• 2020/06/12
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コミュニティマネージャーはSNS社会に生まれた新しい職種! 仕事内容を解説します

  • マーキャリ 編集部
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アメリカをはじめ海外でにわかに注目を集めている「コミュニティマネージャー」という新しい職種をご存じでしょうか。主にソーシャルメディア関連の企業で活躍し、日本でもコミュニティマネージャーを置く企業が増えてきています。


この記事では今後ますます企業活動において重要になると予想されるコミュニティマネージャーについて、詳しい仕事内容を解説しています。まだまだ新しい役職のため企業によってその役割が異なることも多いですが、コミュニティマネージャーの概要としてぜひ参考にしてください。

コミュニティマネージャーとは

コミュニティマネージャーとは、その名のとおりコミュニティをマネジメントすることが仕事です。ここでいうコミュニティとは、オンラインやオフラインの片方ではなく両方を指しますが、コミュニティマネージャーの役割としては、オンラインコミュニティについて管理をすることというのが主流です。


オンラインコミュニティと聞くと、会員制の有料サービスのようなものをイメージするかもしれませんが、そのようなプライベート型のものだけでなく、企業のFacebookやTwitterといった誰でも見ることができるようなオープン型のコミュニティもここには含まれます。

コミュニティマネージャーの役割

まだまだ新しい職種ということもあり、コミュニティマネージャーの仕事に関してはきちんと定まっていない企業も多いです。コミュニティに広く携わるため、特定の分野が得意、または何か資格を持っていればよいというわけでもありません。コミュニティをより良いものにするために幅広い対応が求められます。


ソーシャルメディア関連の企業で働くコミュニティマネージャーには大きく分けて戦略型と実務型の2パターンがあります。戦略型は、その名の通りコミュニティの発展のために長期的な視野で企画や試作を立案していき、実務型はSNSを活用して自社の製品やサービスをアピールしたり、顧客と企業が交流する場を提供・運営したりすることでコミュ二ティの活発にし、自社のファンを増やす活動をします。

コミュニティマネージャーが注目される理由

コミュニティマネージャーは、今までになかった新しい職種です。情報化社会と呼ばれて久しい現代、インターネットやスマートフォンの発展で、いつでもどこでも誰でも膨大な情報を手に入れることができるようになりました。


しかし、あまりにもたくさんの量の情報を一度に手に入れることができる弊害もあります。それは情報の取捨選択が必要であるということ。たくさんの情報がある中で自分にとって必要なものを抽出するのには、非常に時間がかかります。情報の検索が容易になるにつれて、ユーザーはその情報が必要か不要の判断を数えきれないほど求められるようになりました。


情報は多ければ多いほどよいわけではありません。そのような状況で求められるのは、情報の発信者と受け手のつながりです。コミュニティマネージャーは、情報の発信者である企業と、受け手であるユーザーの関係を構築していく職業なのです。

コミュニティマネージャーになるには

コミュニティマネージャーは、日本ではまだまだ認知度が低い職種です。アメリカ生まれの職種のため、外資系の企業などでは好待遇の求人案件があることもありますが、日本企業では専任でコミュニティマネージャーとして働いている人は少ないです。そのため、コミュニティマネージャーという職種で募集がかけられていないことも多く、広報や広告宣伝といったマーケティング部門が同様の役割を担っているパターンが主流です。コミュニティマネージャーは、戦略型と実務型の2パターンのどちらにおいてもマーケティング知識やスキルが重要になるポジションです。


今後注目度は増していく職業ですので、現在コミュニティマネージャーを専任で置いていなくても、将来的に設ける可能性は高いです。コミュニティマネージャーを目指すなら、まずは企業のマーケターなど、マーケティング部門への就職を狙うとよいでしょう。

混同しやすい他の業界のコミュニティマネージャー

コミュニティマネージャーという名前がついた役割がいるのは、ソーシャルメディア関連の企業に限ったものではありません。今回紹介したコミュニティマネージャーと異なる例としては「コワーキングスペースにおけるコミュニティマネージャー」があります。コワーキングスペースは、異なる業種や職業の人が仕事をするために利用する場所です。


コワーキングスペースでのコミュニティマネージャーは、まったくフィールドの異なる人たちの間にコミュニティを形成するために交流会などのイベントを企画・運営する人のこと言います。ソーシャルメディア企業におけるコミュニティマネージャーがオンラインをメインにするのに対して、コワーキングスペースにおけるコミュニティマネージャーは、実際に利用者と対面するオフライン活動が主になります。コワーキングスペースの運営やトラブル防止を担う役割と考えるとよいでしょう。


転職や就職でコミュニティマネージャーを目指す場合には、職種名だけでなく仕事内容もきちんと確認するようにしてください。 

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