで自分の新しい可能性を見つけてください。

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