• 2020/06/16
  • 連載企画
  • キャリアチェンジ体験記

保育士だった。気付けば異職種チャレンジャーに。【キャリアチェンジ体験記】

  • マーキャリ会員  
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【キャリアチェンジ体験記とは】
働き方改革が施行されたことにより、会社の体制や制度が変わったなんて人も多いと思います。企業も個人も今まで以上にビジネスマンのキャリア展望に目が向けられている中、マーキャリ会員によるキャリアチェンジに伴った体験談をシリーズものとして連載していくのが本企画です。

今まさに自身の今後のビジネスライフに向けて働き方を変える動きをしている方もまだキャリアプランが漠然としている方も参考になる内容になっておりますので是非ご覧ください。

今回の記事投稿者:小林史織さん
⇒小林史織さんのバイオグラフィはこちらをクリック

自己紹介

はじめまして、小林史織と申します。現在27歳です。私は、大幅なキャリアチェンジをした経験が3度あります。キャリアチェンジが難しいと思っている方も多いでしょう。確かに、職種によってはハードルが高い事もあります。しかし、私の経験からあえて難しいという印象を撤廃させて下さい。

キャリアチェンジの流れ

私は、3度のキャリアチェンジ経験があります。
1度目は保育から営業、2度目は営業からプログラマー(SE)、3度目はプログラマーから現在のライターです。

保育から営業へのキャリアチェンジ

新社会人で保育にすすむが退職→接客業のスキルを活かして営業職へチャレンジ!
保育士時代は接客業とも言える為、特に頑張った事は私自身の主張を諦めないという事。今思えば反省すべき点も私にはたくさんありました。

営業職から→プログラマーへチャレンジ!

プログラマーへは、未経験である事、SES事業を展開している事を条件に転職活動をしました。今までの常識は使えませんから、新しい世界に踏み出す感覚。プログラマーになるために学習した事はprogateの履修(JavaScriptとPHPまで済み)と、ITパスポート検定を取得の為に学習。GoogleやYahoo、動画配信サイト等のコーディングを理解した辺りで汎用系ソフトウェアの改修担当になりました。

プログラマーから事務、ライターへ転職!現在はライター兼マーケターとして活動中

事務業務はプログラマーをしているときに得たスキルでした。元々私は何もスキルがない状態で働いていたので、いつも私自身に劣等感。何もできない!と思っていたのですが、プログラマーとして働く事でITリテラシーの向上により、PCスキルが大幅にアップ。PCを使う仕事に対して苦手意識が全く無くなりました。そのため、事務からライターへの転職も臆することなく挑戦が出来たのです。

なぜ、そうしようと思ったのか

全てにおいて細々とした理由はありますが、私が転職をしたいと思った大きな理由は「将来、マルチタスクになりたい」、「なんでも出来るようになりたい」という事です。
私が保育士の頃はスキルは殆ど何もありませんでした。あったとしても過程で役立つだけ、お金を得るために出来るスキルはなんですか?と聞かれると返答に困るようなスキルしか持ち合わせていなかったのです。そのため、転職を決意しました。

元のキャリアのスキル

こちらは、箇条書きでまとめさせて頂きますね。
ひとつの企業にいる同世代の方より、多くのスキルを培えたと周りからも評価を受けています。

保育で培われたスキル
協調性、状況判断能力、奉仕の心、表現力、レポート力、保育力、育児に対する理解度と脚力と体力、子供への考え方とかかわり方、嗅覚や触覚と聴覚などの五感、反射神経

営業で培われたスキル

PC入力スキル、客先分析、営業力、ビジネススキル、社会的知識と生きてくための知恵

プログラマーで培われたスキル
自主性、不明点をそのままにせずすぐに聞く事が出来る対話力、情報検索力、プログラミング言語能力、適応能力、臨機応変さ

キャリアチェンジで最初大変だったこと

大変だったことはどの仕事でも言えますが、「今までの常識が通じない事」でしょう。

保育、営業など、どの現場でも必要な知識や常識は変わってきます。
例えば、営業だと「11時半から13時半までの間はどこも昼休憩だから電話は避ける」、保育だと「お電話をかける際は午前か16時過ぎである事」など様々です。
プログラマーにおける常識といえば、「常識に捕らわれない事」でしょう。IT企業は企業にもよりますが、社員の出社が確実ではありません。在宅勤務もあれば出向もあるため、必ず自社に一日中いるわけでもないのです。そういった事情がない限りは、「あれ?この人なんでいないんだ?」というような疑問が生まれる事も慣れるまではありました。

成果をだせたこと

●保育でけんかを一瞬で終わらせる→読み聞かせから子どもを物語に夢中にさせることができた
●接客で売り切らなくてはならないものを半日で完売
●アポイント獲得回数を増やす→契約へ繋げる
●プログラマーとしてPHP、JavaScriptを1か月弱で習得
●マーケターとして、アクセス解析、SEOの観点から分析。問い合わせを5件に増やす事に成功

成果をだせたことの道筋

●保育でけんかを一瞬で終わらせる→読み聞かせから子どもを物語に夢中にさせることができた
→声に空気を含んで、お腹から声を出す事を徹底。それ以外は特にしていません。

●月のノルマを半日で完売
→ファンを作る、売り込むを徹底しました。関わる事を接客の中に取り入れて、売り込み。そういえば~という流れで持っていくと、あっさり売れました!

●アポイント獲得回数を増やす→契約へ繋げる
→コール数はアポイント獲得数と比例すると先輩に教わっていたため、とにかく架電にこだわるだけではなく、売り込む企業の分析も徹底的に行っていました。
ただ売り込んで不発では嫌だったからこその行動でもあります。

●プログラマーとしてPHP、JavaScriptを1か月弱で習得。
→progateを主に使用していましたが、それだけではなく動画サイトのコードをストーカーしていました。それぞれの動画サイトで掲載の仕方が違う事もそこから学びを得ました。

●マーケターとして、アクセス解析、SEOの観点から分析。問い合わせを5件に増やす事に成功
→営業会社で培った分析力をつかって、WEB解析、内容の精査などを行いました。現在はその成果から、細々としたお仕事を頂いています。

まとめ

私は誰よりも転職をしたと思っていますし、それだけ転職の事については詳しいと自負しています。恐らく私の経験を読んでくださった方の中にはここまで転職して大丈夫だったのか?という事もありますよね。全く大丈夫だったとは言えませんが、笑顔である事、私自身のスキルをしっかり売り出す事、学んだことを職務経歴書に明記する事で印象の悪い部分は払拭出来ていました。それに学ぶ事がないと悟った企業にいても、これからの自分に意味がないと私は思います。

私自身を磨くために周りを恐れるなかれ、私自身のために生きるべしと自分に言い聞かせていました。
だからこそ、今「キャリアチェンジ」を考えている人には聞きたい事があります。
1度きりの人生を、悩んで諦めてを繰り返すだけにしますか?それとも、挑戦しますか?
年齢、条件が関係ある業種ももちろんあります。プログラマーやSE、デザイナーなど確かに20代限定、30代前半限定など転職サイトの募集段階でそう限定しているものもあるでしょう。
しかし、それは転職市場と一部の企業でそう限定しているだけであってそれ以外の企業は限定していません。挑戦してほしいのに来ないといった企業も中にはあります。まずは限定されているのかどうか調べてみましょう。1度きりの人生です。有意義にやりたい職に就いて、生き甲斐がある人生にしませんか?

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